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ノリかな
2024年1月31日 00:10
富岩運河のそば母の生家は目と鼻の先に港がある港にはよくロシア船が止まっている長い休みなると祖父母のもとへ遊びにゆく私母の実家は酒屋さん時々配達の車の助手席に乗せてもらう子どもにはちょっと楽しいドライブだった小学校低学年のころ祖父母の家のそば友だちと遊んでいたところロシア船籍の船の上から船員さんに船と岸壁をつなぐスロープを登っておいでと誘われるわたしたちはホイホイ
2024年1月28日 07:00
朝十時、相棒に乗って最期のドライブに出る前日にキレイに洗車して車内にあるものを全て出す母の使っていたクッションも車内を名残惜しげに見回して母をいっぱい乗せてくれた相棒に感謝する右折するウインカーは壊れてカチカチと早くなるちょっとみっともないけれどこれもわたしのせいかなしいけれど本当はもう少し乗っていたかったぶつけたわたしのせい車屋さんに着くとすでに新しい車
2024年1月26日 00:45
わかっている、わかっているもう母の肉体はないことを頭ではでもこころの中では受け入れられない生き返ることはないそれでも母を追い求め探しているずっと、ずっと愛情が深いのかおやさまはそう言われたが母も愛の深い人生きるとは自分の考え方を変えることこだわりを捨ててゆくこと頭ではわかっていてもこころはわかろうとはしてくれない口と腹とは違うから
2024年1月25日 01:43
春を告げる梅の花ちいさな花を付けていた寒い冬を走り抜け湯河原の温かい地でほころんでいる祈りの場の坂を上がる中腹に大きな大きな梅の木がありその花は咲いているかなみんな、気になる様子で探している「いち、に、さん」三輪の小さな梅が開きかけ「十日後には満開かね」春を待つ、春を待つ温かな日差しに包まれて春を待つ
2024年1月24日 07:04
ビュービューと風が吹く寒さ厳しきこの時期にわたしの心にも吹きすさぶ風が吹く、風が吹く
2024年1月22日 00:21
チュンチュンチュンと庭の紅葉から鳥の鳴き声が聞こえてくるえぇ?なんの鳥そっとカーテン越しに外を覗くあぁ、うぐいす色、目の回りの白いメジロが来てるこれからが一番寒い時期なのに春を告げる鳥のさえずりチュンチュンとまた鳴いているいつまでも、いつまでも冬は続かないそう教えてくれているんだねわたしには感じられないけれど本当は春はそこまで来ていると
2024年1月14日 00:20
「本を書くなんて、出来ないわ」そう思われる方は大半でしょうわたしの回りには自費出版をしている人が何人もいます皆さん、意欲的で頑張り屋さんです何十年も詩を書いていて売り物のような書物を出された方もいます「えぇ~、こんな素敵な本をもらっていいの」と…「これで三冊目なのよ」もう趣味の域を越えている何年か前に文章サークルの講師だった先生もご自分のお母様が亡くなって、ご主人が表
2024年1月19日 00:23
夜遅くに雨戸を閉めようと窓を開ける軽い物干し竿をちょっと触ってみるグラグラグラバッタんひえぇ~物干し台が根元から倒れてくるいやぁ~んどうしよう、やっぱり耐えてくれなかったのね経年劣化長男にラインをすると「もう限界だったのね、仕方ないよ」といってネットで安そうな物干し台を探してくれる「Nかな?」「えぇ~Nは高いよ…Kなら同じようなものが半額だよ」「そうか…」「
2024年1月16日 13:39
ガサツな女はい、わたしですガチャガチャと食器を洗いガッチャンと食器棚を閉める「うるさいなぁ」母にも良く言われてたまたやってしまった重い重い敷き布団を干したいと腰が痛くなるまで持ち上げて物干しに干すしばらくすると物干し台が歪んでいるえぇ~ヤバいだろう経年劣化慌てて布団を下ろすけど遅かった重い重い昔の物干し竿を元に戻すと歪んでしまう軽い物干し竿は
2024年1月15日 06:17
思い立ったが吉日と運転免許証の更新に行ってきたもうすぐ誕生日午前中は歯科でクリーニング、ちょっとくたびれているけれど…最寄りの警察署でもやっているがある時「交通安全協会」に入ってくれと言わんばかりに、窓口で説明が始まる押し売りみたいそんなもん入るかぁ~と気分が悪くなる偏屈な私であるそれならば家からそんなに遠くない運転免許センターに行けばいい電車で行けば最寄りの警
2024年1月11日 06:36
わたしにとって母の存在は大きすぎだから去ってゆくあなたは母の代わりにはなれないからわたしの求めるものがあなたには見えたから離れてゆくそんなの分かっている母の代わりにはなれないことはそんなの重たすぎ そんなの求めてない最初から黙って話を聞いてくれるだけでいいでもそれも無理なこと母ではないから母がいないとこんなにも凍てついて、つらく、かなしいものなのか母がい
2024年1月5日 00:17
父は大学時代陸上部にいた短距離選手だったけれど父の大学も毎年箱根駅伝に出場している常連校だった毎年お正月2日、3日になると朝も早くから箱根駅伝を見る車でドライブをするときも必ずラジオをつけて、箱根駅伝を聞いていたもう箱根駅伝マニアである毎年毎年飽きもせず自分の出身校が出ているからか、それとも駅伝が好きなのか多分走るという行為が好きなのだろうマラソンもよく観ていた父は
2024年1月3日 08:29
一番大切なことは誰も教えてはくれないね。
2024年1月1日 00:40
いつも暗くてごめんなさい明るいわたしでいたいのにほんとはねこんなにもうちひしがれるとは思っていなかったひとりぼっちはさみしいものと母と一緒に過ごした月日は戻らない喧嘩もいっぱいしたけれどわがままばかりを言ってたけれど息子が来ても帰る家はここではないつがいでいる彼らとわたしは違うからちゃんとひとりで生きてゆく相手が欲しいとは思わない誰でもいいなんて思わないただ