19.かわいくて、かわいくて、かわいくて。
「わたしの宝物」
どこから見ても、いつ見ても
かわいくて、かわいくて、かわいくて。
いつも笑顔で、いつも笑わせてくれて。
どこかに出かけるだびに愛おしく。愛らしい一言を書いたり、
それをテーブルや机の隅にそっとおいてくれて。
わたしに幸せを与え続けてくれるあなたたち。
わたしを悲しませたり
わたしが苦しむことを決していわないで、
ほんとうは、あなたの方が悲しかったはずなのに
ほんとうは、あなたの方が淋しかったはずなのに
ほんとうは、あなたの方が苦しかったはずなのに
泣き出したいこともたくさんあったでしょう。
でもね。幼い頃のあなたたちは、小さくてもいつ
もわたしを守ってくれていました。
ほんとうはわたしがあなたたちを守ってあげなければいけないのに、あなたたちに見守り続けてもらいました。
ありがとう。ほんとうに、幸せでした。
心の優しいあなたたちはわたしの夢。
心の温かいあなたたちはわたしの希望。
わたしの心からの誇りです。
わたしの幸せは、あなたたちを見つめて生きることができて、ほんとうに、ほんとうに幸せでした。
あなたたちの笑顔で、どれだけわたしが救われて、どれだけ支え続けられたことでしょう。
あなたたちのおかげで、わたしは今まで幸せに生きることができました。
人に言えないこと。
悲しいこと。
苦しいことがたくさんありました。
でも、あなたたちのかわいい、かわいい笑顔ですべてを乗り越えることができました。すべて、あなたたちのおかげです。
ありがとう。
ありがとね。
ほんとうにありがと、感謝でいっぱいです。
天国に召される前にどうしてもこのことだけ伝えておきたかった。
かわいい、かわいい。素敵な、ステキなこどもたちへ。
母より
「ついしん わたしのこどもたちへ」
誰もいない公園であなたと二人。無邪気に遊ぶあなたの笑顔。わたしはとても寂しく悲しく、これからあなたとどうやって生きていったらいいのだろうか?もしわたしが死んだら、あなたはどうやって生きていくのだろう…。そんなことを想い、考えながらあなたの楽しそうな笑顔を見つめていました。もうあなたは覚えていないでしょう。その時、あなたはわたしに向かって走りより、
「ママ泣いてちゃダメ。めっ…」と泣きそうな顔をして、あなたの笑顔が消えてしまったことを覚えています。
わたしは、そのとき精一杯笑顔をつくりました。するとあなたは笑顔でお返ししてくれましたね。その笑顔はいまでも、この年になっても生涯、死んでからも忘れられない、わたしの宝物です。
わたしは、あなたのその笑顔に救われ生きてきました。そしてあなたのその笑顔を想い幸せを想い、感謝とともに天国に行きます。
ありがと…。
わたしの宝物。
coucouです。ごきげんよう!天国は、あると思えばある、ないと思えばない、ならばあると思えばあるんだね、きっと。いつの日か、私も父や母に逢いに行きます。
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