やばい家庭に生まれた場合の生き残り方について

どんな家庭に生まれるかは運だが、やばい家庭に生まれてしまった場合、どうすれば人生逆転できるのか考えてみた

ここでいうやばいとは貧困、暴力などなど多岐に渡ると思うが、共通して通りそうな部分を抜粋して考えることにする

まずは成人まで

義務教育の期間はとりあえずあらゆることに耐えるということになるだろう

中学生くらいになるとなんとなく家庭のやばさに気づき始めたりするが、それなりに順応するしかなかったりする

というか、耐える以外思いつかない

成人しても思いつかないので、多分未成年だともっと思いつかない

やばいなと思ったら自分の殻に閉じこもるなり、出来れば物理的に一旦避難するなり逃亡することに全てを注ぐのがいい気がする

食べるものがなくてキツい場合もあると思うが、子ども1人でどうにかするには限界がある

逃げるだけなのは本人的にはすごく微妙な感じだろうが、将来的なことも考えると100点満点な気がする

学校にはとりあえず通っておいた方がいいだろう

キツいとは思うが、学校に通うメリットは大きい
給食が食べられたりするし、勉強はしておいてとりあえず損はない
いい友達が見つかればラッキーだし、お腹を空かせた時に食べ物をくれたりするケースがあったりなかったり

クラスメイトと仲良く出来ない場合は保健室登校、それも無理な場合は家と学校を天秤にかけて選択することになると思うが、なるべく今後を考えて冷静に判断した方がいい

いい先生に当たれば家庭環境をふまえた進路を提案してもらえるかもしれない

そして今の環境から逃れる方法を調べておく

卒業後に親と縁を切るか切らないかがその後の人生結構響いてくる気もする

これはあくまで体感だが、縁を切った人の方が生きやすそうな気がする

そして切らなかった人は総じて優しいが、それ故に貧困が連鎖していたり傍から見ると大変そうだ

どっちがいいかはしっかり考えた方がいい

あと、どうやって縁を切るか

粘着系の親だと就職先にまで電話してきたり面倒なことになるので、あらゆるリスクを想定して足がつかないように細心の注意を払う

一気に進めるか、徐々にフェードアウトを狙うかでも流れが違ってきそうだ

お役所系の手続きも調べておくと、なお足がつきにくい

ここまででも分かると思うが、そもそもまともな精神状態ではないケースが多いだろうに、重要な選択を迫られる場面が多い

ここでは自暴自棄にならない精神力が求められる

親にお金がある場合、とりあえず大学まで行かせてもらうとその後の人生がスムーズに行きやすいかもしれない
死ぬほど癪だろうし文句も言われるかもしれないがそこはお金のためだと思って
なるべくなら、親の目のとどかない遠方に下宿で

そうこうしていたら20歳くらいになる

この辺で闇堕ちする人が多い気がする

というのも、家庭内で生きていくためにカスタマイズされた価値観と、社会で生きていくための価値観がだいぶズレていたりする

その事に気づいて、なんか生きにくい、あの人浮いてるみたいな話になる

例えば嫌なことは心を閉ざしてやり過ごすのは、特に暴力暴言系の家庭では必須スキルだろうが、社会でそれをするとなんやこいつという話になる

素直じゃないとか

なので、一旦築き上げた価値観の変な部分を崩して再構築する必要がある

これには相当な痛みが伴う

闇の扉が開かれちゃう人も一定数いるだろうが、ここでも我を忘れない忍耐と精神力が求められる

多分10年くらいはかかるので焦らず頑張ろう

綺麗事を抜かす人は癇に障るだろうが、人生の裏面を知らない可哀想な人と軽蔑しておけばいい

とにかく自分の心を守りつつ、社会の一般的な考え方を学んで真似していく

この10年がとても重要で、ここでどんな価値観の人に囲まれているかが、価値観の再構築に影響しそうだ

その時点で経済的に自立できているかでもだいぶ変わってくる

全てがいい感じにいけば30歳くらいで無敵になれる気がする

10年くらい幸せになれる人の行動、言動を真似し続けたらいつの間にかそれが自分になっていってたりする

真似事が真実になった時、きっと何者にもなれる

幸せが薄氷の上にあることを知っているから、大切にできる

もちろん、これより時間がかかるケースもあるだろうから、焦ることはない

プラスの選択をし続けること

これが人生を変えていく

ということで、人生を良くするにはある種の計算高さと要領、忍耐が必要な気がする

多くの人が考えるまでもないことを真面目に考えなくてはいけない

そして選択しないといけない

劇的に変わることはない

でも、正しい選択を積み重ねれば変わっていく

がんばれ
君の人生は、君のものだ