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#フードエッセイ 記事まとめ

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食べ物に関するすてきなエッセイnoteをまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#フードエッセイ」や「#エッセイ」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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#ご当地グルメ

「冷や麦」が美味しい季節になりました。今や市場では、太い手延べ素麺を「冷や麦」と呼んでいますが、本来手打ちで作る麺なんですよ!

こんにちは、無類の麺好きDJムッチーです。 気温が高くなってくると冷たい麺が食べたくなりますね😊 最近、お昼には冷や麦を頂く日が増えています。 手延べ素麺ではなくて、手打ちの冷や麦なんです。 子供の頃は、祖母の郷里の四国から手打ちの冷や麦を手に入れることができましたが、今や市場では太い手延べ素麺を冷や麦として売られていて、乾麺の手打ちの冷や麦は通販でしか手に入れることができません。 手打ちの冷や麦は、極細うどんと言ってしまってもよくて、ツルリとした食感と麺としてのシコシコ歯ざ

これでもか!!と小田原を詰め込んだ昼ごはん。

話せば長くなるが小田原という町と縁がある。 もし町に感情があるならば『ほうほう、ここまでわしの事を一皿にまとめるなんてちっとは認めてやらねばな、フム』 なんて言ってくれるかもしれない。かまぼこ板くらいくれるかもしれない。 なにはともあれ僕は今回、小田原というテーマをこれでもか‼と料理に詰め込んだ。 情報過多すぎるほどこだわった。 前にも話したが、食前の説明が長すぎると美味しい瞬間を逃してしまうので、あとがきとして備忘録として書き残していく。 5000字ちょいと長いのでご

岡山県の夏の味覚、シャインマスカットが6月2日同県倉敷市で初出荷を迎えました。香り高く高糖度に実り「消費者に大満足いただける仕上がりになった。」と生産者さんは自信満々!東京、大阪へ出荷されます。。

こんにちは、月曜から元気なDJムッチーです。 岡山県の夏の味覚、シャインマスカットが6月2日、岡山県倉敷市で初出荷を迎えました。香り高く高糖度に実ったシャインマスカットを前に「消費者に大満足いただける仕上がりになった。皆さんに食べてほしい」と生産者さんは自信満々です。早ければ今日から、岡山県内のほか東京や大阪を中心とする市場に出回ります。 種がなく甘みが強い「シャインマスカット」と、酸味と甘みのバランスの取れた「マスカット・オブ・アレキサンドリア」計約1000キロが出荷されま

青森・秋田で漬けられる大きな大きな杏梅〜なにわ梅・おうみ梅と呼ばれる杏(八助梅・おうみ梅その1)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年7月10日) 東北、特に青森や秋田県の北部では、直径4~5cmにもなる大きな梅の実が梅漬けにされる。 この大きな梅の実を、青森では半割にして種を抜き、紫蘇で巻いて漬けることも多いようだ。…というか、梅と書いたがこれはれっきとした「杏」。ゆえに実は大きくて甘く、種も簡単に外れる。 こうした事情を知ったのは梅仕事を始めたごく最近のことで、昔から地元の秋田や青森あたりではよく「しそ

山椒の実(実山椒)をたっぷり買って、一年分の加工と保存~ちりめん山椒、実山椒の佃煮、醤油漬け、オイル漬け、未使用分は小分け冷凍

粉山椒やちりめん山椒が大好きだ。 旅先で見つけるとつい買ってしまうけれど、いろいろ試して好みに合うのは京都の品が多かった。香りがクリアで濁りがなく、ちりめん山椒の味付けもくどくなく、すっきりとしたものが多い。 中でも粉山椒は「七味家本舗」の袋入りをもう三十年近く愛用している。学生時代に気に入って以来、他で何度試してもやはりここのが一番と感じる。香りが抜群によく、えぐみや濁りがないので様々なものに合わせられる。 だが、そんなに好きでも自分で山椒の実を買って加工しようと思った

夕張メロンの初セリが札幌市中央卸売市場で開かれました。この日の最高価格は、2玉300万円だったそうですよ・・2019年に付けた2玉500万円が最高値。子供が食べるものではないですね!

こんにちは、DJムッチーです。 夕張メロンの収穫が今月23日からはじまり、24日には札幌市中央卸売市場で初セリが開かれたそうです。最高値は2玉で300万円。卸値で300万円ですから、小売値がいくらになるのでしょうね?? 夕張市のメロンの梱包・販売業「ホクユーパック」さんが落札したそうですが、ご祝儀相場とはいえ太っ腹ですね。 以前マンゴーの初セリの記事を書きましたが、今年のマンゴの最高値が2個で70万円で、大間のマグロ1㎏より高かったことを思うと、夕張メロンは超ド急に高価という

鳥取県の名産品「鳥取砂丘らっきょう」の出荷が始まりました。鳥取県はらっきょうの一大産地。触感の良さは砂丘育ちならではです。

こんにちは、DJムッチーです。 皆さん!カレーの薬味と言えば何を思い浮かべますか? やっぱり福神漬けですかね? キュウリのピクルス? 酸っぱいキャベツ?僕はカレーの薬味と言えば、らっきょうなんです。 辛いカレーには、らっきょうの甘酢漬けがピッタリだと思いませんか?。 カレー屋さんで出された薬味のらっきょうは、必ずたいらげます。 最近は、本格的なスパイスカレーの店が増えて、昔ながらのらっきょうが付いて来るライスカレーを食べられるお店が少なくなってしまいましたね。 そんならっきょ

ラーメン替え玉半額の学割は、オトナの社会人大学院生にも通用するのか?

社会人大学生になって、やってみたかったことがあります。 それは「学割」そう、学生割引です。 学生証を提示したら、割引料金でサービスが受けられるアレ。 最初は「この歳で大学生だなんて」という気持ちもありましたが、いまはもう気にせずじゃんじゃん使っております。 一番よく使っている学割は「美術館」などの入館割引です。美術館の受付でわたしを見て当たり前のように「一般入館券」を出そうとされている窓口の方に、スッと学生証を出しつつ「学割でお願いします」というと、たいていの方は気ま

【美味しいお菓子】東京みやげに!美結菓

前に、最近食べた美味しいものについて書いたのですが、とても美味しかった『美結菓』について書いてみます。 私にとって、東京土産のイチオシは 『ごまたまご』です! 『ごまたまご』だけでなく、チョコたまご、いちごたまご、ぽてたまごなどいろいろな種類があります。しっとりとした生地の中に、甘いあんが入っています。そのあんのごまが美味しいのです。 東京に行ったら買ってきたいお菓子です。 お土産にも喜ばれます♪ もう一つ他にと言われたら、東京バナナとか、バターの木、プレスバターサン

◆生々流転 〜山菜賛歌〜

山菜か何か知らんけど。 そんなもんを採るためだけにヒグマの出る山に入る人の気が知れないね! そう思った時代がわたしにもありました。 全面的に、訂正したい。 山菜はウマイ。 そうと知ったのは、結婚して和牛農家に嫁いだ数年前からだ。 今は離農して人の土地になってしまったが、夫の実家の敷地は山菜の宝庫だった。 始めは、義母に「アサちゃん、山菜採りに行こう」と言われたのが厭で厭で堪らなかった。 だって絶対わたしの天敵であるところの何らかのニョロニョロした虫がいるに決まっているし

砂川さん、ポークチャップってなんですか。

トケイヤkitchenのテーマとして、日本全国のご当地グルメをアレンジ再現してきました。 気がつくとその数、いつしか119本。ということで、今回は記念すべき120本めの記事になります。 🗾久しぶりのご当地グルメ最初の頃は、次はこれにしよう、その次はあれだみたいな感じで、ネタのほうが順番待ちしてくれている状態でした。なのでけっこうなペースでこのシリーズの記事を書いていたのですが、さすがにこれだけの数になると、よく知られたメニューはひととおり登場したかなという気がしてます。

今年は富山でホタルイカが大漁です。旬が終わる前に楽しみましょう!和もいいけど洋のお料理が簡単で美味しい!

こんにちは、DJムッチーです。 ゴールデンウェークの疲れが出ていませんか? そんな時には、食べて元気になるのが一番です。元気になる栄養素と言えば、ファイト一発リポビタンDにたくさん入っている「タウリン」。 今が旬のホタルイカには、このタウリンがたくさん含まれています。 栄養補助ドリンクでとるより、美味しく食べて元気になるのが良いですよね!・・・(大正製薬さんごめんなさい🙇‍♂️) 今年は富山でホタルイカが大漁です 去年は歴史的不漁で、今年も絶望視されていたホタルイカが、海

今日は「コナモンの日」です。戦後アメリカからの小麦粉の供与は、陰謀ではなくて、日本からの要望なんです。小麦粉の強みは、お米と違って水で練って焼くだけで食べられますからね!

こんにちは、DJムッチーです。 今日は「コナモンの日」。コナモン文化の普及を目指して、一般社団法人日本コナモン協会が2008年(平成15年)に制定されたそうですが、大阪以外ではあまり興味がなさそうですね。 コナモンと言えば、お好み焼やたこ焼を連想するでしょうがパンやうどん、団子なんかもコナモンなんですよね。 コナモンが大阪に定着したのは、人口の大爆発と西洋の食文化が大きく関与しているようです。 日本一の人口を誇った大阪 約100年前の大阪市は、東京市を上回る日本一の都市で

ローカルチェーン店という有難み

ローカルチェーン、ご当地チェーン店が好きだ。 端的にいうと ①旅行の目的地になる ②ご当地の味を容易に知ることが出来る ③住む場所が変わっても地元の味を楽しむことが出来る という点にローカルチェーンの恩恵を味わうことが出来る。 ①旅行の目的地になるローカルチェーン店はその土地の文化や土壌をベースに成立していると考えていて、それだけでも訪れる価値がある。そして和食だけに限らず、様々な料理がその土地でヒットして形成されている。 例えば私にとっては一蘭があてはまる。今でこそ