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[読書] 本を読む人だけが手にするもの/藤原和博

こんにちは、noriです。
この自粛期間中、人の少ないエリアを散歩するようにしているのですが、新しい発見がいろいろあって楽しいです。
例えば、思わぬ抜け道を見つけたり、街中でたまに見かける派手な車が止まっている家を見つけたり…笑
こんな状況だからこそ、体験できることもあるなって感じます。
ちなみにきょうは、かわいいワンコのいる家を見つけました。笑



さて今日は、過去の記事で少し触れた本の紹介になります。

『本を読め!』とか『読書はいいぞ!』って言ってくれる人が多い環境の方、とても恵まれています。
そういう人が周りにいない方、本を読め!!

ただ、本を読む価値とか意味とか、その辺はあまり教えてもらえないんですよね。実際に、これをキチンと説明できる人は少ないと思います (答えるのが難しいんだと思います)。
そこに切り込んでいるのが、今回ご紹介する本になります。

【著書について】

著者の藤原和博さんは、教育改革実践家の肩書きを持たれています。
略歴として、㈱リクルートを経て中学校の校長を手掛けた経験をお持ちです 。
※詳細は、下記URL『よのなかnet』で知ることができます。

そんな藤原さんが、読書の大切さについて説いた本です。
タイトルどおりで、これ以上の説明はありません。笑

【本著を読もうと思ったキッカケ】

本著は、たまたま出会った本の1冊です。
僕の大好きな斎藤孝さんの『読書する人だけがたどり着ける場所』という本が欲しくて書店に行ったのですが、そのときは在庫なし。

手ぶらで帰るのもなー……と思っていたところで目に入ったのが、今回紹介する本でした。
タイトルが似ているのもあって、偶然かな?ということで買ってみました。
(こういうのも読書の楽しみのひとつですね。笑)

【本を読んだ感想】

いやぁ……すっかり藤原さんの世界観に魅了されてしまいました。
文章全体に対して緩急があり、伝えたい(であろう)部分は結構なボリュームで内容が書かれています。

僕の信じていることのひとつに、
『目次で内容が分かる本=いい本』というものがあります。
下に示すものは本著の目次ですが、ザッと見ていかがでしょう?

序章: 成熟社会では本を読まない人は生き残れない
第1章: 本を読むと、何が得か?
第2章: 読書とは「他人の脳のかけら」を自分の脳につなげること
第3章: 読書は私の人生にこんなふうに役立った
第4章: 正解のない時代を切り拓く読書
第5章: 本嫌いの人でも読書習慣が身につく方法
付録: 藤原和博の「これだけは読んでほしい」と思う本・50冊

1つのストーリーとして、道筋がしっかりしているように思いませんか?
本を読む意味を、大枠からかみ砕きながら説明していき、最後に習慣化する手段を説明する…。最後に、この本を読んだ後に手に取ってほしい本を紹介する。
もはやプレゼンテーションと呼んでもいいんじゃないかな、と…。
それぐらい理路整然としています。

本著の中に示されている、『情報編集力』や『複眼思考』と呼ばれるスキルは、今後生きていく中で非常に活きてくるものだと感じました。


中学生~大学生の学生で本記事を読んで頂いている方がいれば、今すぐ読んでください!絶対に損は無いです!
というのも、感性を磨いていくことは、今後の将来の選択肢を増やすことに繋げられるからです。
もちろん大人の皆さんも、この本を読んで得られることは多いですよ!

僕も社会人6年目になってこの本を取りましたが、正直もっと早く読みたかった……。

ちなみに、僕の周りにもこの本は勧めています。
是非、ご一読くださいませ。

【著書情報】

題名:本を読む人だけが手にするもの
著者:藤原 和博
出版:日本実業出版社


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