トランス脂肪酸について全員が知っておくべきこと!!トランス脂肪酸が体に悪い理由(1/2)
2015年、アメリカのFDA(食品医薬品局)が人工のトランス脂肪酸としていちばん多い形態の「部分水素添加油脂(PHO)」を取るのは、「概して安全とは認められない」と決定。食品に含まれるトランス脂肪酸を3年以内に全て禁止する処置に踏み切った。
なぜ日本は禁止しないのか?
【それは日本人はトランプ脂肪酸の摂取が少ないから】とのこと....
こうなると、自分で避けていくしかありません。
今回はトランス脂肪酸が悪いと言われる理由についてご説明致します。
トランス脂肪酸には、自然に発生するものと、人工的に作られるものの2つがあります。
食肉や牛乳になる動物(牛や羊など)は体内で少量のトランス脂肪酸を作り出します。少量ということもあり、摂取しても体内に入るのも少量。
しかも、アメリカ心臓協会(AHA)によると、天然のトランス脂肪酸が人間の健康に与える影響を判断するには、まだ十分な研究が行われていません。
と発表しております。
しかし、水素添加と呼ばれる方法で人工的に作られたトランス脂肪酸は違う。
FDAによると「水素添加」とは、水素分子を加えて液体の油(植物油脂など)を個体の脂に変換するプロセス。その結果できるのが、先ほど冒頭であがった「部分水素添加油脂(PHO)」なのです。
部分水素添加油脂は洋菓子、スナック菓子、揚げ物などの加工食品に、もっとも使われているトランス脂肪酸です。
なんで、そんな多くの食品に使われているのか?
安価、長期保存可能、食品がおいしくなるという理由からです。
食品会社からすれば、使わない理由はないですよね...
だからこそ、そのぶん身近なところに溢れていると思ってください。
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