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PM 記事まとめ

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PM(プロダクトマネジャー、プロジェクトマネジャー)の記事をピックアップする公式マガジンです。#PM、#PdM、#プロジェクトマネジャー、#プロダクトマネジャーのハッシュタグをつ… もっと読む
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#ビジネス

PM業界の発展に向けて~ビジネス職のPMへの道~

 こんにちは、estieでVP of Productsを担っております、takuya__kuboです。 普段はestieのコーポレートブログへの投稿が多いことから、noteの記事は本当に久しぶりになってしましました。今日は、ひとりのPMとして本記事を書きたいと思っています。 冒頭に少し宣伝 「ひとりのPMとして本記事を書く」といいながらなのですが、少しだけ宣伝をさせていただきます。私が属しているestieは、商業用不動産領域のDXやIXを支援し、複数のプロダクトで産業を変

UI・ビジュアルデザイナー向け プロダクトマネジメントに踏み出す「はじめの一歩」

こんにちは、株式会社MutureのUIデザイナーらいです。 早いもので気づけば今年もあと少しですね。私の体感、師が世界新記録で爆走してます。 そんな年末、ひょんなきっかけからMutureとクライアントであるマルイの皆さんの有志で月の後半アドベントカレンダーを実施することになりました!この記事もそのうちの一つです。 📕マガジンはこちら Muture公式X(旧Twitter)のスレッドでも随時紹介しています。 マルイのDX推進担当者からMutureのPdMまでさまざまなメ

「作らない、作らせない」ことがプロダクトマネージャーの最大の価値なんじゃないかという話

こんにちは、井澤です。 最近行った九份とは全く関係のない記事を書きます。 現在私はフリーランスで主にPdM(プロダクトマネージャー)として、様々な企業様に関わらせていただいております。 PdMとしては2017年よりオープンワーク(旧Vorkers)で勤めてる時代からtoBやtoC色々と経験してきましたが、結局PdMの価値ってなんなのっていうと今自分はこう思うわけです。 作らない、作らせない モノやサービスを作るためにPdMっているんじゃないの?って思うかもしれませんが、

プロダクト解体新書 - Clubhouseの栄光と失墜

彗星の如く現れ、消えていったClubhouseかつては1億人のユーザーを抱え、40億ドル(≒ 5600億円)の評価額をつけ、シリコンバレーのトップVC、Andreesen Horowitz (a16z)の大胆な賭けを受けたClubhouse(以下CHと略)。これらすべては、CHの立ち上げからわずか1年で実現した。しかし、今CHのアプリを手元に残している人がどれだけいるだろうか?なぜa16zのソーシャルオーディオへの大胆な賭けが失敗したのか、そこからみなさんのプロダクト作りに

こんな発言をしたらバカにされるのでは・・・?のメンタルを克服する

誰しも発言をためらってしまうことはあるプロダクトマネージャー(以下PM)はその立場上様々な人から意見を求められるし、逆に自分も口を挟まなければいけない時がある。しかし、まだPM経験が浅いと、「こんな発言して大丈夫だろうか・・?」とか「自分が聞こうとしてる質問、陳腐すぎないか・・?」などなど、発言することをためらってしまう事が多い。何を隠そう、自分がPM駆け出しのころがそうだった。 100%ネイティブの環境で周りはPM経験者ばかり。そんな中、自分は駆け出しPMとして常に周り

事業立ち上げを成功させるコツは「ギリギリまで開発しない」こと

僕は「スタートアップを量産する会社」を運営しています。 この2年弱で20ほどの事業に取り組んできました。そのうち3つの事業は法人化し、軌道に乗っています。 事業を立ち上げまくるなかで、気づいたことがあります。 それは「ギリギリまでプロダクト開発をしないこと」が、事業を成功させるいちばんのポイントだということ。 「まあそうだよね」と思うかもしれません。だけどいざ当事者になると、思いつきのアイデアでいきなりプロダクトを作ってしまったりするんです。結局、ニーズを掴めていない

たった半年で「町工場向けSaaS」を立ち上げ、内諾100件で法人化するまでの話

去年の夏ごろ、いつものように会議をしていると、元キーエンスのメンバーがこんな話をしてくれました。 「僕、前職の営業でいろんな町工場を回ってたんすけど、図面がめちゃくちゃバラバラに、紙とかPDFで管理されてて。一回探しに行ったら20分、30分も戻ってこないことがけっこうあったんです」 「なんとかできないのかなって、ずっと思ってたんですよね」 そんな言葉から今回の事業はスタートしました。 それから半年ほどでサービスを開発・法人化し、導入社数はすでに200社近く。新規事業と

ユーザーに「いくら払いますか?」と聞いていませんか?〜プロダクト価格戦略ガイド

ChatGPTによる要約 価格戦略は、Product-Market Fit (PMF) を理解すること関係している 顧客に与える価値を深く理解することで効果的な価格設定ができる ユーザーインタビューでは、代替手段の体験をもとに価格範囲を聞き出す 適正価格は市場に出して初めてわかる。価値に基づいた継続的な分析が必要 定期的な価格変更は、ユーザーの行動や市場の状況を反映し、企業の競争力と収益性を維持するために重要 前提 価格設定には汎用的な計算式はなく、製品、市場、

顧客を絞れば、課題が見える

こんにちは。プロダクトマネージャーのたけまさです。 先日Flyleさんのイベント"深いドメイン知識が求められる製品で、PMは顧客ニーズの発見にどう向き合ったか?"の登壇内容の要約記事です。 ターゲットはスタートアップや新規事業に関わる方を想定しています。 BtoB事業は事業開発やプロダクトマネージャーが、事業ドメインのエキスパートであることは稀です。自分が利用者にならない領域で顧客理解、課題探索、解決策の提供をどのように行うのか?というテーマです。 本日のコアメッセージ

建材業界で新規事業を立ち上げて、8ヶ月で「業界シェア80%」をとれた理由

ぼくは「スタートアップを量産する会社」を運営しています。 事業をバンバン立ち上げて、PDCAを回しまくって、うまくいったものだけを法人化する。「スタートアップファクトリー」とよばれる、日本ではまだ珍しいビジネスモデルです。 かつてヘンリーフォードが「T型フォード」によって自動車を大量生産したように、事業立ち上げのプロセスを「型」にして、起業に再現性をもたせる。 まるで工場のように、革新的な「会社」が次々に生まれていくーー。 それがぼくらの目指す世界です。 「そんなに

B2Cプロダクトローンチ後のやるべき集客チェックリスト30

 B2Cの個人開発やアプリ起業でMVPを作った後、世間にプロダクトをローンチしますが、「集客や認知度を上げるために何をやればいいかわからない」という悩み事があります。  特にエンジニアやマーケティング経験の薄いBiz系の人間だとプロダクトの性質に合わせたマーケティングへの勘所はあんまりないかなと思います。  私も直近で、ビジネススキルの独学ができるDactyというサービスをローンチしましたが、自分が開発もやっていることもあり、あまりマーケティングができていませんでしたので、自

ファネルを科学する。コホートを駆使して事業解像度を高める「シン・ザ・モデル」

1. はじめにどうも、すべての経済活動をデジタル化したい、LayerXの牧迫(@35_mki)です。法人支出管理SaaS「バクラク」シリーズを提供しているバクラク事業部で事業部長を務めております。 今回は、昨年2021年1月から提供している「バクラク」シリーズの裏側を「事業目線で」お伝えできればと思います。 タイトルが流行りに乗っかっただけ感があるですが(笑)、バクラク事業部も「THE MODEL」的なファンクションで成り立っており、先人の知見に積極的に載っからせて頂いて

優れたプロダクトマネージャーのなり方・役割・スキルをプロPdMが考えてみた

ある企業でCPOを担っている人とお茶をしたときに、プロダクトマネージャー(以下PdM)こんな会話がありました。 CPOさん:「いまどこの会社もPdM不足だけど、なんでこんな不足してるんですかね?下手したらエンジニアより不足してそう。」 私:「PdMってキャリアの中で自然発生しないからじゃないですかね?営業とマーケティング、そしてエンジニアの仕事だけしていてもPdMになれないじゃないですか。」 そう、PdMって人のキャリアのどこかでえいや!とチャレンジする機会がない限り、

新しいプロダクトにジョインしたらやるべき5つのこと

こんにちは。おなつです。 最近CS職からディレクター職にジョブチェンジをし、担当プロダクトもガラッと変わったところです。 振り返ると今まで、3つのIT企業と、5つのプロダクトと、1つのヨガに関わってきました。(実は新卒ではヨガのインストラクターだったのです。) そこで今回は、そんなわたしの私見から、新規のプロダクトにジョインする際に"はじめに把握すべきこと"のセットをまとめてみました。 はじめに把握すべき5つの項目1.収支とビジネスモデル ・顧客と事業主を中心としたお