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灯火総研 昆虫採集ライトトラップを3分で設営できるすごい投光キットを手に入れた

どうも本業が迷子の@norinity1103です。

ねんがんの「モスライト」を手に入れました。ここに来て、また一つ少年の頃の夢を叶えることになりテンションが上っています。

この度、昆虫採集の専用ライトとしてブランド名高い「灯火総研」さんのハンディライト(MOTHLIGHT-C)を購入しました。夏の終盤までにヒメオオクワガタを捕まえたいです。

モスライトの何がすごいか?

一番の推しなポイントは発電機いらずで持ち運べることです。ライトの重量が1.2kgと軽量でコンパクトなのにも関わらず輝度は55Wと35Wの2種類が用意されています。ちょっと大きめの懐中電灯くらいなのに驚きの出力。

集光性が高いので55Wの光は遠くに届くためオオクワガタなど遠くから飛来してくる虫をターゲットにしても威力を発揮します。バッテリーなど備品を含めてワンボックスで収まる手軽さ。

絶え間ない探求とこだわりを突き詰める灯火総研さんの熱意に脱帽です。

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昔ながらの灯火採集

1990年代の昆虫ブーム。多くの灯火採集は「発電機」の準備や車のエンジンから電源を引いて高出力のライトを利用するため、設営から撤去までかなり手間と気合を入れなければなりませんでした。安定器や変圧器、発電機などこだわれば総重量は100kgを超える場合も。場所替えもままなりません。

今回の投光キットに同梱されていた三脚とバッテリーさえあれば瞬時に設営・撤収できるだけでなく、エンジンの騒音の心配が全くありません。

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LEDじゃダメな灯火採集の仕組み

そもそも一般的なLEDは光の構造が違うため光に集まる昆虫に見えない光になっています。最近の街灯やコンビニの光に虫がいないのもそのせいです。

2017年以降は特にLEDではない水銀灯やHID(高輝度放電ランプ)の取り扱いが一般的なホームセンターをはじめ生産量が限定されているため入手しづらくなってきました。 

モスライトは数少ないHID投光器の中でも虫が好む紫外線を出力することで、低電力で高出力な効果を発揮するまさに虫専門ライトです。

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昆虫好きキッズとパパママへ

冒頭にもありましたが、環境の変化によって自然や生き物に触れ合える機会が、今と昔で大きく変わってきました。

技術の発展に伴い、環境や社会への配慮で体感できるフィールドワークの機会が随分と減っています。必ず将来に役立つかはわかりませんが、生き物を観察し触れ合う機会は子どもにとっても大人にとっても学びと発見に満ちています。

コロナで大変な状況ですが、ぜひフィールドワークのネタに昆虫採集に出かけてみてはいかがでしょうか?

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まとめ

灯火総研さんから粗品としてマスクの同封いただきました!更にファンになりました。お礼の電話で色々と製品の解説だけでなく採集やフィールドワークのコツを教えてもらいました、最高です。

モスライト自体はもろもろの理由があって高価なものですが、それだけ価値のある「教材」だと認識しています。

世の中に全てGoogle検索で調べれば何でもわかる時代かと思いきや、この世界はまだまだ未解明の部分が大半です。日本の昆虫採集文化をもっと後世に伝えていきたいと虫取りおじさんでした。

次回もお楽しみに!@norinity1103でした。

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