言葉と言葉が出会う時。#十六夜短歌
君の声に自分の声を重ねてもいいのかな。
隣りに眠る君の呼吸をまねしたいんだ。
秋のこと、夏よりも好きなくせに
夏が去って行って寂しいとか平気で
行ってしまうきみがすきなのだけど。
わたしのハンドルネームだけを知ってる
きみはわたしのほんとうの名前が夏だと
いうことを知らない。
八月がやるせない雨でおわってゆく。
遠い昔訪れていた恵比寿あたりにつく迄
はじめて湾岸線から東京の街を俯瞰した
ことがあった。
ぐるぐるとうずまくような高速道路を
走っていると、身体がいつのまにこん