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352.すべての人生・すべての仕事は『問題解決』である—。

「自己発想分析法」わくわく発想術


日本の心理学者、川喜田二郎が開発した発想法の著書の中に、
「すべての人生・すべての仕事は『問題解決』である—。」

そして、「すべての発想・着想は科学的な『問題解決』である」と語っている。この科学的という意味は、現実・事実に照らし合わせたもの、それが正しく判断する材料であり、それらを『KJ法』と名付け、心理学の分野でも応用されている。

そこで「自分との対話」を重視している。
その自分との対話の大切な部分として、
「人はいかに自分の声を聞きとれるか」
「人はいかに自分の心を正しく感じとれているか」
それが自分との対話の重要な部分だという。

自分との対話とは、頭の中で考えることではない。
頭の中で考えることは、単なる想像であり、空想。
自分の頭の中で考えていることを図や絵や文章で表すことによって対話が成立する。書(描)くことによって形にする、これは行動することになる。書(描)くことによって形になることで現実・事実となる。

でも、でも、まっ白な紙に思いっきり自分の考えていること、自分の思っていること、自分が悩んでいること、自分のわからないことや不安なこと。

今日一日、今週中にやらねばならないこと、自分が迷っていることをどんどん書き込んでいく、必要のないことであっても、思っただけでもどんどん書き込んでいく、大切なことは、自分に正直に書き込む。嫌なことも、少し恐いことでも書き込んでいく。

あくまでも、人に見せるためのものでなく、自分が見るためのものだ。
たとえば、どうしたらいいからないことに対しては、
「どうしたらいいかわからない」とはっきり書けば良い。

次に
「どうしてわからないのか」、「その理由は」、「その原因は」と自分に問う。その理由として、「自分が弱いから—。」または「自分が苦手だから—。」「嫌いだから—。」それに対して、「なぜ弱いのか」、「なぜ苦手なのか」と、どんどん深く書き続ける。

すると、まっ白な紙が文字でうまっていく。

そして最終的には結論の出る場合と、結論の出ない場合もある、しかしそれは問題ではない。
これは一枚のまっ白な紙に他人に見せることが目的ではないために自由に本当の思った事や考えていることを書き込むことによって、今の自分の置かれている問題点を、正しくつかむことができる分析法のひとつだ。

最初は書くという行為のみで、ただ一生懸命書きなぐっているだけだが、何日かして、落着き、冷静になると、自分のことがよくわかる。
また問題点や解決法を見い出すことも可能。このように自分との対話をもつ機会も必要。

そして誰もが気づくことがある。それは自分との対話の中に発想のヒントが無限に隠されていることを知る。答えは誰もが自分のなかにあるのかもしれない。

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