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ジャズ 記事まとめ

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ジャズのアーティスト・楽曲について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#jazz」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2023年1月の記事一覧

#13 犬的ジプシー・ジャズとの出会い②

犬的ジプシー・ジャズとの出会い①のつづき 〜〜〜〜〜 ジプシー・ジャズのnote(楽譜) のことはよく知らないけど、 クラッシックも、どんな音楽も、楽譜だけが存在していてもプレイヤーが継承されて行かなければ、100年200年、1000年後には「そのままの形」 では残っていかないかも。 勝手に「口承伝統(文芸)」みたいと思っていて、 能のように、方法が人伝いに伝わっていかなければ、技術として音楽として残っていかないかも。 現代はスマホがあるし、録音も録画もできるから、誰かが

#12 犬的ジプシー・ジャズとの出会い①

(↓タップでアカウントに飛びます) ジプシー・ジャズおじさん 君の夢は何? ー作詞作曲:犬ー マイルールがある。 知り合いや友達に「それに長けている」人がいたら、絶対にGoogleで調べないということ。 ジプシー・ジャズもそのひとつ。これまでも、気になっても調べないようにしてきた。これからも絶対に調べない。 ですので、ここからは「私(犬)が友人達から聞き、何となく予想で知り得ていること」の範囲で語りましょう。 〜〜〜〜〜 ジプシー・ジャズとの出会いは2022年7月

トム・ヴァーレイン 千羽の青い鳥

今度はトム・ヴァーレインか。 テレビジョンといえば、若い頃、お兄さんたちの聞いていたヤバいバンド、というイメージだった。マーキー・ムーンに入っていた”Friction”のイントロのギターリフはみんな練習したんじゃないだろうか。聞いたことがないような画期的ギターリフばかり。U2のエッジがインタビューで「僕がヴァーレインから影響を受けたのは、彼のスタイルというよりも、他の誰もやったことのないことをやったという事実に対してだと思う。」そういうことなんだろうと思う。唯一家にあったこ

楽器経験者によるジャズ初心者バンド始動

今日は友人宅で(noteに書くのは初めてだけど)以前からやろうと言っていた初心者ジャズバンドの初練習。 僕の担当はなんと初めてのアップライトベース。(実家にウッドベースがあった時期があり高校生くらいの時に少しだけ触ったことはありましたが) 最近買った(妻に買ってもらった)アップライトベースを弾く僕。 アップライトベースはウッドベース(もしくはコントラバス)のボディを無くしてコンパクトで生音が小さくアンプに繋いで演奏できるようにしたもの。 詳しいことはまた別の記事に書くつもり

そうだ、私には音楽があった! --Spice up my life with music!

中年になると何かモヤモヤすることが多くなった気がする。若い頃のように右も左もわからないまま全力でぶつかって時に玉砕することもなく、かといって静かな悟りの境地に至ることもなく、やたら疲れるとは言っても、まだまだ体力も気力もある。でも現実、限界、という言葉もちらついてくる。 嫌だぞ、この感じ。この中途半端な感じが気持ち悪くて仕方がないのだ。私の好きな「スパーンッ」とした感じ、「スカッ」とした感じがないのだ。 で、自分はこれまでどんな時にそのスカッとした快感を得てきたんだろう、

20年前、悩みながらサラリーマンをしていた君へ。勇気を出してその一歩を踏み出せば、ピアニストとして生きていけるよ。

47歳に、なってました。 旅するピアニスト、永田ジョージです。 誕生日当日は、映画「君の名前で僕を呼んで」5周年記念スペシャルの音楽&朗読劇の最終稽古が朝から晩まであり、日付変わって次の夜は、渋谷JZ Bratでバースデーライブでした。 いつもスペシャルなメンバーに共演をお願いしているライブ。今年は、野尻湖の宇迦神社で行われた奉納祭で初めて夏にご一緒し、歌声に衝撃を受けてその後もなんどかステージを共にしたMarianaさん。 そして、玉置浩二さん・小野リサさん・渡辺貞夫

"MARDEN HILL"の事。

色んなインディ・レーベルが立ち上がっては消えていった音楽業界にあって、特色や志向は大抵がレーベル・オーナーや初期所属アーティストのエゴから始まっていて、”わがまま”だからこその良質なレーベルが多数存在した。でも、浮き沈みの激しい音楽業界にあって、残るのは奇跡に近い。ましてや完全に趣味性に彩られた美学を追求するのはハードルが高すぎてる。でも、あの時代に私たちはそのポップの楽園を享受した楽しい思い出しかないと言っていいかもしれない。でもパーティは長く続かなくて、やがて終焉を迎える

‘S Wonderful

(写真は本日のソロピアノのお店より) 次回の NY de Let’s Sing Jazz! #60 Online Class. 今期の最終クラスです。 課題曲は、ガーシュインの ‘S Wonderful  お馴染みのジャズスタンダード曲です。 歌詞の言葉で遊んでいるというか、遊び心が楽しんで歌になってます! このクラス後が、第7回Festivalになります! そして、Verseの入ってる楽譜がこちらです! Verseも楽しい言葉遊びが入っています。 ‘S Wonderf

鈴木恵TRIO 新潟ジャズストリート2023 出演いたしました。

新潟ジャズストリート「鈴木恵TRIOステージ at カファパルム」へお越しの皆さま、本当にありがとうございました。 スタート30分前には会場がほぼ半数は埋まっておりました。ジャズストリートで演るTRIO。もちろんお客さまはジャズを聴きに来ているわけですから、流石にビビりは隠せません。 公開リハ開始。「リハ聴いていただいてもし雰囲気違うなって思ったらどうぞ他の会場へ行っていただいて構いませんので。」逃げセリフを吐いてしまうも、誰一人動こうとはしません。顔色を伺い、守りに入って

ボカロ紹介 20230122

耐えきれずに寝ちゃったけど、疲れが洗い流されたように取れました。やっぱり睡眠は大事。無理せずに寝ましょう。 1/21のボカロ紹介と日記はこちら。 <料理番組の日>1/22は、「ジャズの日」。 <お絵かきAI>サックスを吹くリンちゃん

Raise Your Hand Together -Works of Cornelius 010-

Holidays in the sun e.p.Corneliusとして2作目の音盤は、1993年9月10日に発売された『Holidays in the sun e.p.』である。デビューシングル『太陽は僕の敵』からわずか10日後のリリースだった。 タイトルは収録曲「The Sun Is My Enemy」を意識したものだろうか。同名の曲がSex Pistolsの作品にもあるが、意図的にこれを引用したのかどうかはわからない。 "EP"という呼び名は、アナログ盤愛好家の小山田

1950年代のビル・エヴァンス

 ビル・エヴァンスのことを語る時には、一般的に前期、中期、後期と分けることが多い。中期は、天才ベーシストのスコット・ラファロとのリバーサイド4部作を生み出した60年代であり、それ以前は、50年代であり、それ以降は、70年代となります。 60年代のビル•エヴァンスがすごいのは言わずもがななのですが、70年代もすごいのは下記の本に理由がありました。 これから50年代のビル•エヴァンスについて語るのですが、50年代は、マイルス・デイヴィスとの交流もありかなりの名作を残しておりま

SNS Shocking#2「土着の音よ、次代に鳴れ」(ゲスト:細井徳太郎)

「自分なりのジャズやロックを後世に残したい」 そのような若手音楽家や文化人の発言を、ここ20年ほとんど日本で聞かなかった。そんなことを言えば最後、「ネトウヨ」とか「意識高い」などの表面的な言葉で一蹴されるだろう。だが29歳のギタリスト/シンガー・細井徳太郎は確かにそう語り、こちらの「なぜ、そんなに意識が高くなったの?」という意地悪な質問にも「普通かな」と自然体だった。 我が国における大衆音楽の発展には、西洋音楽やロック、ヒップホップといった流行を日本語に落とし込んだ歴史も

¥500

"CARMEL"の事。

その土地ならではの音楽ジャンルをカテゴライズするってのは多いですが、近辺の出身だからと言ってみんな同じサウンド志向って訳は無くて、まあ地元のスモール・サークル・オブ・フレンズの中では、音楽志向が似たバンドが多くなるのは分かるけど、同じ故郷で同じ時代に活動しても、近くて微妙に異なる音楽性を持ったバンドってのが育つものです。主義主張が強いバンドはいいけど、たまたま契約したレコード会社の意向が色濃くなっていると、ちょっと疑問が生じる。Kalimaと同じマンチェスター出身で、同じ女性