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Magic:The Gathering(ギャザ)記事まとめ

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note公式のMagic:The Gathering(ギャザ)マガジンです。 皆さんが書いてくださった素敵な記事をまとめていきます!
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2023年8月の記事一覧

赤白独創力のススメ

 こんにちは、初めまして!maltsです。普段はアリーナのエクスプローラーで練習したり、たまに地元富山のショップイベントに顔を出したりしています。  自身の成績でプレミアイベントで大きな結果は残せていませんが、今回エリア予選で独自構築のデッキを用いて突破することが出来たので今回noteに残していこうと決めました。 基本的な勝ち方は、 ・不屈の独創力で世界棘のワームと歓楽の神、ゼナゴスを出す ・トークンで殴り勝つ  この2点となっています。ゲームレンジの違う2つのプランを

スタンダードの論点(エルドレインの森)

8月も終わりが近づき、プレビュー期間も過ぎて、誰もが新たなデッキの採用カードに思いを馳せる中、コロナの高熱にやられてましたオーヴァンです皆様お身体にご自愛下さい! 新セット「エルドレインの森」導入によるスタンダードへの影響を考えるシリーズ記事です。今回は長文書いてる余力が無いのでサクサクやります。出来ればマスク着用で、充分な水分補給の上でご覧下さい! 環境のおさらい前回記事です。禁止改定後のスタンダードは ・版図ランプやエスパーコントロールを中心として何やかんやゆっくりに

【PiEDH】マナベース考察【パイオニアEDH】

パイオニアEDHのデッキを組む際に考えたことを言語化してみます。今回はマナ基盤のお話です。 前提条件1 - ゲームレンジパイオニアEDHで早期決着が絶対にないとは言わないが、概ね6-8ターンがゲームの焦点になりやすい。もしかしたら筆者の知らない高速卓が存在するかもしれないが、今回は6-8ターンに大勢が決するくらいのゲームレンジを想定して以降の議論を進める。 前提条件2 - 要求マナ決定打となる大技は概ね7マナ以降なので、今回は7マナを一つの閾値として扱う。もっと大振りに動

ヤヤ・バラードデッキの道のり【211】

軽い気持ちで『エルドレインの森』のカード見てたら2日経ってた びっくりである ということで、そろそろ次環境のことも考えながらデッキ回す 前回はこちら ヤヤ視点での『エルドレインの森』カードレビューはこちら デッキヤヤ・ビート2.0.2 このデッキ、致命的に壁に立たれると弱かった 特に5C版図の《偉大なる統一者、アトラクサ》と白単コントロールの《機械の母、エリシュ・ノーン》 タフ7が基本は削り切れないので、バットリで何とかするしかないんだけど、リソース尽きてるとそれもで

《擬態する歓楽者、ゴドリック》

今回は以下のカードについてです。 基本的な挙動 《擬態する歓楽者、ゴドリック》は、通常は伝説のクリーチャーで、速攻を持つ3/3です。そして、祝祭で示される能力によって、ドラゴンになり、飛行と追加の能力を得て、4/4になります。 祝祭の条件 祝祭は「あるターンの間に土地でない2つ以上のパーマネントがあなたのコントロール下で戦場に出た」ことを参照する能力です。言い換えると、これが満たされていないターンは、祝祭で示される能力は適用されないことになります。 つまり、あるター

ヒストリック・ブロール視点で見る! エルドレインの森

みなさんこんにちは。 バーチャルPWの重寝 累花です。 ついにエルドレインの森の発売が間近になってきました。 多色の出来事、おとぎ話のエンチャントたち、食物。 前回のエルドレインらしさも残しながら、ファイレクシアの侵略を経た戦後の世界を暗く美しく描いたセットに見えますね。 ローテ延長となったスタンダードへの影響も勿論気になるところではありますが、ヒストリック・ブロールへの影響も少なくありません。 ではさっそく見てきましょう。 セット全般の特徴今回登場する伝説のクリーチャー

近代Landsについてつらつらと考える ーローム編ー

はじめに最近、《ウルザの物語》、さらには《抵抗の宝球》をメイン採用した、Landsが増えてきています。このシリーズでは、これらの無色が濃くなったLandsを近代Landsと定義し、その構築の中で今まで暗黙とされてきたデッキ構築を見直してみよう、と考えていきます。 前回の記事はこちら。 近代Landsにおいて、考えているテーマは下記の3点。 踏査の枚数について 壌土からの生命の枚数について Taigaの枚数について 前回の記事では、1.のテーマについて、《古えの墳墓

【MTG:Pauper】 『エルドレインの森』 コモンカードレビュー

 こんにちは、角とうふ(@TunoTofu)です。  今回もパウパープレイヤー目線で、新弾のコモンカードを見ていきたいと思います。  久しぶりの通常セットということで、統率者マスターズや指輪物語からするとカードパワーは控えめですが、今回も面白そうなカードがちらほらありましたね。 カード評価について  私の評価は以下の3段階で評価していきたいと思います。 【A】:即採用圏内。今後よく見ることになりそうなカードについてはこの評価。 【B】:試したい・試されそうなカードについて

渋谷MTGコラボ巡り

はじめに  2023年9月1日からは、みなさんお待ちかねの”30TH ANNIVERSARY CELEBRATION TOKYO“が開催されます。  その中のひとつ、MIYASHITA PARKコラボは8月下旬からひと足先に開催されており、第一弾特典が配布中。行ってきました。 https://www.miyashita-park.tokyo/media/2023/08/21.pdf  これから訪れる方に向けて、少しレビューを書いてみたいと思います。参考になれば幸いです。

久しぶりにMTGでなくデュエマを遊んだらマジック:ザ・ギャザリングをされた話。

紙のカードゲームはMTGばかり遊んでいるのですが、デュエマのカードをネット通販で注文したまま袋に入れっぱなしなことに気づいたので開封してデッキを組んでみました。 マジック仲間に声をかけデュエマで遊んでもらうことに。 ……持つべきものは「でゅえるメイト」なのだなあ。 そういうわけで久しぶりのデュエマだ。 私が使うのは【シノビ】デッキ。 MTGの忍術は「ブロックされなかったとき」に使えるがデュエマのニンジャ能力は「ブロックされた時」に使える逆忍術とでも言うべきメカニズムがある。

MTG初心者が2回目のサークル内大会で優勝争いした話

2023年、毎年のように異常と言われる8月が今年も終盤に差し掛かり、少しずつ暑さが落ち着く9月がこんにちわしてきそうな今日この頃です。 しかし全然その気配を感じず、この記事を書いてる筆者は裸族の仲間入りを果たしています。甲子園終わったら少し涼しくなるんじゃないのか! 残暑に文句を言ってもどうしようもありません。 さて、今回もマジック・ザ・ギャザリングの記事です。今お世話になっているサークル、「MTGT(立川)」のイベント大会に参加してきたので、それについて書いていきます。

黒単ペインター

お久しぶりです。5月に投稿したおうちCSレポート以来でしょうか。 初めましての方は初めまして。 今回はここ最近使用しているデッキを紹介したく記事を書かせていただきました。 拙い文ではありますが最後まで読んでいただけたら幸いです。 デッキ作成の経緯 ペインターには様々な型があることをご存じでしょうか。 エムリーや思考の監視者などアーティファクトとのシナジーがある青いカードが多く採用され、打ち消しなどを多用して相手をけん制しつつコンボを狙う青単ペインター。 ゴブリンの溶接工と

第4期パウパー神挑戦者決定戦(にっき)

1.はじめに皆さんこんにちは、椎葉村民です。 この記事を開いていただいてありがとうございます。 前提としてほぼPauper(Elves)専門の割に環境理解度低めの僕の記事なので、 日記的な読み物要素:エルフの理解度UP要素=9:1位の内容です。 主に下記の方々に読んでいただけると嬉しいです。 ・「エルフの森は許せねぇ…滅ぼさねば!」 ・「部族好き!」 ・「エルフ大好き!」 ・「パウパー気になる!」 あとパウパー神(というかパウパーの大会全般)の雰囲気良いよって話とかが伝わる

mtg読み物解説 エルドレインの森 第5話 破られた誓約

本文はこちら 既にタイトルが不穏すぎる。 概要ケランとルビーは廃墟となったアーデンベイルの前に辿り着いた。 城の中は静かだったが、忌まわしき眠りと多くの眠り人が蔓延っていた。 ケランの持つトロヤン製の変身薬を使い、ルビーがカエルに変身し、城壁から城の上へ飛び上がった。 無事城内に忍び込んだ2人は魔女がいるであろう玉座を探し、その道中にローアンの姿を見つけた。 覇王の長女が魔女の城にいる理由は1つ。自分たちと同じく魔女の討伐だろう。 ケランとルビーは飛び出し、ローアンの魔女