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25.note記事のみなさん!Ⓒマークは大切な著作権表示です。

Ⓒマークと著作権その3.

質問⑱Ⓒマークを付けるメリットはどんなものですか?付けてもつけなくとも自由ならばⒸマークは付けた方が良いと思うのですがいかがでしょうか?


はい、確かにⒸマークはつけても、つけなくとも自由です。

それは著作者の考え方次第なのですが、私たち著作権協会は問題やトラブルを避けるためにもⒸマークをつけることをお勧めしています。

Ⓒマークの表示の仕方は自由ですが、「このイラストは著作権協会に帰属しています…」などと長い文は不似合いですね。

また、Ⓒマークがあるため、誰が著作者なのかがはっきりと伝わります。
著作者がはっきりすればそのイラストを利用したいときなど連絡が取りやすくなりますし、何よりも自分の宣伝にも使えます。

Ⓒマークのない、表示のない著作物は一体だれが創作したのかがわかりませんね。


また、著作者に許可なく無断で引用する「引用の定義」というものもあります。自分のホームページやブログ、note記事において何かを紹介する場合。何かとは「他人の著作物」です。

このような場合「引用の定義」にあてはまるものならば引用できてしまいます。その場合このイラストやキャラクターは〇〇さんが描いた著作物です」ときちんと紹介するために、引用元を自分のサイトでは「著作者の表示」をする必要があり、「引用のルール」としては、「引用元のサイトと同じ表示をする」というルールがあります。


そのルールに反して「自分のサイトでは著作者を表示しないが、転載する人には著作者を表示してほしい」と主張をすることはできません。


ブログやSNSの場合、デフォルトの状態でアカウント名が表示されることが一般的です。別途著作権の表示をしていなければ、このアカウント名が著作権者の表示とみなされます。

アカウント名以外の本名やペンネームを表示したい場合は、自分で表示設定をする必要がありますね。

例えば、ブログやSNSの自己紹介の欄に「このブログの作者はNPО japan copyright associatioであり、著作権は全「NPО japan copyright associationに帰属します」と記載するか、もしくはシンプルに「© NPО japan copyright association」と記載する方法があります。

他にも、ブログやSNSを投稿するたびに、各記事の末尾に「©特定非営利活動法人著作権協会」や「© NPО japan copyright association 」と表示する方法もあります。

引用の仕方としては、「サイト名だけでなく、引用元で表示されている通りの著作権者を表示する」必要があります。自分以外の他のサイトで使用したいイラストや写真があった場合、「引用の定義にあてはまるもの」は著作者に許可なく引用することができます。

ただ、引用のルールとして、必ず「引用元で表示されている通りに著作権者を表示」しなければいけません。


例えば、著作者名でなくサイト名として「転載元:YouTube」「下記画像をFacebookより」というように、サイト名を表示するだけではだめです。
注意すべき点は、「サイトの名前や運営会社ではなく、「著作権者を表示」しなければいけない」ということです。

表示する際には「転載元NPО japan copyright association・URL: http://www.npojapancopyrightassociation.com/ 

又は、「NPО japan copyright associationによる、2021年11月6日のnoteより引用」というように具体的に著作者、著作権者を特定して表示しなければなりません。なお、Twitterで誰かのツイートをリツイート(RT)する場合は、自動的に引用元のアカウント名とツイートのリンクが表示されます。

著作権の表示としてはこれで十分なので、あえて自身で著作者を表示する必要はありません。著作権の表示は義務ではありませんが、表示しておくと複数のメリットがあります。

Ⓒ表示の、一般的な表示方法は「Ⓒ」+「サイトを公開した年」+「著作権者」となります。特に表示場所の位置の義務付けはありませんが、一般的には、見る人がわかりやすい場所にすればかまいません。

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特非)著作権協会です。みなさま応援ありがとうございます。noteの世界でも、出版の世界でもこの著作権の本は無限に発行されていますね。

ただ、残念ながらほとんどが専門家や法律家が書いた法律論が中心で、法律の解説書のような感じがしています。

私はあくまでもデザイナー、イラストレーター、漫画、小説、カメラマン、音楽関係中心の、それも有名人対象でなく、現場で頑張り続けている創作者(著作者)の方々を対象としてまとめているものです。

有名な人々のはじめはみな無名でした。

無名な人たちがその人たちを追い越してやがて有名になっていきます。

いつ、どこで、無名な人たちが有名になるかは誰にもわからないことかもしれませんが、無名な人だから夢や希望、情熱がその作品に必ず表現されます。

noteの世界を眺めていると素晴らしい作品が無限に存在しています。プロ顔負けのnoteman、notewomanたちがいます。ですから、みんな、Ⓒマークをつけましょうね。やがて、そのⒸマークは有名になるはずです。


みんな無名からの出発ですね。


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