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PM 記事まとめ

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PM(プロダクトマネジャー、プロジェクトマネジャー)の記事をピックアップする公式マガジンです。#PM、#PdM、#プロジェクトマネジャー、#プロダクトマネジャーのハッシュタグをつ…
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記事一覧

戦略的意図をマスターする : ビジョンから具体的アクションまでの全プロセス

前職と現職でプロダクト戦略を複数回立案してきた経験を元に、自身がどのようにプロダクト戦略を捉えて、どういうプロセスで進行し、どうとりまとめているのかについてのノウハウを、少しずつ書いていこうかなと思っています。今回はその記念すべき第一回として書籍「プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける」で説明されている戦略的意図について Deep Dive してみたいと思います。 想定読者とこの記事から学べること想定読者: 企業戦略やプロダクト開発に関わるリーダー

駄菓子屋を支えるプロダクトマネジメント 〜 「かるちべ堂」1ヶ月の振り返り 〜

2024年8月1日、駄菓子屋「かるちべ堂」をめでたくオープンしました! こんにちは! 株式会社 cultivate 代表取締役 エンジニア 駄菓子屋「Quiz & Snack かるちべ堂」店主 株式会社チッピー プロダクトマネージャ の、永嶋です。最近は 駄菓子屋PM として活動しております。 は??? ってなってる方も多いかもしれないですが、今日は、かるちべ堂のオープンしてから1ヶ月の話をさせてください。 前回の note はこれです。もう5ヶ月前・・・! い

働きたくない人の脳内

これは私が普段いかに労働から逃げているかを示すものです。 前提となる考え方私は働きたくない。実際には仕事にやりがいを見出すこともあるので必ずしも働きたくないわけではないが、基本的には常に働きたくないと言っている。 ことプロダクト開発になるとこの傾向は顕著で、「何も作りたくない」「何も作らずにお金を稼ぎたい」などとよく言っている。プロダクトは作った瞬間に負債になる。世の中は絶えず変化・進化していくので、作った瞬間から陳腐化が始まる。それを防ぐために継続的なメンテナンスや改善

プロダクトを「小さく作る」とはどういうことか

私がプロダクトマネージャーとしてコネヒトで学んだことの中に「小さく作る」という考え方があります。 コネヒトでは、チームに要求を伝えた後に「どうやったら小さく作れるだろう?」という会話が飛び交うことが多々あります。 今回は「小さく作る」について、向き合ってみたいと思います。 なぜ小さく作る必要があるのかなぜ小さく作る必要があるのか、それは「ムダなものをつくらない」ためだと思っています。 私が大事にしている「ユーザーインタビュー」も同じ目的で実施しています。 ユーザーイン

一年でプロダクト数が1→5へ。ある新規プロダクト立ち上げの裏側 (PM視点の4つの学び)

はじめにはじめまして!カミナシでPMをしている、かもしー🦆です。 先日プレスリリースを出しましたが、カミナシは「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」というミッションのもと「まるごと現場DX構想」を掲げており、マルチプロダクト化を進めています。 これまで製品は1つだけでしたが、2024年度中に計5製品のラインナップを予定しており、現在その仕込みを進めています。 そのうちの一つとして、2023年からある新規プロダクトの立ち上げを開始し、チーム一丸となって進めてきました。 そ

不確実なまま前に進む

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 最近『エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」』という本を読みました。不確実性に溢れる世界でうまくいった起業家たちはどのように意思決定しているか、を研究してまとめた書籍です。 この本を読みながら自分は不確実性とどう向き合っているかな?と考えたので、整理を兼ねてnoteに書きます。書評ではなく私個人の考えを書いていきます。 ↓本の内容が気になる方はこちらのnoteが詳しいです プ

PMと開発チームで解決策の手戻りを防ぐ、松竹梅フレームのススメ

こんにちは、プロダクトマネージャーのたけまさです。 この記事は「SmartHRのプロダクトマネージャー全員でブログ書く2024」への参加記事です。25人が持ち回りで毎週記事を投稿します。ぜひご覧ください! 今回は「プロダクト開発で手戻りを防ぐ松竹梅フレーム」を紹介します。昔一緒に働いていたエンジニアが、私との会話でよく使ってくれていたものを型にしました。この方との仕事は認識齟齬や手戻りがなく、とてもスピード感のあるものでした。 この経験をもとに解決策の検討手段として、様々

プロダクトロードマップを作る上で大切となるたった1つのポイント

マネーフォワードビジネスカンパニーでMid Market 領域のCPO(Chief Product Officer)を担当しているヒロハラです。 マネーフォワードビジネスカンパニーでは、各プロダクトマネージャーが、年に3回の頻度でプロダクトロードマップのアップデートを行っています。 特に来年度のスタートに向けて全体の戦略をブラッシュアップする9月のタイミングはメジャーアップデートとなるため、多くの関係者と会話を重ねて1ヶ月以上の時間をかけてロードマップを確定させていくとい

未経験分野のプロダクトマネジメントをサバイブする機械学習技術でLIFULL HOME’Sの物件レコメンドモデルを改善する

こんにちは、LIFULLのチバです! 不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」の、ユーザー向けに配信するメール・LINEの主管部門でサービス企画職をしています。 ユーザー向けに配信しているメール・LINEの内容は、よかったら過去のnoteやblogをご覧ください💁 事例の通り、LIFULL HOME'Sを使ってくれているユーザーに向けて送るメール・LINEの配信内容を改善しています。 今回は機械学習モデルの導入で大幅に効果改善できた事例をご紹介します! 1.

ユーザーインタビュー💬における事実質問の可能性

こんにちは。かつやまです。 プロダクト開発において、ユーザーインタビューを取り入れている組織は多いと思います。その際、インタビューの目的を定義したが、その目的を満たす手段(質問の仕方、対話手法)が漠然としていて、何となく質問を投げてしまうことがあると思います。 この課題感に対する解決策の一つとして「事実質問」の紹介とそれを取り入れたインタビュー・コンセプトテストを本noteに記します。 目次本noteの位置付け書籍「プロフェッショナルプロダクトオーナー」において、プロダク

#78 PMの本来の仕事とは

PMの本来の仕事とは?はち: 今日はですね、あるイベントで、いろんな質問を矢のように浴びてきたんです。その中で「ぐぬぬっ」となった質問について、ジョンさんだったらどう回答するかなと、少し深掘りしていきたいなと思います。 ジョン: はい、ぜひ。 はち: じゃあ、その質問の内容を読みますね。えっと、「PMといっても、仕事の幅は会社によって様々ですが、どのような仕事が本来のPMだと考えますか?」という質問です。 ジョン: うん、これは難しい質問ですね。 はち: 「本来のP

UXが出来ることはみんなのイメージより遥かに多い / UXデザイナー,PdM/PO,CXO,CUXOについて考える

AI(人工知能)の急速な発展により、私たちのビジネスや日常生活は大きく変わりつつあります。この変化の中で、UX(ユーザーエクスペリエンス)の重要性がこれまで以上に高まっています。しかし、UXの本質や可能性について、十分に理解されていない部分も多いのではないでしょうか。 UX(ユーザーエクスペリエンス)はUIの単なる改善ではなく、サービス全体を通じたユーザー体験の設計と最適化を意味します。真のUXデザインは、プロダクトだけでなく、企業戦略からマーケティング、セールス、オペレー

プロダクトの「クセになる要素」から10倍アクティブ化しやすい「質の高い登録の条件」を分析した方法。オンボーディング指標を伸ばした3つの工夫など、10億人がつかう「Linkedin」に学ぶ過去の成功施策。

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最高のプロダクトチームのつくり方

こんにちは。ブルーモ証券代表の中村です。 弊社は米国株資産運用アプリを提供するスタートアップで、今年6月で創業2周年を迎え、現在3期目です。 この2年間でプロダクトチームがだいぶ成長して、手前味噌ですがかなり良いチームができたと思っています。 「前職が財務省・マッキンゼー」という、テックとは程遠いバックグラウンドの創業者が、どうやってモダンなプロダクトチームを組成していったか、具体的なTipsとともに紹介できればと思います。 同じようにプロダクトチームづくりで苦戦してい