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たまに行く特別なカフェ

おはようございます。皆さんいかがお過ごしでしょうか?ナオコです。

皆さんはどんなふうにくつろぎますか?
くつろぐって、とても大切なことだと思います。いろんなくつろぎ方ってありますね、これはもう人それぞれとしか言えません。

私はいまとても精神的にも肉体的にも余裕のある生活を送らせてもらって、感謝の一言です。いつ何時にも必要なのは、本と音楽なわけで、これは暮らして行く上で欠かせないのが本音です。子供の頃から変わりません。

本と音楽、どこで楽しむか。
おうち時間はコロナ以前から大切なこと。自転車で飛び出すのと、バランスが大事なんです。

そこで、今日はご紹介したいカフェ、喫茶があるのですが、ひっそりとご紹介したいと思います。

自転車で30分かからないで行けますが、一つ山を越えます。

ほんとにひっそりとした佇まいのお店です。店内は松本民芸家具が置かれています。全てです。私の生まれた頃にオープンしたのだと思います。それだけの経年変化、もう素晴らしく使いこまれた木肌の椅子とテーブルばかりです。いかに丈夫に作られているのか、よくわかります。風合いが素晴らしいです。

いつも午前中の遅い時間に行くと、一番奥の四人席にすすめられます。その日の気分で椅子を決めます。ウィンザーチェア、キャプテンチェア、ラッシチェアが。隣にはグランドピアノ。大きなスピーカーも。民藝品の硝子やわら細工、ビクター犬あったり、レコードたくさん、もう私うっとりです。

そして、コーヒーのオーダー。初めて行ったときは、カウンターに並ぶ民藝のカップ&ソーサーに見入り、帰りに、

このカップで淹れてもらえるのですか?

そう思わず聞いてしまいました。

いいですよ。

と、オーナーさんが。


近いうちに行きました。そしたら憶えていて下さって、そして、オーダーしたコーヒーは、バッハブレンド

選んでくださったカップ&ソーサーはなんと、

砥部焼梅山窯カップ&ソーサー十草三つ紋

感激です!

そして、なんとかけて下さったのが、

バッハ「ゴールドベルク変奏曲」

しかもチェンバロでした。

初めてのチェンバロのゴールドベルク。

至福の時でした。

ゴールドベルクの後に他のアルバムもかけて下さり、またクライマックスが素晴らしく、ぼーっとしてしまいました。


会計のときにオーナーさんが、

僕、バッハ好きなんですよ。

とおっしゃって。

私はグレン・グールドを聴いています。

と言ったら、

ピアノで聴いてるの?バッハはチェンバロでしょ。

と、少し怒られてしまいました。それは正統なご意見だと思います。すみません。


近くにこんないいところがあるなんて。
私ラッキー。


音楽は普段はサブスクで聴いてます。

でも、しっかり残っているのが、

グレン・グールド   
バッハ「インベンション」


普段はサブスクで聴いてますが、
いつ聴いてもいいです。


音楽ってなんでこんなに幸せなんでしょう。人生に喜びを増してくれる音楽。

これからもまた新しい音楽に出会っていきたいと、サブスクありがとう。と、音楽なくては生きてけない私は思っている次第です。

古いのも新しいのも、両方必要なので。


ということで、今日は想い出でした。

それでは、またお会いできますように。
皆さんも喜びに満ちた時間をお過ごし下さい。今日もありがとうございました。

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