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舞台マガジン 記事まとめ

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「演劇」「ミュージカル・オペラ」「ダンス・バレエ」「落語・講談」「歌舞伎」「伝統芸能」の記事をまとめています。舞台メディアはこちら▼ https://note.com/topic…
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2024年6月の記事一覧

ラフ×ラフ 出来事まとめ(6月23日~6月29日)《吉村萌南 ヨコハマバスツアー、佐々木・日比野 誕生日》

6月23日(日)永松波留、MBSラジオ「オレたちゴチャ・まぜっ~集まれヤンヤン~」に出演 「パッパッ」リリースイベントがタワーレコード渋谷店にて開催 →リアルイベントとしてのリリイベはこの日が最終日となった 【SNS発信】 永松波留 「#ゴチャ16 ありがとうございました〜! トークやバラエティはいつも訓練受けてるはずが...アウェイでそれを発揮できないのは私の弱みだなぁと改めて感じさせられた回でした🥲 でもお話大好きだから沢山お話できたのは楽しかった! すみぽんと鮎

オペラ:バイエルン州立オペラ、オペラ祭プレミエ、リゲティ作曲《ル・グラン・マカーブル》、28.06.24 Münchner Opernfestspiele 24, Nationaltheater, Bayerische Staatsoper

昨日、ミュンヘン・オペラ祭24が始まりました。 昨晩は夏日。レッド・カーペットが敷かれたナツィオナールテアターの階段ではこんな光景も。 プログラム売り場の花。壁にはモーツァルトの頭像。 オペラ祭プレミエはリゲティ作曲《ル・グラン・マカーブル》新制作でした。 プログラム。 ちなみにネクロツァール役のMichael Nagy は、もともとハンガリー系の名前です。 先日、コメント欄で名前の表記についてのご質問がありましたので、ここでも触れておきますと、このNagy、ハンガリ

子供のためのオルセー美術館(75) パリの劇場から/オペラの客席を描いたルノワールとゴンザレス

オペラの始まる前に 今から150年前のパリ、たくさんの劇場が作られました。 オペラを見にくるお客さんでいっぱいです。 そして作曲家もパリの舞台を目指したので、人気のオペラが生まれました。 今日は、パリの劇場のひとつ、テアトル・イタリアンに行ってみましょう。 じゅうたんやカーテン、椅子も、濃い赤のボルドー色。足音も話し声も吸い込まれそうな、ふかふかのビロードでできています。 そんなオペラの客席の絵を描いたのは、ゴンザレスとルノワールでした。 女性画家のゴンザレスは、お花

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡013

落語って!/桂やまと師匠/町屋のディープな居酒屋/ブラックニッカハイボールの夜/林家つる子さんの落語に行きましょう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井さん、 「継ぐ本」気になりますね。 新井さんから熱意もって聞く時を楽しみにして、今あまり調べたりしないようにしますね。 またお仲間ご紹介いただけるのも楽しみです。 また、日曜日の午後 桂やまと師匠の独演会からの、町屋のディープな居酒屋タイムが最高でしたね。 ごくごく庶民的なおつまみで、ブラックニッ

日誌:2024年6月10日〜6月16日

※無料公開部分以外は口外禁止でお願いします! 6月10日(月) 湖畔寄席「狸の恩返しすぎ」「小人十九」「一人相撲」 横山笑吉「手動販売機」「くじ悲喜」  起きる。やっぱりスマホが使い物にならない中、 行程表を紙に書き写して、いざ滋賀へ。京都駅で信号停電の影響により奈良線が大幅に遅延していて長蛇の列だった。自分が乗る湖西線は影響がなかったので一安心。無事に堅田に到着した。隣の近江舞子は中学生の頃魚釣りで何度か来たことがある場所だと思い出した。待ち合わせより1時間早く着いたか

日誌:2024年6月24日〜6月30日

※無料公開部分以外は口外禁止でお願いします!

全国穴掘り大会の練習で不発弾を発見!

 まさか警察と自衛隊を巻き込むとは…。それは毎年、千葉県成田ゆめ牧場で行われる「全国穴掘り大会」にDVDの企画で参加した時のこと。ルールは簡単。1チーム最大6人で30分間ひたすら穴を掘って一番深く掘ったチームが優勝です。  頂点目指し、我がチームのメンバー(僕と4人の後輩芸人)は大会前、千葉県四街道の知人Mさんの畑で穴掘り合宿を行ったんですが、そこで事件が起きました。スコップにガツンと固いものが当たり、掘り出すと泥まみれの丸い石のようなもの…手のひらより少し大きい程度なんで

三拍子フェス「お笑い大好きLIVE」&「漫才暴夜」

2024年6月22日、北沢タウンホールで漫才コンビ三拍子のライブが開催された。 15時半からは主催ライブ「お笑い大好きLIVE」 ゲストはストレッチーズ、ヤ―レンズ、サツマカワRPG、パンプキンポテトフライ、オジンオズボーン篠宮、和賀勇介、ジグザグジギー。 19時半からは単独ライブ「漫才暴夜」 ゲストはトータルテンボス。  自身も「三拍子フェス」と称していたように、昼から夜にかけて様々なお笑いに浸ることが出来た一日だった。 ここでは2つのライブの模様を簡単に記録したい

【Ado】やりたいことをやれる実力、そのかけがえの無さを別の件で感じたというお話

先日、Adoちゃんプロデュースのアイドルグループがデビューしたことが話題になりましたね。 かなりインパクトありますが、Adoファン的にはAdoっぽさを感じる曲でもあり、新グループでありながらAdo成分の供給に近いものがあって美味しくいただいているところです。 何より、今登場人物が女性中心の創作をやっておりまして、この「おともだち」MVが影響しそうなのがなんとも怖いです(笑)。 というか、このタイミングなのは天命か…?とも思えますね。 攻める攻める、令和の歌姫 そしてこ

『いっかいやすみ』のこと (村上式部)

式部です。 劇団のサブコンテンツを増やそうということで、エッセイを書くことになりました。書くなら、『いっかいやすみ』の前段的な話にしようかなと。 いつも公演前はバタバタで記事を書こうにも時間がなかなか取れないのですが、今日は珍しく稽古もない休日なので書けるかもなと。パソコンと向き合っているわけです。 1年くらい前から、休みとそうじゃない日の境目がなくなってきています。自分は、けっこうだらしない性格でして、仕事が自分のペースでできる割合が多くなると、平日でやるはずだったことを土

【🇫🇷 パリ#5】ザ・パリを見ないと帰れないよなぁ!

花の都とともに芸術の都とも称されるパリ。美術館巡りはルーヴルの偉大さに圧倒されて他の美術館を巡ることが出来ませんでしたが、残りの滞在時間も僅かとなってきたので、やっぱりザ・パリな景色を見ずには帰れないですよね。 ザ・パリで何が思い浮かぶかは人それぞれかと思いますが、なんとなく凱旋門だったりエッフェル塔は外せないのかなぁとヨーロッパ初心者は考えたのです。帰路に着く前にこれらをしっかりと眼に焼きつけておきますか。 コンコルド広場にある「クレオパトラの針」とも呼ばれるオベリスク

落語あれこれ

■前座さん 〝前座は料金外〟 落語界にはそういう言葉がある。 いつだったかツイッター(現X)で、 「前座が料金外なんてひどい。前座だって一生懸命やっているのに!」 と発信している前座がいた。 ほーん……。 口惜しければ精進して早く二ツ目に昇進してください……と思ったものである。 寄席や落語会では開演時間の前に、前座が高座に上がって落語をしている。 「前座さんが勉強しています」 主催者はそう言って客を会場に入れて、席に着くのを許している。 けれど前座の間でも席に

「いつかやりたい」は今すぐ予定にすることにした

今年もすでに半分が過ぎようとしている。 「今年こそ挑戦しよう」「やってみたい」と思っていたことは、もうやりました? いつかやりたいと思ってることは今すぐやることにした話を、実際にやったことと共に記録しておこうと思う。 なぜやることにしたのか去年あたりから、元気に遊べる時間は有限なのだと感じることが増えた。 まだ30歳だが、されど30歳。癌や重めの病気になった友人もいるし、昨日まで話していた同僚が亡くなったりもした。 そんなタイミングで、「やりたいことは今すぐ予約しろ

【観劇レビュー #2】日本未上陸!人生初ブロードウェイミュージカル"Back To The Future The Musical"

さて、いよいよ私が人生で初めて観劇したブロードウェイミュージカルについて触れていく。(執筆するのに何ヶ月かかったのかは考えないで) note開設当初より謎に勿体ぶっていた人生初のブロードウェイ観劇作品は、タイトルで分かる通りBack To The Future The Musicalだ。 既に日本では来年2025年4月に劇団四季で上演することが決定している。 劇団四季の会を15年以上続けている侍。去年10月より期間限定で東京(大阪公演は8月〜)で上演された『Wicked』の