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浦安恋愛探偵事務所/case1.14

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田中ミサナさん(仮名)の、片思いのお話です。
実際のお話に、フィクションを交えております。
ちょろっと立ち寄ってみてください(^^♪
少しでも恋のお助けになれれば幸せです。
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◎ミサナ
「観月ありさ」さんみたく、伝説の処女だとかなんとか、分けわからない事を言われたので、すぐにでも電話を切りたいですが、ちょっとだけなら聞きますよ。

○恋愛探偵
実際「観月ありさ」は、「伝説の少女」ですけどね。

◎ミサナ
…はあ?

○恋愛探偵
まぁ、いいや。とりあえず、ミサナさんの意見を聞いて、どこに私が憤慨したかをお伝えします。それを聞いて、それでもイラついたら直ぐに電話切って貰っていいです。

◎ミサナ
…わかりました。

○恋愛探偵
まず1つめに、恋の依頼を受けると、大体みなさん通る道なんですけど、ミサナさんはあまりにも早すぎました。まぁ、好きな人から初めてちゃんと話しかけられたのが、まさかのセクハラ発言てのも、確かに可哀そうではあるけど、それでも早すぎですよ。

◎ミサナ
一体何が早かったんですか?良く分からないですよー。

○恋愛探偵
それは、自分でも言ってましたけど、「いままで頑張ってきた事が嫌になった」「バカバカしく」なったってとこですよ。この「全てを無にする」ところが早いわ。あのですね、今やっている事って、究極いうと「恋の成就にむけて」っていう事では無いんですよ。では何か、それはズバズバズバリ、「人生をより良く彩る」って事なんです。

◎ミサナ
恋じゃない?人生を彩る??

○恋愛探偵
そう。確かに現在は恋の事で悩んでいた。けど、それは人生の一つの場面でしかない。いろんなイベントが満載の人生の中で、恋は大きな出来事ではあるけど、結局は田中ミサナという人間の「1場面」にしか過ぎないんですよ。
人生にはいろんな事がありますよね。人間関係だけみても、恋人から始まり、友人関係、職場関係、親族、はたまた日常で過ぎ去っていく他人との関係と盛りだくさん!
個人的な事をみても、年齢を重ねるうち良くも悪くもいろんな事柄が出てきます。この全て、ぜーんぶの事を良い方向に進めて、正に「人生をより良く彩る」ために、「朝の自分自身への儀式」「ポヤポヤオーラを出すための心持」なんですよ。恋のタメだけにやってんじゃないのよ!
トータル、「人生」いい感じにするタメにやってんのよ!わかります???  

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