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海外旅行 記事まとめ

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海外旅行の観光・グルメ・宿泊体験などのすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。
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2023年3月の記事一覧

イエメンーサウジアラビア陸路国境越え情報①(※2023年時点)~イエメンビザとイエメン入国情報編~

2023年3月にイエメンのセイユーンからサウジアラビアのシャルーラまで陸路で国境超えをした際の記録です。イエメン側の国境で2日間待たされたので、完全に暇人向けの国境です。 国境超えと深く関わって来るので、まず初めに、あまり知られていない現在のイエメンへの入国方法やビザについて触れておきたいと思います。 イエメン南部からの出入国について イエメン南部ではアデンやサイユーンから空路で入国が可能で、陸路でオマーンから入国することも出来ます。 オマーンとイエメンの国境は二つ開

プシュカルという聖地〜聖〜【インド#16】

「プシュカルは聖地」と散々書いてきたが、全く聖地感に触れないまま「俗」なことと「欲」なことにばかり触れてきたので、そろそろ聖地のことを書こうと思う。 プシュカルはヒンドゥー教の巡礼地として有名なのだが、いくつかある他の巡礼地とは大きく異なる点がある。 インドで、ブラフマー神を祀っている唯一の聖地(唯一というものの他にもあるらしいとも聞く。それがどこなのかは不明なので、かなりレアなのは確か)なのである。 ヒンドゥー教では、世界の創造神であるブラフマー神、維持神であるヴィシュヌ

シードル街道を歩けばりんごに当たる

僕とりんごとの出会いは、幼少期に遡る。いつから好きだったのかはよくわからない。意識して好きになったのはいつからだろう。ほとんど初恋と同じだ。 小さい頃の思い出ボックスに、りんご狩りに行く予定が書かれた手紙があった。それが今のところ見つけた、いちばん古い記録。中学ではライスクッキングコンテストなる、米料理の校内コンテストがあったのだが、そこで僕はりんご果肉を混ぜこみ、りんごジュースで米を炊くという、狂気の料理・りんごはんを作った(しばらくイジられたなぁ)。で、なぜかこれが食堂

温かな一杯で繋がる歴史:台湾のコーヒー文化

100年以上の歴史を持つ台湾のコーヒー文化は、経時的な変化の中で独自の魅力を生み出してきました。清朝時代から現代まで、それぞれの時代の台湾のコーヒーは、心温まるエピソードと共に、私たちの感性をくすぐります。 かつて清朝時代の台湾では、「加非果」や「加非番果」という漢字でコーヒー豆を表現していました。非洲からの輸入品であるコーヒー豆は、独特の味わいと香りで人々の興味を引きました。やがて日本統治時代を迎えると、コーヒーは新たな名前を持ち、「可喜」、「珈琲」、「コーヒー」と呼ばれ

我々の旅程は何も変わっていない。 2023/3/25韓国旅行

詳しくは昨日の日記に書いたが、飛行機に乗れなかった初日から明け、韓国旅行2日目。 今日の最大ミッションは寝坊しないこと。クリア。5:30だと世間はまだまだ暗いんだね。 先に韓国入りできたイトコと、予定調整や落ち合い方の電話相談をしながら身支度。「この件は2人とも悪いよね」「お互い罪がある」など、手配ミスの反省を2秒ほどで済ませ、あとはどう巻き返すかに時間と気持ちを費やす。頼もしいな、旅の友よ。 イトコは、超しごできスーパーウーマン。自称楽天家の私を数段上回るウルトラポジ

台湾環島6日目① 〜花蓮〜

こんばんは🌃 日本にいる時から花蓮はずっと雨予報でした。 もし雨が降らなければ、花蓮でやってみたいことがありました。 それは、パラグライダーで空を飛ぶことです! 前日、天気予報は午前中曇りで午後から雨との予想でした。 これは午前中に行くしかない!! と思い、パラグライダーを予約することにしました。 ちなみに予約した会社はこちらです↓ 無事に午前の予約ができました◎ LINEでの会話なので、予約しやすかったです! 約13000円で飛んでる最中の動画と写真がついてきます! なん

台湾環島5日目 〜台北〜

こんばんは🌃 5日目は台北散策をしました。 まずホテルの近くにある龍山寺でお参りをして、朝食を食べました。 同居人は油條という揚げパンを食べてみたいとのことで、食べられるお店を探しました。 油條は鹹豆漿という塩味の豆乳に入れて食べるのが主流なので、こちらも注文しました。 同居人は初めて食べる味でしたが、口に合って美味しいと言っていました◎ 龍山寺の周りを歩いていると、老街の雰囲気のところを発見! 散策は楽しいですね。 今回の目的地は迪化街。 迪化街までは微妙な距離だっ

台湾環島4日目② 〜宜蘭・台北〜

おはようございます☀️ こちらの記事の続きになります↓ 宜蘭から帰ってきて、そのまま士林夜市へ夜ご飯を食べに行きました。 士林夜市は、台北で有名かつとても大きな夜市です。 ですがコロナの影響と台北の家賃の高さから多くの店が閉店に追い込まれ、コロナ前と比べるとかなり縮小した印象でした😢 それでは食べたものを紹介します。 まずは胡椒餅です。 こちらは中に熱々のお肉の具が入っていて、胡椒のパンチが効いていてとても美味しいです◎ 続いて蚵仔煎(牡蠣オムレツ)です。 ピンクのたれ

二日目昼~三日目午前中。ICE,ケルン大聖堂、ミュージアムなど。

爆速! ICE!  電車はひた走る! 一番速い“ICE”というやつに乗った。300km/hくらい出るらしい。日本で言う「のぞみ」だろうが、気になったのはこの“ICE”にせよ、もう一段遅い(車両の性能ではなく、ダイヤ上での区別。日本で言う「こだま」)“IC”にせよ、日本の新幹線とは違って特別な線路幅ではないということだ。昔イタリアでも同じようなやつ(トレニタリア・フレッチャロッサ)に乗ったが、それも同様だ(調べると1435ミリのいわゆる「標準軌」だった)。おそらく、世界標準で

ドイツ ベルリン・フランクフルトへの旅⑤~ゲーテハウスとレーマー広場~

初めてのドイツ旅行に出かけた、私と大学生の息子。 ベルリン滞在後、次の目的地フランクフルト・アム・マインへ。 3日間の滞在で、ゲーテハウス・シュテーデル美術館・ユダヤ博物館・レーマー広場と大聖堂・ゼンケンベルク自然博物館などを巡った。 1.高速列車ICE 高速列車 ICEに乗る。車内が日本の新幹線に似ていた。音も静かで、乗り心地もグッド! フランクフルト・アム・マインのもともとの到着予定時間は12時56分。しかし、実際に着くのは2分遅れて12時58分。こんな時刻表がない

フィンランドに行きたい欲

相変わらずストレスフルな日々が続いている。 どうにもこうにも仕事がしんどくて、体力的にならまだしも精神的にしんどいと感じることがとても多く、帰宅後はもちろん休日も何もしたくなくてベッドに張り付いてしまっており、時間を無駄にしてしまっている自分に嫌気が差す。 物心ついた頃からもっぱら米派の私なので、パンが食べたいと思うことは年に数回あるかないかだ。しかし、先日ふいに「シナモンロールが食べたい」と猛烈に思った。 私と北欧の出会いは、はっきりと覚えていないが、学生時代の北欧ブー

感じ、想い、イメージする力〜ベトナム旅行記(10)

ロブスタ農家さんを訪れた翌日、 僕たちはFuture Coffee Farm(以下FCFと書く)のあるベトナム・バオロクから車で2時間ほど北の方角へ行ったダラットへ向かった。 アラビカ農家さんを訪れさせていただくためだ。ダラットは、ベトナムのフランス占領下時代の雰囲気が色濃く残る街でフランス様式の建物がたくさん立ち並ぶ。 観光地としても有名な場所で、さまざな国からの観光客も目につく街だ。 欧米からの観光客や、アジアでは韓国からの観光客が多いような気がした。 ダラット市街

台湾環島4日目① 〜宜蘭・台北〜

おはようございます☀️ 環島4日目は宜蘭傳藝園區に行きました。 ここは日本でいう日光江戸村のようなところで、昭和・大正風ロマンの雰囲気が味わえるテーマパークです。 チャイナドレスをレンタルすることもでき、レンタルしてみました。 今回は中での体験を紹介します。 同居人との旅行のしやすさを考えて宿の拠点を台北においたので、台北からの行き方を載せます。 お昼過ぎ、羅東に到着しました。 市バスに揺られて20分ほどで目的地に到着しました。 着いてすぐに劇が行われるということで、

韓国1人旅③ 韓国の1番高い場所から見る景色

3泊4日、1人で旅したソウルで思い出に残っていること・場所について少しだけ。 第3弾は、韓国の絶景スポットとエピソード。 サムネは韓国の伝統的な家屋が立ち並ぶ北村八景(プッチョンパルギョン)の写真。 何度見ても漢字とハングルが一致しなくて、最後まで「きたむらはっけい」と言い続けたけども(笑) 屋根の形と平屋の造りが沖縄のお家に少し似ている気がする。 それでは本題。 ・韓国で1番高い展望台へ 韓国到着初日。 昼ご飯はペンパルの友人Aとソウル駅近くのカフェに行き、