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休職したら好きなことを思い出した

突然、休職はじめました。
現在進行形でお休み期間中の私です。

休み始めは自分自身を責めて責めて、何が悪かったのか、何でこうなってしまったんだ、と自己嫌悪祭りを開催していました。

やっと最近、休職した自分とも向き合えるようになってきたような気がします。
…まぁ、日によるけど。とりあえず良かった。

時間はたくさんあるので、その日をどう過ごすか全て自分が決めることになる。
(休職した皆さんがどうやって過ごすのかnoteを通じて拝見していたりもします。)



趣味を聞かれれば、映画や漫画、ドラマ、アニメ。美術館や博物館に行くこと。散歩をすること。答えることはそこそこある。

でもそれらをじっくり、ゆっくり満喫したのっていつ以来だっただろうか。

そういえば私って何が好きだっけ?

仕事をしてた時も休みの日はある。
友達と遊んだり、それこそ美術館等に行ったりしていた。でもなんだか 休みの日しか遊べないんだからと予定を詰めに詰めていたような気もする。
(もちろん、それはそれで楽しいのです)

休職して少し経ち、心が落ち着いてきた。
そんな私の 今、好きなこと。

久々に本を読んだ。
そういえば学生の頃は本が好きだった。
月夜に電気スタンドの光だけで読んだ「重力ピエロ」は忘れられなかった。

直近のお気に入りは、近くの公園に行って、暖かい飲み物を飲みながら 本を読むこと。
相変わらず小説しか読まないのだが、文字を噛み締めながら物語の中に入る感覚は小説でしか味わえないような気がする。

📚


そして映画。
特に家で観る映画が好き。大学生の時、狂ったように観ていた。そうだ、TSUTAYAで借りては返しの日々を過ごし、狂ったように観てたんだ。
そんなに好きだったのに、いつの間にか観たいものが積もるばかりになっていた。

今やNetflix、Amazonプライム、その他色々なものがあって、映画を観る環境にはもってこいな世の中なのに。それとは反対に私は映画を観なくなった。

試しに映画を何本か観ると、次はこれ、今度はこれ、と観たいものがどんどん溢れてきた。
そうそう、この感覚だ。その日の気分に合わせて、観たいものリストから適当に選ぶ。暖かい紅茶が冷めるのにも気づかず、没頭できるところが映画の好きなところなんだ。

🎬

あとは散歩と音楽。
スポーツはからっきしダメなのに、何故か歩くことは昔から好きだ。

高校生の時、バスの時間が微妙だからという理由で、徒歩1時間以上かかる道を歩いて帰ったりもした。その帰り道だけは本当の意味で「ひとり」だった。それは唯一無二の時間で、音楽を爆音にしてひとりを楽しんだ記憶がある。

考えごとをしたり、目に留まったものについて思いを馳せたり、きれいな花や可愛いお散歩わんこを見て、まったりと散歩を楽しむ。

🚶

最後は、美術館や博物館に行くこと。
平日に行くと、土日とは比べ物にならないくらい人の量が少ない。じっくりゆっくり観る派の私にとっては最高の状況である。(美術館や博物館、その他etcに行くことについては、また今度noteに記したい)

🎨



と、ここまで書いといてなんですが、丸一日だらだらしたり、調子の悪い日ももちろんあります。

それでも、好きなこと自体の良さを休職してから改めて思い出しました。聞かれたから答えるだけの趣味ではなく、心から好きなことへ浸っている感覚を思い出せて良かった。

久しくやってなかった趣味を、今もう一度、ゆっくり味わうように楽しんでいます。


おわり

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