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「君がいる、いた、そんな時。」を観て

みなさん,こんばんは。
毎日note400文字更新する! と宣言して,11日目のぶんやです。

3連休も終わりますね。
どんな1日を過ごされましたか?

ぼくは,映画「君がいる、いた、そんな時。」を観てきました。

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間違ってもいいんだよ。大切な人のためなら―

日本人とフィリピン人とのハーフというだけでいじめられる不条理に、人との付き合いを避ける小学6年生の男の子、岸本正哉(きしもとまさや)。空回りして周囲から浮いているのに、いつも笑顔で自分の居場所を求めている正哉と同じクラスの男の子、香山涼太(かやまりょうた)本当の感情を表に出さずに過ごす彼らに唯一、明るく接してくれる図書室の司書の女性、山崎祥子(やまざきしょうこ)。祥子はある秘密を持っていた。そんな彼女を励ますために2人は突拍子もないことを実行する。真夜中の町中に響く正哉のフィリピンの歌涼太のDJ、そして祥子へのメッセージ。でもそれは、大切な人 のために一途にやったことなんだと感じる瞬間、とても微笑ましく、優しい気持ちになる・・・。
(公式サイトより)

ぼくは映画をみて,心が締め付けれる思いもしたし,二人のとった行動の素直さに感動した。

登場する一人ひとりの思いや,行動に思うものがあった中で二人の男の子たちについて書きます。

生まれてきた事実は変わらない

岸本くんは,ハーフであることで,いろいろな言葉は投げられていじめられている。
ガイジンと呼ばれるが,彼はハーフってだけでガイジンではない。ニホンジンだと。

でも,彼は一つとして抵抗はしない。
これはすごいなぁと思った。

決して両親を恨むようなこともしない。事実を事実として受け入れ,どうしてこうなのかと思っている。

そんな中で香山くんと出逢う。

香山くんは,自分を認めてもらえる環境が家にもなかった。
なかったけれど,祥子さんは受け入れてくれていた。

そして岸本くんは,どこか距離を置いているけれど離れることはなかった。

…。

映画の感想って,どこまで書いていいのか分からないのですが,この映画を通して何を一番に大切にするのか! ということを考えさせられた。

生きているだけでいいんだよ!

ハーフってだけでいじめを受けるって,何なんでしょうね。

子どもの素直さが出ているけれど,何か違うからといって否定的なレッテルを貼る意味はないだろう。

そして子どもの素直さを,受け入れられる人がいるだけで,こんなにも楽しく生きられるだって。

ふと,コテンラジオの回で「生きているだけで,社会に影響を与えているんだよ」とあった。

香山くんにとって居場所はなかったけれど,岸本くんがいたから学校が楽しくなっていた。

岸本くんは,祥子さんがいなければふさぎ込んだままだったかもしれないし,香山くんと一緒になることもなかっただろう。

否定的な思いを抱いても,こうして影響しあっているんだ。

上手くことばにまとめきれませんでしたが,作品を届けてくださりありがとうございました!

ほんとうにあたたかい映画だった

実は,今回の映画はクラウドファンディングをしたり,広島県の呉市の人たちの協力もあって作られた作品らしい。

挿入歌一つひとつも,地元のバンドの人たちが歌っている。

ぼくは人と人を心からつなげれる人になりたい

この映画は,何かメジャーな作品でもない。もしかしたら,誰も知らないかもしれない。

でも,ぜひ観てみてほしい。

あなたの心の優しさに問いかけたい。

そして,まだ誰も知らない,人の思いをこうして知らない人へ届けられる。

そんな人に,ぼくはなりたい。

最後まで読んでいただき,ありがとうございました。

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※作品とは関係ありませんが,この回の「生きているだけで,影響を与えている」ということは,歴史をみても事実だ。ぼくもがんばろってなった。