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今やりすぎてる女

私はやる時はやる女、やればできる女を通り越して、やる時はやりすぎる女である。(一方で、なかなかやらない女でもあり、すぐ飽きる女でもある。)
今、減量に全力で取り組んでいる。
無我夢中に体を動かしたり、お菓子を食べることをひたすら我慢したりすることから取り掛かるのではなく(取り掛かれ!)、科学的に最も効率的に体重を落とせる方法を色々と集めて学ぶことから始めた。
私が何かを始めるときは何でも大体そうしている。回り道なようで実はこれが一番近道、というこの方法を信じている。
自分がこれまでありとあらゆるダイエットに一瞬だけ取り入れては挫折してきた方法の敗因について分析し、最も成功する可能性の高い手段を組み合わせて戦略を練った。
情報を集めたり、口コミや体験談を読んだり、口コミに書かれていることがサクラなのか宣伝目的か大袈裟なのか嘘なのか本当なのかを見極めるのに、無駄に時間を費やした。
竹脇まりなちゃんのエクササイズのYouTubeも、全然やらず(まずやれ!)に「2ヶ月で5kg痩せたよ」とかのコメントをズラズラズラーっと読み続けた。そして各動画に書き込まれているコメントを頭の中で統計をとって、どれが一番体重を落とせそうかを調べた。
さっさと体を動かせよという声が世界中から飛び交いそうなくらい頭を動かしていた。

結果、分かり切っていることとして、いろんな方法があるということ、人によって合う方法は違うことは分かった。
まあそんなのは前から分かっているが。

あ、もし、痩せる方法を調べていて間違えてこのnoteに辿り着いた人がいたら、ここはそういう有益なことが書かれてないし前置きが長いから、悪い事は言わないからお引き取りください。

そして、自分の目指す方向性としては、足腰を鍛えて軽やかに行動できる体に戻すこと、あわよくばお腹周りの何だかよく分からない肌色の柔らかいものをなくすこと。
この2本立てでいくことにした。

まず、これまでの数々の挫折の原因を分析したところ、食べなければ痩せられた時代はとうに終わっているらしい。
40代を超えてから、体重が全く落ちなくなった。
かつては香取慎吾や、今で言う鈴木亮平の役作りのごとく体重を自在に増やしたり減らしたりしていた。増やしたりは自在ではなく偶然増えているのだが、減らそうと思えばすぐに減らせた。
私は太りやすく痩せやすい。
過去の栄光にすがり続けた驕り高ぶりが今のお腹を形成している一因である。
あとは、着痩せセンスが神がかっているせいもある。
どう見ても〇〇kgに見えない。
逆を言うなら、そう見えないのに〇〇kgもあるのである。
太っているように見えない潜伏期間が長過ぎたのも大きい。
着痩せして見える現象に甘んじてしまった私のミスである。

また、私はモートン病という病気を左足に抱えていて、2月に久しぶりに悪化して、左足の裏に激痛が走り、あまりに痛くて、冷凍のグリーンピースを当てて冷やそうとしたくらいである。(私はグリーンピースは食べる習慣がなくよける習慣があるので買わなかった。代わりに保冷バッグに入れる巨大保冷剤をあてていた。やはりギサンテが良いのでしょうか…)
矯正用のインソールを敷いて歩くことで現在足を矯正しているところである。
腫れと痛みは引いたので、体重を落とすことと足を矯正すること、つまりは矯正インソールを敷いて歩くことがこの病気の治療なのである。

そういった要因を踏まえて決めたその1が、
ただ食事量を減らすのではなく、量は減らさず質を変える作戦。
言っておくが私は伊達ちゃんよりも前からカロリーという概念を信じておらず、数字を見ながら食べ物を買うということを一切しない。(値段もあまり見ないのはダメなところ)ちまちまと数字を計算したり意識して食べ物を選びたくないからだ。そのポリシーは曲げないままで、妖怪飯喰らいの私が涙をのみながら米を控えてオートミール路線変更した。
オートミールの何がいいかは各自検索してもらいたい。私は大量の情報を入れ過ぎて、自分の頭で整理して調べ尽くして結果的に納得がいけば、頭に詰め込んだ知識がまたゼロに戻るような省エネな脳の使い方をしているため、今はオートミールの何がどういいかは説明できなくなっている。あしからず。
オートミールは30gとちょびっとでもふやかして米化するとずっしりした重量感と食べ応えが出る。
あとはありとあらゆるオートミール料理を試してふるいにかけ、なかなかイケるじゃないかという料理が現在のレギュラー飯となっている。
紹介すると、
オートミールお好み焼き、
ダシダで作ったオートミール入り水餃子スープ、
煮卵を真ん中に入れ込んだオートミールおにぎり
カレーにオートミール、
オートミールバナナケーキ、
オートミールチョコレートケーキ。
これらは、オートミールさえ使ってたらセーフってほんまか?と疑いも持ちつつ、オートミールを使わないノーマル版とほぼ違いが分からない味になるから良い。
オートミールお好み焼きなんて、オートミールにキャベツの千切りと卵1個と白だしか粉末だしを混ぜて焼いて、ソースとマヨネーズをたっぷりかければ見た目は完全なるお好み焼きになる。
豚肉の代わりにサラダチキンを使えばさらにいいと知り、表面にも中にも入れまくっている。

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これにソースとマヨネーズをたっぷり塗って食べてて、本当に大丈夫なのか謎だがそこは追求せず進む。
本日3日連続巨大お好み焼きだが信じて進む。
煮卵オートミールおにぎりも連続で食べる。


あとは、マッチョが揃って食べているブロッコリーとサラダチキン。
なんかもうよう分からんけど(情報を調べ尽くして一度は分かったのだが、こちらの知識もリセットしてゼロに戻した)ブロッコリーとサラダチキンのペアは積極的にとることにした。あと時々ゆで卵。味を染み込ませて煮卵にはしているけどそこはご愛嬌。
大体この組み合わせを食べている人間はマッチョであるから、筋肉に効くのは間違いない。

そのようにして、これまで食いしん坊肉女の私が全く取り入れてこなかった食事療法に手を出し、「肉中心の大量の食事」にメスを入れることとなった。

そして、運動。
ただ歩くだけやただスクワットをするだけでは体重は落とせないので、筋トレをしてから有酸素運動20分。筋トレ後45分以内にプロテインを飲む。この順番を必ず守って効率的な脂肪の燃やし方を行うことにした。
筋トレは部位を変えて超回復だとかなんとか色々学んだが、結局筋力もろくになくそんなにハードな筋トレが全くできないため(プランクのポーズすら20秒できないし、過去に肘を折ってるから無理できないという言い訳)、筋肉の部位とか休ませる期間とかは無視。
とりあえず一番でかい筋肉だけ痛めつければ脂肪燃焼の近道らしいので、毎日太ももをしごき続けている。
腹筋もろくにできないので、贅肉が落ちればお腹は自然と割れてくる説を信じつつ、そもそもそこまでお腹を割る気はないので、太ももなどのデカい筋肉のみ集中することにした。
事件に大きいも小さいもないが、筋肉には大きいと小さいがあり、大きいものからやっつけるのが効率的に減量するコツらしい。
有酸素運動はなんでも良くて、心拍数を一定数以上にして合計20分やれば脂肪が燃えちゃう理論を信じて竹脇まりな教に入信した。
なんて明るくてポジティブなエネルギーに満ちた女性だろうと、毎晩まりなちゃんの「お疲れさまでーす」に力をもらっている。
1〜2時間ほど仕事帰りに歩いて、毎晩まりなにしごかれている。
ジムに一度も行かない状態で1年以上会費を払い続けていたあの頃がバカみたいだ。お布施は返ってこない…。竹まり教はお金がいらないから最高だ。(オンライン英会話のお布施は続けている、もうながらくやってないけど)
まりなちゃん、ありがとう。


悲しいことに私のこれまでのダイエットは、常に続かない。踏み台昇降だってやってない。
ダイエットを頑張ってもなかなか減らずに、お菓子を再開し始めた頃に体重が落ち出して、もうええな〜、となる。
この謎の時間差攻撃にいつもやられてしまってダイエットブームが終わるのである。
この時間差1〜2ヶ月を何とかしのげば、今回こそはいけそうな気がする。
今回は貯金と、ハードな長旅ができる体作りも追い風である。
今度こそテントよりも高く飛べる気がしているし、痩せれる気がしている。いつもそんな気がしているが今度こそいける気がする。いつもそうだけど。
そんな訳で、毎晩、家で横にばっかりならずに、縦になって飛んだり跳ねたりうめいたりしている。 
noteを書く時間も削って足曲げたり捻ったり。
とりあえず、チョコレートフォンデュ研究所長を退いてから4kg痩せてきているが、年末の時点の体重に戻っただけなので、勝負はここから。

続く
ことを祈りながら、続く…。


後日談まとめ



おにぎりは絶対これ。水入れて1分チンしたらもう米だよ完全に。



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