キャプテンとしてブルズ全盛期を支えた、ビル・カートライト
バスケットボールの最高峰NBA。1990年代はバスケの神と呼ばれたマイケルジョーダンが大活躍した年代です。
マイケルジョーダンが所属していたシカゴブルズはなかなか優勝することが出来ませんでした。
いくら超エース級の点取屋がいても相手チームからの執拗なマークをうけて点が取れなくなると、チームは勝つことが出来なかったのです。
今回記事の主役となっているビル・カートライトという選手はシカゴブルズがNBA3連覇した時のキャプテンだった選手です。
しかし、彼は苦労人。
度重なる怪我、ニューヨーク・ニックスから追い出される様にブルズに移籍。そしてブルズ時代にマイケルジョーダンを筆頭にチームメイトからの嫌がらせを受けた。
そんな彼はなぜキャプテンとして選ばれ結果を残すことが出来たのでしょうか。
カートライトはNBAドラフト3位でニューヨークニックスに入団。216㌢という長身にも関わらず、シュートが上手く一躍してチームの中心メンバーとなりました。
プレーはもちろん人間性にも優れていたカートライト。当時ニックスのヘッドコーチだったヒュービー・ブラウンから高い評価をうけています。
「プロフェッショナルという点ではNBAでも5本の指に入る。
いつでも全力を尽くし、練習にも遅れず、コーチ批判も一切しなかった」
カートライトは適応能力の高く、真面目な性格なので指揮官たちの要求に応えようとしました。
それが悪い方にいってしまい、エゴが弱くなり空回りして上手くいかなくなってしまうのです。
ブルズに移籍してからはボールが回ってこなかったり、わざと取りにくい強いパスを出されたりと嫌がらせを受けたようですが、後にチームメイトと良好な関係を築き、献身的に戦力的にもチームの和を保つ存在としてチャンピオンチームのキャプテンにまでなったのです。
参考資料 THE DIGEST
ビル・カートライトは
いつでも全力を尽くし、
練習にも遅れず、
コーチ批判も一切しなかった
というようにスポーツ選手の模範の様な存在だったというのが伺えます。
こういう姿勢がというのはとても大切だと私は思います。
才能があって、誰もが認める技術、実力を持った選手がいたとします。
その選手が手を抜いたり、遅刻をしたり、悪口をいう様な人ではチームに不協和音が生まれます。必ずボロが出てくるのです。
そんな選手を見て周りのチームメイトは
やる気がない姿勢にイライラし、
遅刻をしても実力があるからとコーチが許すのをみて納得がいかず、悪口を言われては萎縮してしまう。
そんなチームがチャンピオンを目指し、同じ方向に向かっていこうなんてのは無理な話です。
カートライトの様に規律正しい姿勢というのがキャプテンがやることでチームにも良い影響を及ぼすのです。
そしてプレーでも相手からのラフプレーにも負けず、体を張ってゴール下を守ってきました。
そんな姿を見てチームメイトもカートライトのことを信頼していったのだと思います。
キャプテンも十人十色。調べてみるととても面白いですね。
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