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【読書】「言葉の羅針盤」若松 英輔(著)

人生には、開かなければならない扉がいくつかある。

何のまえぶれもなく、経験という扉が突如として目の前に現れる。どうやらそれは、苦悩を伴うもののほうが多い。

そうした出来事を経るたびに、生きるということの意味が少しずつわかりはじめる。
ひょっとすると、人生とは、それ自体が大きな問いなのかもしれない。

生きるとは、そうした問いに一つ一つ答えていくことなのだろう。

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