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#旅のフォトアルバム 記事まとめ

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お題企画「#旅のフォトアルバム」や関連する投稿の中からすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。
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2024年5月の記事一覧

関西ひとり旅③京都・下鴨神社で葵祭【社頭の儀】に参列

前回記事のつづきです 葵祭は日本最古のまつりであり、勅祭。民ではなく、官のおまつり。紫式部の描いた源氏物語でも、葵祭の車争いの場面が。現在も沿道は人だかりで、交通規制の影響も予想されるため、地下鉄を使って向かいます。 年度初めは都合をつけるのが難しいのですが、数年越しの念願がようやく実現! 雨が降らなくて、本当に良かった。 南口鳥居まえの受付で招待状をお見せし、封筒とリボンを受け取って、社頭の儀が行われる楼門内へ。 到着したのが10:45頃だったため、椅子の席は埋まっ

関西ひとり旅①京都・車折神社へお礼まいり

2024年5月、関西ひとり旅(一番の目的は京都・葵祭・下鴨神社で社頭の儀参列)に行ってきました。 1泊3日で京都→大阪→神戸の三都物語。日本の歴史と伝統、先人の歩みを継承する職人・芸術家の生きざまに触れ、経験値爆上がりの良い旅になったので、シェアします。 私は新幹線通ってない県(お察し下さい)に住まう僻地民。 葵祭の受付は5月15日の10時~、当日出発では間に合わないので、前日深夜から高速バスの夜行便で出発。 翌朝早朝、関西到着。 長時間同じ姿勢でいると坐骨神経痛が出る

関西ひとり旅②京都・太秦広隆寺であの国宝を拝観

前の記事のつづきです 同じ路線の、広隆寺前駅で下車。 大陸から大勢で渡来し、先進文化を日本に伝え、産業発達に貢献してきた秦氏の氏寺。 養蚕機織、酒造、農耕、土木技術などに長け、和をもって貴しとなす、聖徳太子の理想の実現に尽力した秦氏。京都のこの辺り一帯は「太秦」という地名通りの土地。シルクロードの東の果てにたどり着いた秦氏は、失われたレビの一族とも言われていますね。 こちらの講堂は重要文化財で、1165年に再建された京洛最古の木造建築。 当時の日本は国際色豊かで、い

青根温泉 お宿はなぶさ

先日1泊2日のプチ家族旅行に。 今回は宮城県にある青根温泉 お宿はなぶさに宿泊してきました。 こちらのお宿はオールインクルーシブ。 チェックインからチェックアウトまで ソフトドリンクやお酒などの飲み物、 お菓子やおつまみ、アイスなどが無料で楽しめます。 以前は、お山の恵み とだ家というお宿で その時から数えると4回目の宿泊となりました。 とだ家の時に2回、はなぶさになってからの2回です。 とだ家からオールインクルーシブなどに変わり リニューアルして現在のはなぶさとなっていま

戦国武将かわいそうな最期トップ3の武田勝頼を悼む

 皆さん、歴史はお好きですか?私は、平安時代から戦国時代まで限定で好きです。どのくらい好きかというと、バブル世代の男性上司と、司馬遼太郎さんなどの著作の主人公について「かー、あのシーンが身もだえするんだ」なんて会話をできるくらいです。 長篠の戦いとは、なんぞ 日本において、刀剣主体から銃に変わった最初の戦だと認識しています。超スーパーカリスマである信玄公亡き後に、戦国屈指の騎馬武者隊を誇る武田家を勝頼さんが継ぎます。それを打ち破りたい信長さんが家康さんと、馬防柵を築き機動力

初夏の奈良を訪ねて② 志賀直哉旧居~新薬師寺

奈良市、春日大社の南に位置する高畑町は、かつて春日大社の神職や神社関係者が住まう「社家町」でした。現在もその名残で分厚い土塀が多く残り、風情ある街並みを堪能することができます。 ただ歩いているだけで、幸せ。 この日はさらに、可愛らしいウグイスの声も聞こえてきました。 きっと近くに住処があるのでしょう。 瑜伽神社からおよそ10分、 よく響く囀りを聴きながらご機嫌で歩いた先、お目当ての場所へ到着です。 志賀直哉旧居 言わずと知れた文豪・志賀直哉(1883-1971) こ

【京都編】仙台から24時間以内弾丸旅 Photo Log (前半)|Bullet Trip Ep.001

みなさん、弾丸旅してますか? どうも、BULLETISです! この記事では、2024年5月24日(金) ~ 25日(土) の1泊2日(24時間以内)で行った「仙台 - 京都弾丸旅」における実際の旅の様子を、写真と共にお届けします! 『弾丸旅のルール』 私たちの弾丸旅ではルールを設けています。 ・出発地に24時間以内に帰ってくる ・交通費3万円以内 今回は「仙台-京都」間の旅。 ふつうなら2泊3日は滞在したい距離感。 ただ、「もっと気軽に遠出ができるのではないか」「旅

始皇帝はすごい人!中国とその歴史にハマり始めた西安滞在【DAY32-34】|働きながら世界一周

旅と全然関係ないのだが、学生時代の友達からメッセージをもらって、この旅行記を読んでくれているとのこと、「旅している気分になれる」という感想をもらって、とても嬉しくなった。 書くのは好きだけど、やっぱり仕事もして観光や移動もしたあとに、パソコンを開いてブログを書いて、気づいたら深夜2時みたいなことになって、そろそろ眠いな、でも書き上げたい気持ちと戦い続けることはあるから、やっぱりそういう言葉は励みになる。 さて、桂林から移動して、西安に丸3日間滞在した。深夜便だったため、西

アラブストリートが素敵すぎた。シンガポール旅2日目。

朝ごはんを終えて、アラブストリートまで歩きます。 現地の人の生活感が垣間見えて、思わず撮ってしまいました。 フルーツが、裸のまま積まれていて、自然な感じが好き。 この日も蒸しっとして暑かったですが、少し風もありました。 緑の多いところを歩いていると、暑さがましになったように感じるのが不思議です。 可愛らしい建物が並ぶ通りに入りました。 人があまりいませんが、ここもアラブストリートの一部なのでしょうか。 飲食店や雑貨屋さんが増えてきて、見ているだけで楽しい! ビリヤニが

木津川から宇治_1|喫茶と幻の都恭仁京

5月11日のハイキング前ぶらり 起点としたのは京都府木津川市 JR加茂駅から山沿いを北上し 最終的目的地は宇治に設定🍵 今回このルートを歩こうと思ったのは 毎度おなじみ…軌跡繋ぎたい欲😂 京都府と奈良県の府県境付近は 昨年歩いた東海自然歩道と 先月歩いた大仏鉄道跡の軌跡があり 加茂から宇治へ歩くことで ループ状に繋いでみたかったんです🙌 今回歩いたルートはさらに 近畿2府4県を繋ぐ軌跡の一部にも… 加茂から宇治《1》 最終的な目標は軌跡繋ぎですが 加茂駅から北は歩いた

水平線が揺れる街より - 3

↓前回の記事より  くしゅん、という音が自分から発せられていたことに、コンマ5秒後に遅れて気づく。  窓のカーテンから薄く、光がさしている。  早朝、いつも通り6時ごろに目が覚めた。近頃、どうもずっと眠ることができないのは、やっぱり体力が落ちたからなのだろうかと妙に勘繰ってしまう。釜山滞在最終日は、日本を発つ前に仕事を残して来てしまったので、午後ワーケーション(初めてこの言葉使いました。いつか使ってみたかったんですよね~)をしなくてはならないということがほぼ決定。そんな

徒然雲 雲、游ぶ。

束の間の母との時間、あまり長居をすると母に娘ごころ?がついて メソメソ始まると困るし、 一方、一緒にいすぎると結局ケンカが始まったりするので・・・ いいところで退散。笑 奈良に帰ります。 帰りがけに、アメリカから一時帰国の方と箱根で落合い日帰り温泉へ〜 この日もお天気どうなるかと心配したが・・・ 空よし!雲よし!問題なし! 出発! 小田原駅で待ち合わせ、いつものお鮨屋さんでお昼にしてからと思いきや 休日でした。 残念無念! 仕方なく、南口?の商店街にあるお鮨屋

KFC始まりの場所 サンダースカフェで”アメリカ”を感じる 【ケンタッキー州】

5月のある日、ロードトリップでケンタッキー州を通過した。 ケンタッキー州はアメリカ東部の内陸にある、緑が豊かな州だ。 道路両脇に見られる特徴的な断崖の地層からは水が滴り落ち、水を豊富に含んでいることが伺い知れる。 丘陵地帯には様々な種類の畑が広がり、牧草地には牛や馬などの姿も見られ、とてものんびりした穏やかな風景が広がっていた。 道路も大小のアップダウンが続き、北海道の美瑛に似た雰囲気。どこまでも平らなテキサスとは全く異なる。 ケンタッキーといえば、日本でもお馴染みのケ

大糸線で50年ぶりの故郷へ ✳︎ 地方都市の新たな魅力に出会う ローカル線とブロンプトンの旅

※ この記事は、以前3回に分けて投稿したものを、一本にまとめ再構成したものです。 ある日曜の午後のこと。近くのスーパーの店頭に「雷鳥の里」が並んでいました。 製造元は、長野県大町市の、有限会社田中屋。 思わず買い物かごに入れました。 帰宅して夕食の後、箱を開け、一つ手にとってかじりました。爽やかな甘みのクリームの味が広がります。 ー 生まれ故郷の味… 心の奥底に何か温かなものが流れ、自然と笑みが溢れました。 大町は、わたしがこの世に生を受けた土地です。しかし父の転勤により