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何でも言い合えてオープンな世の中にしないと、何かが起きたときに弱い。

番組エンディングテーマ「緑酒」への思いを
こう表現したのは
椎名林檎さんだ
(先日の『ワールドビジネスサテライト』)。

歌詞中に「自由よいいように搾取されないで」
というフレーズもあるが、
「何を言うにも自由になってくれたらいい」とは
インタビュー中の椎名さん自身の言葉だ。
それでも椎名さんの冒頭の言葉の真意は
インタビューからは分からないのだが、
何でも言える世の中だとは思っていない、
ということは推察できる。

この歌詞、
「世の中」を
自民党、会社、家族などと入れ替えても意味は通じるが、

この世の中は、もう何でも言い合える基盤を
失ってしまった、と私も言いたいほどだ。

匿名という安全地帯に棲む批判の牙が、
容赦なく向けられる社会のなかで。

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