2023年12月の記事一覧
カープダイアリー第8479話「限りなく透明に近いドジャーブルー…染まる時、日本最強は世界最強となり、そして大谷翔平は…」(2023年12月31日)
2023年大晦日。TBS系、午後5時からの生番組「WBC・ザファイナル」を“紅白そっちのけ”で視聴した人はどれくらいいるだろうか。 過去のWBC大会をなぞったあと、午後6時を回って栗山ジャパンの話になり、宮崎キャンプでのダルビッシュ有を中心にVTRは進んで行く。 これまで栗山英樹さんに関する特番も、NHKなどが数多く放送してきた。そのチーム作りの軸になったのはダルビッシュ有。指揮官のそんな思いを、TBSも年内最後の6時間45分の長尺特番に込めたのだろう。 日本時間の12
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憧れてもらえる人にきっとなれる!「日本のエース」山本投手がドジャース入団会見。12年463億円の巨額契約。オリックスドラ4からの成功物語
目標は「憧れてもらえる選手になること」。オリックスからポスティングシステムでロサンゼルス・ドジャースに移籍が決まった山本由伸投手(25)が入団会見を行った。契約額は12年で総額3億2500万ドル(約463億円)と巨額だ。甲子園出場なしの高卒選手がオリックスにドラフト4位で入団してからの成功物語。山本投手は夢を与える存在となった。 「日本のエース」が海を渡って、野球の最高峰メジャーリーグで戦うことに。選んだチームは伝統球団のドジャース。毎年のようにポストシーズンを戦う強豪チー
カープダイアリー第8476話「限りなく透明に近いドジャーブルー、新たな18番で日本最強が、世界最強だと証明してくれ」(2023年12月28日)
2008年4月4日(現地時間)、アメリカ西海岸最大の軍事都市、サンディエゴ市にあるペトコ・パークのマウンドに、ドジャーブルー18番をつけた日本人投手が上がった。広島育ちの剛腕は、メジャーデビュー戦で初勝利を掴んだ。 2016年4月6日、また広島育ちの右腕が同じマウンドに上がった。 1シーズンではあったが、前年(2015年)に「剛腕」の何たるかを、日南や沖縄キャンプのブルペン、あるいはマツダスタジアムのブルペンで目の当りにして、尊敬する「黒田さん」にその背中を押された前田健
カープダイアリー第8478話「限りなく透明に近いドジャーブルー、左並べた打線vs山本由伸…8回101球8三振の衝撃」(2023年12月30日)
山本由伸の日本国内での移籍会見が大阪市内のホテルであった。その模様はオリックス・バファローズ球団公式YouTubeでも配信された。 会見の中で、“らしい”発言がいくつもあった。 「高みを目指して、向上心をすごく大切にしています」 「ほんとにプロ1年目から取組みは変わっていないですし、やっていることは全部同じなので、そこをしっかり頑張るだけです」 「この7年間、オリックスという球団でプレーできて、ほんとに成長できた7年間でしたし、オリックスだからここまでこれた、というと
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不思議な縁が人を育てる。オリックス・山本投手がドジャースと契約合意。「あの時」の縁がなかったら、日本のエースとなっていただろうか
不思議な縁が人を育てる。今や日本のエースとも言われるオリックスの山本由伸投手(25)。ロサンゼルス・ドジャースと12年総額3億2500万ドル(約463億円)の契約に合意したという。「あの時」の縁がなかったら、今のような成長曲線を描いていただろうか。不思議な縁続きは、必然だったのか偶然だったのか。山本投手にも分からないかもしれない。 山本投手は宮崎・都城高校卒。甲子園には一度も出場経験がなかった。全国的には無名の存在と言えた。「あの時」の縁がなかったら、いきなりのプロ行きはな