おまめ

夫とふたり暮らし。日々主婦をしながら、野菜を育てたり、文章を書いたりしています。好きな…

おまめ

夫とふたり暮らし。日々主婦をしながら、野菜を育てたり、文章を書いたりしています。好きなことは料理、読書、自然、旅。人と地球にやさしく、穏やかに暮らしたい。HSP、INFJ

マガジン

  • 本のおはなし

    感想や気づき、アウトプットしたいことをまとめています。

  • 食と畑、健康のこと

    人と地球の健康はつながっている。 食の大切さや畑の様子などを綴っていきます。 管理栄養士|ゆるベジ|プラントベース

  • 旅の記録|海外旅行

    海外旅行の記録を集めてみました。海外で感じたこと、エピソード、写真などを載せています。

最近の記事

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ロトルアの街を散策|地熱を感じるパワースポット|ニュージーランド旅行

レッドウッドフォレストの散歩を終え、路線バスを利用して、ロトルアの街へ向かう。 海外で滞在中、路線バスを使う時はやはり緊張する。 バスが来て前方のドアが開いたので、乗ることは簡単。賃金は一律で決まっているため、乗る時に運転手さんに現金でお支払いした。 バスが目的の駅に着き、前後どちらのドアも開いた。なんとなく後方から降りるべきだと頭では判断できていたが、なぜか体が前方に向かって動く。 運転手さんにお礼を言って前方から降りるという、日本での行動が染みつきすぎていたのかもしれない

    • 小さな幸せ

      初めて、吉本ばななさんの本を読んだ。 読んでみたいと思ったきっかけは、「作家と犬」という本に吉本ばななさんのエッセイが載っていて、それを読んで感動したこと。 独特な視点を持っている方だと思った。 たくさん気づきを得られるような気がした。 図書館で見つけた中で、どのエッセイを読むか迷ったが、表紙を見た直感で決めた。 表紙のイラストが可愛かったというだけだけど。 どれも短めのエッセイで読みやすく、一気に読んでしまった。 せっかくの「小さな幸せ」なのに、お腹いっぱいに詰め込みす

      • 夫のお弁当を考える|賢く食べること

        一日中座りっぱなしで、日光も浴びない、パソコンとにらめっこの激務の夫。 せめて食事だけでも健康的にと思い、ほぼ毎日お弁当を作っている。 最近お弁当のメニューがマンネリ化してきたかも、と思っていた時に出会ったのが、この「80代現役医師夫婦の賢食術」という本。 著者の家森幸男さんは、「食べ物と健康寿命との関係性を解き明かしたい」という思いから、約40年にわたって世界25カ国61の長寿地域、短命地域を訪れ、その土地の人が食べているものを調べ、研究されてきた。 また、カスピ海ヨー

        • 森の音をきく|長野

          この夏、長野へ行ってきた。 朝食を買うために訪れた、八ヶ岳にある小さなパン屋さん。 並んでいる列の最後尾につく。 店内をちらっと見ると、狭そうな空間に人が詰め込まれている。 店内から人が出てこないのに、並んでいる人はどんどん中へ入っていく。 どういう仕組みなのかな?と思いながら、流れに任せて店内に入ってみた。 その瞬間に悟った。 この人の多さではゆっくり見て選ぶのは不可能ということを。 パンは種類が豊富だった。 狭い棚にきゅっと肩を寄せ合うように並んでいるパンが、か

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        ロトルアの街を散策|地熱を感じるパワースポット|ニュージーランド旅行

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        • 本のおはなし
          7本
        • 食と畑、健康のこと
          5本
        • 旅の記録|海外旅行
          16本

        記事

          世界は、信用で回ってる

          気持ちが不安定なとき、助けを求めるように読みたくなるのが、青山美智子さんの小説。 「そのままでそこにいて良いんだよ」というメッセージを含んでいる気がして、とても癒される。 色彩の表現や出てくる小物がオシャレで、言葉から思い浮かぶ色はカラフルで柔らかい。その色彩を楽しむ。 本書は、自分の進みたい道に進む勇気をくれる。 そして、優しくそっと背中を押してくれる。 思い返せば、合わない環境で、なんのために仕事をしているのかわからなくて、もがいていた時期が長かった。 HSP

          世界は、信用で回ってる

          すべては宇宙の采配

          図書館でふと目にとまって借りてみたこちらの本。 「すべては宇宙の采配」というタイトルから、なんとなくスケールが大きい話なのかなと想像した。   この世界で、常識だと思われていること、科学で証明されていることは、ほんのわずかに過ぎないという。 不可能と思われていた無農薬、無肥料でのりんご栽培を実現した木村秋則さん。「奇跡のりんご」という著書が有名である。 周りからの批判を受けながらも、目に見えないものに意識を向け、自らの目標のために突き進んでいく姿に感銘を受けた。 木村

          すべては宇宙の采配

          畑きろく|収穫したナスを食べてみた

          8月下旬、ナスの実が大きくなったので、収穫してみた。 畑を借りてから、初めてできた野菜。 たったひとつだけど、可愛くて、大事にかばんに入れて持って帰った。 野菜をさわるのが好きだ、ということに最近気がついた。 持って帰ったナスをずっとさわっていた気がする。 ちょっと不恰好な硬いナスだった。 買った野菜であっても、料理する前に8秒くらいはさわりながら眺める。 触れていると、気持ちが穏やかになるのだ。パワーをもらえているような。 ナスは、輪切りにして塩焼きに。晩ごはんの一

          畑きろく|収穫したナスを食べてみた

          おいしいものを求めて|熊本

          2024年、6月。 誕生日のお祝い旅行で、熊本県に行ってきた。 私たち夫婦は誕生日が近いので、お互いの誕生日の中間くらいの日に、美味しいものを食べに出かけることが多い。 お互いに物欲が薄いため、特別なレストランのディナーを予約して、特別な時間を過ごすことでお祝いしている。 1日目、車で熊本へ向かう。 梅雨時期ということもあり、雨が降ったり止んだりという天気。 ランチは、前から気になっていたスリランカ料理とメキシコ料理が食べられるお店へ。 最近、メキシコ旅の動画をよく

          おいしいものを求めて|熊本

          板上に咲く|原田マハ|読書感想文

          大好きな原田マハさんの小説を久しぶりに読んだ。 10行ほど読み進めて、はやくもうるっときた。 ストーリーはまだ進んでいないのに、なぜ?と思うかもしれない。 文章の美しさ、優しさに感動したのだ。 内容以前に、文章で読者を引き込ませる力がすごいと思う。 原田マハさんの文章に触れてみて、やっぱり好きだなぁと、改めて思った。 柔らかさとキレの良さを、両方持ち合わせているような、心地のいい文章。 一字一句、逃すことなくすべて噛み締めたいので、マハさんの作品はいつも読むのに時間が

          板上に咲く|原田マハ|読書感想文

          体内時計のふしぎ

          科学雑誌「Newton」2024年7月号に載っていた、時間栄養学のトピックの簡単なまとめ。 何をどれだけ食べると、体にどのような影響があらわれるかという栄養学に加えて、いつ食べるかという時間軸が加わる時間栄養学。 1日の食事のバランスを考えるのも大切だが、食べる時間も同じくらい大切にしたいと思うようになった。 理由はよくわかっていないが、人の体内時計は1周期がおよそ24時間15分になっているとのこと。 1日24時間の地球で生活していると、ずれていってしまうことになる。

          体内時計のふしぎ

          「そういうふうにできている」さくらももこさんのエッセイ|読書感想文

          さくらももこさんの、妊娠から出産までの出来事が書かれているエッセイ。 エッセイって、人の心の中を覗き見しているようでどきどきするし、くすぐったいような気持ちになる。 さくらももこさんのエッセイを読んだのはこの本で2冊目だが、もうこの世界観のとりこである。 読みやすいし、言葉のチョイスや文体が好き。 実際にはすごく辛かっただろうと想像できることも重くない表現で書いてあり、クスッと笑えたり、最後まで楽しめた。 この本が出版された30年前は、心や見えないものに対しての興味、

          「そういうふうにできている」さくらももこさんのエッセイ|読書感想文

          なすの花と実り|癒しのサラダそうめん

          6月になすの苗を植えた。植えて間もなくして、梅雨入り。 梅雨時期はしっかりと雨が降り続いた。 雨でぐちゃぐちゃになっているのではと心配になり、梅雨の晴れ間を狙って畑を見に行った。 想像に反して、畑は水浸しにならずに無事であった。 だが、強風のせいで、なすが全部倒れていた。 一本折れてしまっていたのもあり、ショックが大きかった。 倒れた茎を起こして、支柱を立て、様子を見ることに。 人は、自然の中ではちっぽけだなと思った。 自然の恵みをいただけるかどうかも、自然次第。

          なすの花と実り|癒しのサラダそうめん

          作家と犬|読書感想文

          図書館でこの本と出会った。 表紙の犬の、少し微笑んだような表情に惹かれて借りてしまった。 以前から読みたいと思っている本が他にたくさんあるにもかかわらず、ぽろっと出会った本を借りてしまうという癖。なかなか治らないものである。 この本は、人気作家や漫画家など著名人による、犬にまつわるエッセイ集。 エッセイだけでなく、イラストや詩などを合わせて48編。 犬が好きだから興味をそそられたのもあるが、いろんな作家さんの文章に触れられるのにも魅力を感じた。 江國香織さん、梨木香歩

          作家と犬|読書感想文

          市民農園を借りてみた|自然栽培に挑戦

          2024年6月から、市民農園を一区画借りて野菜を作っている。 申し込みの手続きのために市役所に行き、注意事項などの説明を受けた。 雨水を溜めるタンクや農具小屋があり、自由に使えるのがありがたい。 事前に何回か畑を見に行っていて、借りたい区画は決まっていた。 そんなに広くない市民農園なのに、区画の半分くらいは空いていたのが意外だった。 とりあえず一区画借りたが、状況によっては拡張できるかもしれない。 希望の区画を伝え、契約手続き完了。 「使えるように畑を整えておきますね

          市民農園を借りてみた|自然栽培に挑戦

          旅と人生は似ている|ニュージーランド旅の終わり

          ロトルアからオークランドに戻る日。 3泊滞在したロトルアから離れるのはさみしかった。 ロトルアは魅力的な街だった。まだまだ行きたいところがたくさんある。 昼頃にバスを予約していてあまり時間がなかったが、最後の最後にもう一度、レッドウッドフォレストへ。 エアビーホストの奥さんに案内してもらい、今回はちゃんと入り口から入って、20分ほど森の中を早歩き。 息はあがるけど、森では空気が吸いやすく気持ちがいい。 それからスーパーマーケットに寄って、バスの集合場所まで送ってもらっ

          旅と人生は似ている|ニュージーランド旅の終わり

          湖の素敵な街|忘れられないマオリショー体験|ロトルア、ニュージーランド旅

          ついに、ロトルア滞在最終日。 朝起きると、昨日の雨で少しデッキが濡れていたが、爽やかな晴天。 私は最強の雨女なのだが、ニュージーランドでの滞在中、昼間は毎日いい天気に恵まれていた。南半球では晴れ女に変わるのかもしれない。 今日も美味しいプラントベースの朝食とコーヒーをいただいた。 ニュージーランドで外食すると濃いめな料理が多いので、ヘルシーな朝食がほんとにありがたい。 ホストの奥さんが、ロトルアの街で用事があるとのことだったので、一緒に車に乗せてもらった。 ロトルア湖

          湖の素敵な街|忘れられないマオリショー体験|ロトルア、ニュージーランド旅