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プロ野球 記事まとめ

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2023年4月の記事一覧

雄平(元ヤクルト)ドラフト答え合わせインタビュー公開!【前編】2つ同時は僕には無理です。野手でやることは考えてなかったので。

絶賛発売中の『別冊野球太郎ドラフト答え合わせ1998-2022〈増補改定・完全保存版〉』では、NPB現役から離れた6名のインタビューを行いました。 嶋基宏(元楽天、ヤクルト)、坂口智隆(元近鉄、オリックス、ヤクルト)、内海哲也(元巨人、西武) 白濱裕太(元広島)、寺島成輝(元ヤクルト)、吉持亮汰(元楽天) アマチュア時代から取り上げてきたからこそできる、内容の濃い、プロ生活を振り返る「ドラフト答え合わせインタビュー」ができました。 が、それ以前にも一度同じ趣旨のインタビューを

【CLE】Hunter Gaddisの今後を考えてみる

 お疲れ様です。いつも読んでいただきありがとうございます。Windiansです。最近のガーディアンズは、不安定な戦いを続けながら地区2位を堅守しています。開幕前に「今年も地区優勝だ!」「希望しかない!」と盛大にポジってからのこれですが、勝率5割ならまだ耐えている方だと思います。他地区は見なかったことにしましょう😤  今回は、Hunter Gaddisという投手の紹介をします。去年メジャーデビューを果たしましたが、恐らくほとんどのMLBファンの方には馴染みのない選手だと思いま

【WBC・侍ジャパンメンバーのあの頃】平安・原田英彦監督は高橋奎二を不安だらけでプロに送り出した……

WBCことワールド・ベースボール・クラシックで日本一に輝いた侍ジャパン。その流れで、NPBの試合で見たり、一球速報を追ったりする際に、各選手のバックボーンを知っていると、よりおもしろく、より愛着を持てるはず! そんな選手の背景がわかる『野球太郎』の過去記事を公開します。 今回は高橋奎二(ヤクルト)をご紹介。若くしてヤクルトの先発を支えるサウスポー。高校時代から10キロ球速アップし、立派な侍ジャパンの一員になりました。 ただ、センバツ優勝に貢献し、3位と上位指名も、龍谷大平安

開幕から1カ月…投手陣の調子が続かないのは当然…投手出身だからこその采配の狂い 横浜~ベイスターズ5回戦~

登録 D・ピーターズ投手 抹消 尾仲祐哉投手(再登録5/7以降) 横浜 ベイスターズ5回戦 17:45 S 0010301100 6 B 0000051001×7 (延長10回) ベイスターズ1勝4敗 勝三嶋2勝 負大西1勝1敗 H清水10H 本塁打 中村1号(2回・平良・中スラ)サンタナ2号(5回・平良・中スト) 盗塁  失策 牧(4回・二安1塁悪送球) 盗塁死 走塁死 暴投 捕逸  ピーターズ 5回1/3 6安打 2奪三振 0四死球 4失点 自責点4  星 2/3 

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ベイスターズ観戦体験を経てJリーグに還元できる点

先日、初めて横浜DeNAベイスターズの試合を見に行く機会があった。試合は劇的な展開でベイスターズが勝利しとても楽しい時間となったが、その中でJリーグではあまり見られない魅力を見つけたのでいくつか紹介したい。 試合概要観戦したのは、4/27(木)DeNAvsヤクルトの一戦。前半戦はヤクルトが5回までに2本のHRを打つなど一方的な試合展開となっていたが、6回裏に牧の3ランHRでDeNAが逆転すると、その後同点に追いつかれては突き放すという接戦を繰り広げ、6-6で9回を終える。そ

巨人は何故、大城一人に捕手を固定するのか

4月最後のゲーム、広島戦でビーディが火だるまになり、以後登板する投手全員が失点。 打線は何とか4点をとりましたが、相変わらずの大味なゲームをしています。

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横浜スタジアムの裏側に行ってきた

先日、Twitterを眺めていたら誕生日で有休をとるつもりだった日に横浜スタジアムの見学ツアーをやると知る。 何を隠そう、高校時代にくじ運良く1回戦から横浜スタジアムを引き当て引退試合をやったという過去があるのだが、その時はブルペンや室内練習場には入れなかったので、これはいい機会と思い、早速申し込んだ。 まず最初は、球団OBとのウォーミングアップ。 猫背になりがちな現代人むけとして胸郭周りのストレッチや、いろんなステップで体をほぐす。 みんなで体を動かした事によって参加者の

中軸が機能してルーキーの吉村投手が初勝利でスワローズは連敗ストップ

改めて「にほんブログ村」に登録したのでクリックいただけると幸いです。 現在までのセ・リーグはベイスターズが2位に3ゲーム差を付け、スタートダッシュに成功した格好である。だが、個人的にはセ・リーグで高く評価しているのはタイガースであり、贔屓チームのスワローズの立ち位置を見る際に比較対象としている。 今日の試合ではスワローズ打線の中軸が機能して全打点を挙げた。そして、先発したルーキーの吉村投手がプロ初勝利を手にし、スワローズは連敗をストップした。個人的には高く評価をするタイガ

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プロ野球2023シーズンVTuberどれだけいるのか

今年はWBCで日本が世界一になりNPBも盛り上がっています その中で球団推しされているVTuberご紹介します ヤクルトスワローズ 剣持刀也 モイラ 緋崎ガンマ ローズ・スイング この子は今年3月にデビューされた応援放送もしてるREALITY Studios所属 横浜DeNAベイスターズ 社築 天開司 夕刻ロベル 青海一星(おうみいっせい) 個人勢、VPL公認選手 応援放送や麻雀がメイン 阪神タイガース カナメ 虎純しょう VPL公認選手 個人勢 プロセカと麻雀が

小郷裕哉キャリア初の5番スタメンについて

昨日の小郷裕哉キャリア初の5番スタメン起用について、備忘録を記しておきたい。 クリーンアップでのスタメンは2020年11/7西武戦の3番以来2度目だった。 相手先発は左腕の和田毅なのに、なぜ左打者の小郷が打線の中軸で先発起用されたのか? 石井一久監督ら楽天ベンチがどんな思想で決断したのかはわからない。 わからないが、小郷vs和田の通算対戦成績が4打数3安打と好相性だったこともあるだろう。 付け加えて、じつは小郷は右投手よりも左投手を得意にしているフシがあること。 こ

【WBC・侍ジャパンメンバーのあの頃】神奈川ナンバーワンプレーヤー・牧! 打てば本塁打、ベンチにいてもムードメーカーで大活躍の牧秀悟は大学時代につくられた

WBCことワールド・ベースボール・クラシックで日本一に輝いた侍ジャパン。その流れで、NPBの試合で見たり、一球速報を追ったりする際に、各選手のバックボーンを知っていると、よりおもしろく、より愛着を持てるはず! そんな選手の背景がわかる『野球太郎』の過去記事を公開します。 今回は牧秀悟(DeNA)をご紹介。勝負強く、ホームランも打てる。いまやDeNAの立派な4番。今回のWBCでは2本塁打でプレーでも存在感、試合に出ずとも、サヨナラの場面、優勝の場面でベンチからのスタートダッシ

劇的サヨナラ勝利でヤクルトに3連勝

お断り 今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 ヘッドスライディング2連発でチームに勢い TJ手術から復帰した平良が先発だったベイスターズ。平良は5回までに2本塁打されて4失点でマウンドを降ります。一方打線はヤクルトの新外国人左腕ピーターズに翻弄され、4回まで零封されます。5回に一死1,2塁の場面で4試合連続スタメンか

【試合感想文】 4/27楽天3-5ソフトバンク:可視化される置きにいった球の正体

4年ぶりに帰ってきた画期的サービス今シーズンのソフトバンク主催中継の楽しみの1つは「1球ごとの回転数の表示」、ホームランなどのときの「打球速度、打球角度、飛距離の紹介」が帰ってきたこと。ここに尽きる。 このサービスは2019年に始まった。 しかし翌年からコロナ禍に見舞われてから実施されなくなってしまった。おそらく感染防止のため中継クルーの人員削減が行われた結果、そこまで手がまわらなかったと思われる。 コロナもようやく落ち着き、今年3/13からマスクの着用は個人の判断に委

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人は生まれ変われる!かつては守護神。ソフトバンク・森投手がプロ10年目、465試合目で先発初勝利。プロ野球で最も遅い記録

この投手が誰にも踏み荒らされていない先発マウンドに立つのは不思議な感じがする。それでも、これが彼にとっての日常となりそうだ。ソフトバンクの森唯斗投手(31)がプロ10年目、465試合目にして先発初勝利をつかんだ。プロ野球史上最も遅い先発初白星。これまでのイメージを覆して、新たな姿を見せ続けてくれるだろう。 リリーフ投手としてプロ生活を送ってきた森投手。守護神として通算127セーブを挙げ、2018年にはセーブ王に輝いた。ブルペンからマウンドへ。このイメージが森投手に定着してい