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ロトルアの街を散策①|地熱を感じるパワースポット|ニュージーランド旅行

レッドウッドフォレストの散歩を終え、路線バスを利用して、ロトルアの街へ向かう。
海外で滞在中、路線バスを使う時はやはり緊張する。
バスが来て前方のドアが開いたので、乗ることは簡単。賃金は一律で決まっているため、乗る時に運転手さんに現金でお支払いした。
バスが目的の駅に着き、前後どちらのドアも開いた。なんとなく後方から降りるべきだと頭では判断できていたが、なぜか体が前方に向かって動く。
運転手さんにお礼を言って前方から降りるという、日本での行動が染みつきすぎていたのかもしれない。
運転手さんに「後ろから降りて」と言われてハッと我にかえる。
そして挙動不審にお礼を言い、そそくさと後方から降りた。

ロトルアの街。太陽のある日中は、あたたかい。
かもめかな?
とても静か

街を歩いていて、はじめに気になったお店は本屋さん。迷いなく入店。
日本でも本屋さんを見つけると、目的がなくてもふらっと入ってしまう。
海外にいてもそれは同じだった。

本の表紙がどれもおしゃれ
本を見てるだけで幸せ

ベジタリアンの料理本とニュージーランドマップのパズルを購入。
帰ってからもわくわくできるものを見つけられて嬉しい。


お店が集まるエリアから少し歩いたところに、自然豊かな場所があった。

穏やかで落ち着く
木が好き

ロトルアといえば温泉が有名で、大地のパワースポットと呼ばれるほど、地熱を感じられる場所がたくさんある。

その一つであるクイラウ公園。

この公園では、いたる所で温泉が湧いていて、もくもくと湯気がたっている。

足湯

足湯は、結構熱い。水で薄めたりしていないそのままのお湯かもしれない。塩素の臭いもしない。

足湯をしながらぽけ〜っとしてるのが幸せ。
しっかりあたためたら、足の疲れやだるさが全くなくなった。


さらに公園の奥に進むと、大きな池があった。
向こう岸も見えないくらいに湯気が力強くのぼっている。

湯気と雲がつながりそう

クイラウ公園の近くにある、Airbnbのホストにおすすめされたカフェへ向かう。
道を歩いていると、後ろから自転車のベルが聞こえた。
すぐ後ろまで自転車が来ていてびっくりして横によけた。
そして通る時、自転車のお兄さんに「Thank you~」と爽やかに言われたことが、すごく印象に残っている。
日本でこのような場面に出くわすと、「すみません」と言われるか、もしくは無言で通りすぎる人もいる。「ありがとう」と言われたことがなかったので、違和感があったのだと思う。
その違和感は、嫌な気持ちではなく、あたたかい気持ち。
「すみません」と「ありがとう」どちらの言葉を遣っても間違いはないし、どちらも失礼ではないけれど、一言でこんなに感じ方が違うのだと気付かされた。
これからは「ありがとう」をたくさん遣っていきたいと思う。

湖が見渡せる、素敵な雰囲気のカフェ。

遅めのランチ。
表の看板に書かれていた「Fresh fish」が気になり、魚の料理を注文。

今まで食べたムニエルの中で、一番美味しいかも。ふわふわで新鮮で、味付けも好み。それぞれの素材がナチュラルな味がして、すんなり体に吸収されていくような感覚がある。
このメニューのところにデイリーフリーと書いてあり、よくわからないまま頼んでしまった。デイリーフリーを後で調べてみると、乳製品フリーという意味らしい。ひとつ勉強になった。

夫が注文したチキンバーガー。チップスもたくさん。
今まで食べたチキンバーガーの中で、一番美味しかったらしい。

閉店ぎりぎりまで居座ってしまった。

この日は、日本を出てからそろそろ1週間くらい経つ頃。
自分の「空気を読む能力」がなくなってきていることに気づく。
そして、人の目も気にならない。
閉店の時間が近くなり、スタッフさんが片付け始めていることにも気がつかなかった。
おそらくスタッフの方も、察しろとは微塵も思っていないと思うけど。

肩の力が抜けて自分の内側にだけ集中できるのが、とても楽。
この感覚をしっかり覚えておきたい。



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