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自分で決断したことは、たとえ結果がどうなっても、しのげるものだ。

1940年、日本領事館領事代理として赴任していた
リトアニアのカウナスで、
ナチスから逃げてヨーロッパ以外の国を目指す
ユダヤ人たちのために、
外務省の中止命令にもめげず、
日本の通過ビザを2139枚、独断で発給した男。
いまなおリトアニアの人々の(そして恐らくユダヤ人たちの)
尊敬を集める杉原千畝の言葉だ
(先週の『yes!〜明日への便り』)。

この言葉には、ビザの発給はもちろん、
親から勧められた医学の専門学校の試験を白紙で提出し、
英語を学ぶために早稲田大学高等師範部英語科を
受験して合格したあと自費で学び、結局、
学費が支払えずに中退した過去も重ねられている。

「やらない後悔よりやった後悔」と言うが、
自分で決断した道だからか、
20代で東証一部上場企業の社員から
無給のコピーライターとなった私も

まったく後悔はない。

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