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【5月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

ドラゴンズフリークスの皆様ごきげんよう。
先月の14連敗から打撃は好調、投手は改善傾向にあるドラゴンズ2軍。
怪我人も戻りつつあり希望が見え始めた5月の2軍運用を見ていきましょう。

このnoteをアップした今日(5月31日)読んでくれている方のために、フレッシュな情報である本日昇格となった3選手の2軍起用について触れてから本編へ参ります。

・郡司
59打席
キャッチャー:61イニング
レフト:43イニング
山浅が降格してから捕手2人制となり緊急事態はどうするのかひやひやしていたドラゴンズファンは多かったでしょう。
待望の郡司昇格です。
ドラゴンズは郡司を捕手として見ていないのか・・?という声も聞こえつつありましたが安心してください。
今月2軍で一番マスクをかぶったのが郡司です。
サブポジのレフトも43イニング守り準備は万端。

前回1軍帯同時は1打席も与えれれませんでしたが、2軍では結果も残し、スタメンマスク、控え捕手、大島に代わってレフトのスタメン、DH起用、代打起用なんでもござれという状態です。

・鈴木
先発:1登板4.1回
中継ぎ:4登板7.2回
1軍帯同時同様2軍でも「便利屋」と使われていた鈴木。
降格するのが福谷という事もあり先発での起用が予想されます。
代わりにもう1枚先発が上がってきたとしてもロングとして残せますし、とりあえず置いておいて困らない存在だと思います。

・上田
中継ぎ:2登板5回
4月は先発で使われていましたが、4月中旬から登板すらない状態が続いていました。
5月24日に1か月半ぶりの復帰を果たすと、わずか2登板で昇格。
やや不安です。
立ち位置的には橋本の場所でしょうから、まずは信頼を少しづつ積み上げてほしいところ。

それでは本編参ります。
先月に引き続き選手名の背景色で年齢をわかりやすくしてます。
どれくらい若い人が使われてるのかの一つの指針として見てみてください。

1.打順別スタメン数

アキーノが唯一の全試合スタメン。
4番と7番での起用数トップで1軍で使うならこのあたりなのか。
逆に考えると5番6番はビシエド、福永としたいと思っているというのはやや考えすぎか。

ブライトは1.3番でトップ。目指せYs塩見。

2.打席数

鵜飼昇格により育成 樋口がトップに。
ブライト・アキーノ・郡司と1軍で打席を与えられなかったり不調で降格となった面々が先月と比較し打席数を伸ばす。
若手の打席が多くその中で調整中のベテラン、外国人が少しづついるというのがとてもいいバランスだと思います。

3.ポジション別守備イニング数

キャッチャー

ついに郡司がトップ。
5月のスタメンマスクは上旬味谷、下旬郡司という起用がなされており、打撃でも結果を残した郡司が本日(5月31日)昇格。
期待の石橋は復帰までもうすぐとの情報アリ。(小田コーチのインスタより)
来月は山浅と味谷の交互での起用が続くか。

ファースト

年齢が高い選手(青背景の選手)が多いファースト。
長距離砲を置きたいポジションですが石垣・堂上とUT選手が占めている現状。
長打を期待できるレビーラの出場がなかなか増えません。

セカンド

樋口の独占が続くセカンド。

サード

先月に続きがトップ。が、ショートとの出場割合が逆転。
少し違う方向に舵を切ったのかも。

なんと福田がサードを守った試合も。

ショート

龍空降格に伴い、大幅にショートの出場が減った
再昇格して空きができた後もサードと交互の出場が続く。
代わりにいきなり石垣が数字を伸ばす。

レフト

郡司・福元・アキーノの長打を狙える3人で5月全体の3分の2を占めた。
郡司はキャッチャーに続きレフトでもトップ。
1軍でどちらでも出られるように準備はしっかり行われた。
実は昨日(5月30日)レフトでスタメンのブライトは今年あまりレフトを守っていない。

来月は怪我から順調に復帰している福元が出場を伸しそう。

センター

3.4月と一番多く出場していた三好が今月は守備固め、代走での出場がほとんどでした。継続的に出場はしているので怪我ではなさそう?(未確定)
今月はブライトアキーノに出場機会を多く与える計画だったのかも。

ライト

不調が続き降格となったアキーノが約半分を占めました。
DHがある交流戦でも昇格しなかったことを考えると、まだまだ打撃の形が定まっていないのか。細川が落ちてくるタイミングまでに調子を上げたい。
もちろん細川がこのまま駆け抜けてくれればそれ以上の事はありません。

DH(スタメン数)

先月同様DHは外国人をもうひとりスタメンで使いたいという場として使われました。

4.先発投手

ローテーション

先発要員不足により先月の垣越に続き加藤翼先発という緊急事態が発生。
しかし松葉降格、梅津復帰により一度の登板で抑えることができました。
軸となっているのは松木平・岡野
梅津は復帰してきて順調に登板毎にイニング数を伸ばしています。
そしてついに根尾が先発のベールを脱ぎました。
仲地の怪我は心配ですが、重くはなさそうですし、復帰してこれば根尾・梅津・仲地・松木平と楽しみな若手先発陣が揃います。
新外国人メヒア獲得によりさらに2軍のローテもゆとりを持てるようになっていくことでしょう。

森山は1ヵ月登板ありませんが怪我でしょうか。疲労を考慮してでしょうか。
高卒1年目の4月に中6ローテは彼にとって大変だったでしょう。

5月3日 梅津復帰登板日の第2先発 松木平の登板含む

先月より先発投手のイニング数が少ないのがやや心配な要素(4月は20登板 104.1回)
谷間を埋めてくれている垣越には大拍手。

5.中継ぎ投手

登板数<投球回だったのは先月3人今月5人。
先発のイニング数が少ない代わりに鈴木・上田・福島がロング要員としてイニングを消化させました。
最多登板の福島ではなく1か月以上登板が空いた後たった2登板の上田が昇格したのが気になるポイント。
福島はまだまだ昇格できるフェーズではないということでしょう。

石森・アルバレスが登板数を増やし、中継ぎは数だけ見ればまだまだ潤沢。

支配下はいつされるのか?という段階の松山は今月もクローザ―起用。
3連投も経験しました。


先発投手にも言えますが回途中での交代(○.2回とか○.1回)が多く1イニング投げ切らせない事象が目立ちます。

これは1軍でもよく見る光景で中継ぎの負担増に繋がっています。

MLBではワンポイント規制。日本一に輝いたオリックス中嶋監督は左右関係なく1イニング投げ切る投手を求めたりと、このトレンドはしばらく続くでしょう。
2軍の投手成績がダントツで悪いドラゴンズ、チーム方針なのかはわかりませんが1人1イニング最後まで投げ切る力をつけてほしいところです。

今月はここまで。
また来月お会いしましょう。

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データ引用:スポナビ 野球速報

見出し画像は下記画像を使用しました。
Cake6, CC BY-SA 3.0 , ウィキメディア・コモンズ経由で
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Nagoya_Baseball_Stadium_05.jpg


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