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TRYすることの本質とは(特に仕事で)

こんにちは。

2022年も終わりに近づいてきた今日この頃、巷では円安、物価高、某社の社員大量解雇など明るいニュースが少ない印象で、世の中の(特に日本の)先行きが明るいと感じている人は多くないのかなと想像しています。

ただ、先行きの明暗と関係なく、企業も個人も大きな変化の波に巻き込まれる今後の世の中において、その変化と少しでもポジティブに対峙するために重要な「TRY」の本質について、私なりの解釈をお伝えしようと思います。

そもそもなぜTRYが必要なのか

TRYという単語は誰もが知っていると思いますが、「挑む、挑戦する」という意味ですよね。
ではなぜ、世の中の変化と対峙するためにTRY(挑むこと)が必要なのか。
理由は以下の2段階で説明できると思います。

1.世の中が変化している場合、取り残されないためには自分も変化することが必要だから。
2.人が変化するためには、何かしら今までと違うこと、やったことがないことへのTRYが必要だから。

こう書くと大変そうなことに見えますが、日常生活では誰もが当たり前に行っていることだったりします。
例えば、ガラケーからスマホに機種変する、コミュニケーション手段をメールからLINEに変えるといったことです。
仕事関連で言うと、起業、転職、最近話題のリスキリングなどがTRYに該当するでしょう。

と、上記の例を眺めた時に、日常生活でのTRYは割と簡単だ(気軽にTRYできる)と感じる一方で、仕事でのTRYはハードルが高いと感じる方が多いのではないかと想像します。果たしてそれはなぜでしょうか。

仕事ではなぜTRYが難しいのか

最近では例にあげた起業、転職、リスキリングなどを積極的に行う方も増えている印象ですが、まだまだ少数派なようです。ではなぜ、多くの人は仕事においてなかなかTRYしない(できない)のでしょうか。

1.TRYしても仕方ない/TRYすることがしんどいと思っているから
TRYしたいと言っても受け入れてもらえない、否定されるといった経験則や、TRYしようと気持ちを奮い立たせたり努力を続けることへの懸念から、TRYすることを諦めてしまうというパターンです。年齢を重ねるほど出現しやすくなる理由でしょう。
2.失敗が怖いから
1.と似ているものの、よりクリティカルな理由です。一度TRYすれば怖くなくなることも多いですが、現状の地位などを捨てて行うTRY(転職など)の場合、以前と同等以上のものを得られる保証がないことに恐怖し、現状で我慢してしまう場合が多いのかなと思います。
1.でも2.でも、我慢した結果給与や地位が保証されるなら良いですが、リストラや早期退職の推奨等の結末を迎えるとしたら切ないですよね。ただ、今後大いにありえる(既に結構起きている)事象です。

ちなみに、現状に100%満足しているからTRYしないという理由もありえますが、実際はかなりレアだと思っています。そもそも人間は現状に満足しない特性があるからこそ、これだけ発展・成長してきたわけですしね。

どうすればTRYしやすくなるのか

では、上記のTRYが難しい理由を踏まえ、なかなかTRYできない方々が少しでもTRYしやすくなるように、TRYすることの本質をお伝えしたいと思います。

それは、
T:楽しんで
R:リスクを乗り越えながら
Y:やりきる(失敗してもよい)
を繰り返すことです。

1つ目の「T:楽しんで」は取り組みやすいですよね。せっかく何か新しいことをやるなら楽しんでやりたいですし。
もちろん誰しも何でも楽しめるわけではないので、
・自分はどんなことだと楽しめるのか
・一見楽しめないことも何をどう変えれば(違った見方をすれば)楽しめるのか

が明確であれば、最初はしんどくても段々楽しめるようになると思います。

2つ目の「R:リスクを乗り越えながら」も意外と簡単です。何か変化を起こしたり新しいことに取り組む場合、必ずリスク(やってみないと分からない状況)は存在しますが、やってみないと分からないならやらないではなく、だからこそやるを徹底すれば良いのです。
当然分からない割合を減らす努力は必要ですが、100%のうち10%がどうにも分からなくてそれ以上進めないなら、後はエイヤでやってしまいましょう。

最後の3つ目、「Y:やりきる(失敗しても良い)」ですが、これが最も難しいでしょう。なぜなら、人は失敗する可能性が高いと悟ると最後までやりきらずやめてしまうことが多いからです。ただ、そうすると何が原因だったのか、何が足りなかったのかという失敗の本質に辿り着けません。
一方、失敗しても最後までやりきればその本質が掴めますし、やりきったことで自信が付いたりもするので、次に成功できる可能性が高くなるのです。
(仕事の場合、失敗を許容してくれる環境があることも重要ですが)

ということで、
T:楽しんで
R:リスクを乗り越えながら
Y:やりきる(失敗してもよい)
のマインドでTRYを繰り返せば、TRYすることを当たり前にできますし、遠からず成功できるはずです。

現在の環境がTRYを許容してくれない場合もあると思いますが、それなら環境を変えてしまえば良いのです。(起業、転職など)

ちなみに手前味噌ながら、私が在籍しているエスキュービズムはTRYを推奨し、失敗を咎めない社風が根付いており、この
T:楽しんで
R:リスクを乗り越えながら
Y:やりきる(失敗してもよい)
を体現している社員は3年ぐらいで見違えるほど大きく成長します。

もしそんな環境に興味が湧いた方がいらっしゃれば、ぜひ一度お話させてください。


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