【ポジティブ】と【ポジティブ至上主義】
ポジティブはとても良いことだし、
ポジティブな思考の人と話をしていると
「たしかにその考え方良いかも!」と元気をもらえることは多いと思います。
ですが、まれに「ポジティブ至上主義」に心をめった打ちにされることがあります。
・私の周りにはポジティブの人ばかり!
・ネガティブに考えるだけ無駄!良いことないよ!
・私の○○コミュニティーの友達はポジティブな人ばかり!
ネガティブな言葉を吐き続けたり
何でもネガな反応で返されるのはもちろん良い気はしません。
しかしポジ思考の強要もそれと同じくらい良い気はしません。
ポジティブ・ネガティブという言葉を盾に、「相手の価値観を真っ向から否定している」ことになんら変わりないのですから。
ネガティブは悪。排除。排除。
「ネガティブな思考をしているあなた」への攻撃が含まれている場合さえあります。
ですがポジティブ至上主義からすると、
そのマイナスな受け取り方がそもそもネガティブ。被害妄想。となる。
この、「受け取り手側のせいにする」は社会の中でもよくあります。
「そんなつもりはなかったけど、そう感じたのならごめん」
「そんな風にとられると思わなった」
この言葉をを武器のようにことあるごとに使う人がいます。
こう言えば、何をしても「悪気はなかった」として許されると思っているのかもしれません。
・受け取った側がネガティブに捉えたせいだ。
・こちらにそんな意図はなかった。
と原因となった言葉で傷つけ、傷ついた方が悪いともう一度傷つける。
意図しない方向に伝わることはもちろん起こりうるし、
その誤解を解くためにこの言葉を使うことはあるでしょう。
弁解することが悪いということではなく、
「”何を言っても”この言葉で責任逃れする」姿勢が悪いと思っています。
とても幼稚で、卑怯なやり方だとも思います。
ポジティブ至上主義が厄介なのは、
100%自分が善で、正解で、良いことだと思っているところです。
ポジティブが伝播していくタイプの人は、
自分の考え方を押し付けないし、
ポジティブ・ネガティブ以前に、それがその人の考え方、価値観であることを理解しているように思います。
ポジティブ至上主義は、自分と反対の価値観、つまりネガティブを悪として全否定します。
あなたにネガティブを押し付ける気は毛頭ございませんので、
ポジティブ至上主義の方は、勝手にポジティブでいてください。
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