見出し画像

ストレスの根源を知ること。

こんにちは、のろっこです。

あなたはどのような時にストレスを感じるでしょうか。

自身が感じるストレスを分析したことはあるでしょうか。

多くの人は、ストレス解消法についてはそれなりに知っています。

しかし、ストレスがどのような時に発生するのか、という根本的な原因を追究する人はほとんどいません。

ストレスの根源とは何でしょうか。


単刀直入に言いましょう。

ストレスの根源は「何かをコントロール出来ない状態」であると筆者は考えます。

言い換えれば、コントロール欲求が満たされない状態です。


コントロールの対象は様々ですが、ほとんどの場合、コントロールの対象は「他人」や自分自身にあります。

例えば、部下が指示通りに動かなかったり、子供が言う事を聞かなかったり、何かを説明しても理解してくれなかったり、体が思い通りに動かなかったり。


まず、他人をコントロールすることについて言及します。

他人は、基本的にコントロールすることが極端に難しいです。

コントロールしようとすればするほど、コントロール出来なくなるのが人間の性質のように思えます。

したがって、他人をコントロールしようとする行為は、基本的に思い通りにいかないでしょう。

つまり、他人をコントロールしようと(したいと)思っている人ほど、ストレスを溜め込むことになります。

この知見を持っている人なら、他人をコントロールしようとは思いませんし、それでストレスが生じることもありません。

いつも他人にカリカリしている人は、他人をコントロール出来ないことにいちいち腹を立てているのでしょう。

いっそのこと、他人はコントロール出来ないのだと考えてはいかがでしょうか。


次に、自分自身をコントロールすることについて。

自分自身のコントロールは、誰にでも出来るはずだと考えます。

感情のコントロール、行動のコントロールなどです。

いわゆる自己管理と呼ばれる能力ですね。

自分自身をコントロールすることは、夢や目標を達成する上で重要な要素です。

なぜなら、夢や目標を達成するには計画が必要で、その計画を実行するのは他の誰でもなく自分自身だからです。

したがって、自分をコントロールすることは、思い描いた理想に自分を近づける行為でもあります。

しかしながら、ここでも自分をコントロール出来ないとき、ストレスが生じます。

そして、ストレスが生じない方向に、つまり、自分をコントロールしない方向に思考が逸れてしまいます。


人は基本的に何かをコントロールしたいという欲求を備えています。

したがって、自分自身をコントロールすることが出来ない人は、他人をコントロールしようとするのが自然な流れです。

そして、前述したように、他人は基本的にコントロール出来ません。

コントロール出来ないという状態はストレスを生みます。

おやおや。お気付きでしょうか。

そうです。

自分自身をコントロール出来ない人間は、他人をコントロールしようとするがコントロール出来ず、いつもイライラしていて余裕が無い状態になります。

なんと愚かなことでしょうか。


こうならないためにも、ストレスの根源は何なのかと考えること、そして、自分自身を適切にコントロールする力を鍛えることが大事だと思います。

前述したように、自分自身をコントロールすることは、自分を理想へ近づけることでもあります。

そうやって理想に近づいていくことで、より豊かで幸せな人生を歩むこと出来ると筆者は考えています。

人の振りを見て我が身を直せ、という言葉がありますが、人を見る前に自分自身を見つめ、自己コントロールを出来るようになるのが先だと思います。

この機会に、自分自身を見つめなおし、ストレスの根源を絶ってみてはいかがでしょうか。


では、本日も自分をコントロールして良い一日を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?