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プレゼンの説得力が増す「敵役」の存在

「プレゼンで盛り上がりをつけたい」

「伝わるプレゼンができない」

こんなこと思ってませんか?

そんな時に役に立つのが

「敵役」

の存在です!

これを読めば敵役を使いこなした説得力のあるプレゼンができるようになるはずです。

敵役がいると主人公を応援したくなる

昔話というのは善が悪と戦うのがお約束でした。

優れたプレゼンにも同じ手法が使われているんです。

特に、iPhoneを作ったスティーブ・ジョブズは、

解決すべき問題という悪役を登場させ、

ストーリーに説得力を持たせるようにプレゼンをしていた。


例えば、スティーブジョブスはその頃コンピュータ業界を席巻できる実力を持っていたIBMという企業を敵役にして、

「 IBMはついにすべてを手に入れようとしています。競えるはアップルだけでしょう。

業界を思うがままにさせていいのでしょか?

IBMがコンピュータ業界を席巻してしまうのでしょうか?」

といい、拍手喝采が起こったそうです。


つまり、敵役(問題)を登場させると、

聴衆は主人公(解決策)を応援したくなるんです。

敵役をうまく使う方法は?

プレゼンテーションの早い段階で敵役を導入しましょう。

基本的には、

解決策やプランを話す前に、

問題提起をするのが効果的です。

聴衆が問題だと思うところを敵役にする事で、

彼らは

解決策があるんだ!


という気持ちになります。

そして、話の流れが

問題提起→解決策→解決策の詳細


であることが聴者にも伝わるので

集中を切らすことなく、

プレゼンを見てくれるようになります。

じゃあどうやって敵役を作るの?

敵役を作る方法は、

自分のプレゼンで紹介する商品やプランにおいて

なぜこれが必要なのか

と自問すれば敵役である問題は浮かび上がるでしょう。

例えば、スティーブ・ジョブズはiPhoneを発表した際に、

「携帯端末をいろいろ試したが、イライラするものばかりでした。再発明が必要な部分なのです。
もっとパワフルで使いやすい携帯端末にしなければならない」

と言って、以前までの物と比較することで問題提起をしたんです。

つまり、既存の物と比べる事で敵役を作るんです

そうする事で、既存の物より秀でている点や変わっている点、可能性のある点が見つかります。

敵役導入の1文

ここまでで、

敵役の重要性

導入タイミング

作り方

を伝えたので、仕上げとして

導入の仕方について解説します。

敵役を入れるのは大切ですが、

使う時間は多くても、

2〜3分くらいにしましょう。

30秒とかでも全然いいんです。

そんな導入を作るためには

今から4つすべてに答えられる質問がベストです。

(1)何をするのか

(2)どの問題を解決しようとしてるのか

(3)他とどう違うのか

(4)なぜ気にかける必要があるのか

例を出しましょう。

(1)何をするのか

アメリカのランゲージ社は、

英語が話せない顧客と接点が持ちたい企業のための

電話通訳サービスを提供するプロバイダーです。

(2)どの問題を解決しようとしてるのか

米国には平均して23秒にひとり、

英語を話せない人が入国します。

(3)違い

その人が病院や銀行などに電話したとき、

ランゲージ社の通訳が対応するわけです。

(4)なぜ気にかける必要があるのか

当社を使っていただけると、

150カ国で顧客や患者、見込み客と

話をすることができる。

こんな感じです。

この4つの質問に答えられる文を考えておくと

プレゼンだけでなくセールスにも使えるので

汎用性が高く、説得性も高いので

ぜひ、この4つの質問を基礎に

プレゼンを考えてみてください。

まとめ

プレゼンで説得力を持たせたいなら

敵役を作る。

敵役は

「なぜ、これが必要なのか」で見つけ出せる

導入のための文章は4つのポイントを押さえて考える。

覚えましたか?

プレゼンで「敵役」を作るのは効果的です。

ぜひ、使ってみてください。

参考にしたのはこちら

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