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体育授業

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#授業

子供が体育を満喫するために必要な目標設定とは?

子供が体育を満喫するために必要な目標設定とは?

体育では、同じ授業に参加していても子供によって目標が異なる。
例えば、「持久走」の授業において
 ①あの子に勝ちたい(相手中心)
 ②自己ベストを出したい(自分中心)
 ③○○分以内に走りたい(課題中心)
など、個人で様々な目標設定をする。
また、「ベースボール型ゲーム」の授業においても
 ①ゲームに勝利したい(相手中心)
 ②活躍してチームに貢献したい(自分中心)
 ③ヒットを打ちたい(課題中心

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体育デザインに必要な3つのポイント

体育デザインに必要な3つのポイント

日頃より私の記事やTwitterでの発信をご覧くださりありがとうございます。最近、DM等で「アカデミック先生は体育でどんなことを意識していますか?」「先生の考え方を授業に反映させるとしたらポイントは何ですか?」などの問い合わせをいただく機会が増えました。数百文字の短いテキストで伝えることは困難だと感じたため、本稿に記すことにしました。尚、すでに過去noteにまとめた内容もあるので、下記リンクよりご

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「体育嫌い」の理解に対する根本的な勘違い

日本の体育界のおいて「体育が嫌いな子」は常に関心の的となっている。昨年度まで重点目標として施行されてきた「第2期スポーツ基本計画」の中でも、「体育を嫌い・やや嫌いという生徒を半減(16.4%→8%)」という数値目標とともに示されてきた。それに伴い、現場の体育指導者も「誰が体育を嫌っているのか?」「どうすれば好きになってもらえるか?」など、必死に模索を続けてこられたと思う。

しかし、私が現場で見て

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