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【HSP】 損する生き方


これは性格ではなくて、
HSP特有の気質かなと思って、
分かる!って方がいてくれるかなと思うことがある。


私は、
嬉しさ
悲しさ
寂しさ
これらの感情表現はかなりする方かなと思う。


でも、周りの人より遥かに
怒りの感情表現はしない。


不機嫌な態度を取ることも
嫌味や小言を言ったりすることも
ほとんどないかなと。



怒り、嫌味、不機嫌な態度を
他人からされるのが、本当に苦手。



怒られたり、嫌な態度を取られると
その時に受けるダメージがおそらく他の人よりも大きすぎて
かなり心が疲弊してしまう。
引きずってしまうし。


心の中で、もう一人の自分が
『そんなに引きずる?!笑』
って言ってるのも感じてしまうくらい笑



ここから、HSPの人だったら分かってもらえると思うのだけど
他人からそういう態度を取られるのは嫌だし、疲れてしまう。
でも、逆に自分は他人にそういう態度は絶対にとれない。



もし、自分が今、他人に
文句を言ったり、怒ったりしたら

『この人はこんな気持ちになるだろう』
『傷つくだろうな』
『こんな風に思っちゃうかもしれない』
『自分が普段感じてるダメージを与えるのはちょっと…』

と、自分が怒りをぶつけた時の相手の心情まで、瞬時に考えてしまう。




自分が他人のマイナス感情をぶつけられた時の
ダメージの大きさを知っているから
それを他人に与えると思うだけで、すでになぜか罪悪感
を覚えてしまう。



こんなことがHSPの人は日常じゃないかなって。



優しい人が多いから
他人の怒りや、理不尽にぶつけられるマイナス感情を
受けることはしても、吐き出すことはない。



完全に掃除機状態というか。
負の感情受け付け専門みたいな…。



おそらく、HSPの人は
愚痴を聞いたりするのも上手い。
相手の気持ちや話のテンションに気持ちを合わせたり、
相槌とか上手いだろうから。


愚痴ってる相手も
『この人は話を聞いてくれている』と安心して
よりバンバン吐き出す。


HSPは
愚痴で出てくる汚い言葉や
相手の感情に圧倒され、
優しい顔しながら、心は疲弊していく…。



日常生活でも
相手の心のストレスを感じてしまうことが多いから
家族や、友達、恋人、相手に嫌ところがあっても、指摘することもあまりないんじゃないかな。
(私は完全にない。怖くてできない。)



だから、我慢できないとなれば
黙って一生上がらない心のシャッターを下ろす。




好きでこの生き方をしているわけではない。



でも、なんでかな。
傷つきやすい、気にしやすい自分が嫌になったり、
この生き方は疲れるな、といつも感じるのに、
時には心が崩れてしまうんじゃないかと思うくらいのダメージだってあるのに、



怒りを素直に他人にぶつけられる生き方をしたいとは思わない。


『今から、好きな生き方を選べるよ』って神様に言われても
今の自分の生き方を選ぶ。



誰かの理不尽な怒りや感情をぶつけられた時、
心のどこかで、役割を果たしている自分を感じている気がする。



『もし、今この怒りをぶつけられているのが私じゃない他の人だったら
その人は、このストレスをまた別の誰かにぶつけるかもしれない。
その誰かは、また別の…。私だったら、ここで終わらせることができる。』


って。
何か使命を果たしているような気持ちに。


聞こえてくる罵声や、言葉に傷ついても
使命感を覚えると、少しだけ気持ちが楽になる感覚がある。



でも、これは良くないだろう。
受ける側がいつか疲れ果ててしまう可能性があるから。



これは課題。




損する生き方だよって、よく身近な人に言われる。


でも、やっぱり私にとって
言葉や感情や、気持ちってすごく大切。



理不尽な感情や言葉で人を傷つける人は
イライラしてただけかもしれないし
『冗談』って言えば済むと思っているのか知らないけど


言われた方、やられた方は
傷が多少、癒えることはあっても
完全に治ることはないし、
忘れることもないだろう。



そんな傷を負わせてしまう可能性を理解せず、
言葉の凶器を振り回して、
見えない傷を他人に負わせたことも気付かず、気にせず、
生き方の損得という話をするならば、
私は迷わず、今の損する生き方がいい。




でも、受けすぎて疲れ果ててしまわないように
自分の心を守る作戦は何かしておくべきかもしれない。笑





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