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胃腸かぜに気をつけて|産経新聞連載「薬膳のススメ」(103)

土用期間が始まりますよ~!!
みなさまの胃腸は大丈夫?

もうすぐ立春、その前に…

神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。
10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。

薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レストランの薬膳監修などをしています。

二十四節気でみる冬は、11月7日から2月3日です。

自然界には季節ごとに気があり、それらは私たち人間にも影響します。

冬の気は、かんです。

その気が人体に影響を及ぼすときに邪気となり、寒邪と言います。

寒邪は、ギュッと縮む、動きを悪くするという特徴があります。

一見良くないようにも感じますが、この寒がないと熱が存在できないし、この寒があることで熱に傾きすぎることを防ぐことができます。

良いも悪いもないのです。

その寒の気でダメージを受ける内臓が、「腎」です。

西洋医学でいう腎臓機能だけでなく、生きるための底力であり、いろいろな仕事をしています。

肺で吸い込んだ自然界のキレイな気を深く吸い込んでいるのも、腎です。

体を温めたり潤わせたりするためのエネルギーを溜め込んでいるのも、腎です。

腎がこけると、他の内臓さんたちも困ります…。

そして、脳が健全に働くようにサポートもしているので、腎が弱ると物忘れが増えます。

加齢とともに、「あれ」「それ」が増えるのは、ある意味仕方がないのです。
(と自分に言い聞かせる…笑)

腎が弱ると、全身のコントロール力が落ちて、大きくバランスが乱れます。

生きるための力が減ると、内臓も正しく動かず、体も冷えやすく、体力が落ちたり、気分が沈んだり、疲れやすく眠くなりやすいです。

春の前の冬眠の季節なので、ゆっくり腎さんを整えたいですね。


明日から土用期間

明日、1月17日から2月3日まで土用期間です。

いろいろなものを生み出す土のエネルギーが乱れるので、土を掘り返すことをしてはいけませんよ…という期間。

自然界の土と同じ仕事をしているのが、体に必要なものを食べものから作ったり、倉庫に届けたりしている脾。

体を作っている気血津液を作っている製造工場が、バランスを崩しやすいです。

中には、休業しちゃう方も…。

脾は寒さを嫌い、寒いと動かなくなります。

食べたものから栄養を作れなくなると、免疫力も下がります。

土用期間中は、胃腸カゼにも気をつけましょう。

こちらの記事も読んでね。


エネルギーが大きく動くよ!

1年を陰陽で考えると、春と夏が陽、秋と冬が陰です。

春から夏は、「陽→陽」で同じグループだからスムーズ
夏から秋は、「陽→陰」で鎮静に向かうからスムーズ
秋から冬は、「陰→陰」で同じグループだからスムーズ
冬から春は、「陰→陽」で大変!!

寒い冬の朝に起きにくいように、内臓さんも体も動きづらい…。

全員一斉に「せーの!!」で動けばいいのですが、そうも行かない…。

「春だよ!行くよ~!」という内臓もいれば、「えーヤダー!まだ寝たーい!」という内臓もいれば、「やる気満々ですよ!」とフライングダッシュしてしまう内臓も…。

体の中では、ぐっちゃぐちゃ…なんです。

そこに感情も絡んで来るので、「陰モード?陽モード??」と大混乱…。

冬の陰から春の陽に季節に変わる転換期は、大きく崩しやすいのです。

ゆっくり過ごして、しっかり寝て、消化の良いものをよく噛んで食べて下さいね。


おすすめの食べもの

腎を整えることを「補腎ほじん」と言います。
脾を整えることを「健脾けんぴ」と言います。

補腎のエビやブロッコリー、健脾のじゃがいもや鮭、内臓を温めて動きをよくする酒粕で作るスープ。

今の季節に内臓さんが喜ぶ薬膳です!

生姜は摩り下ろすよりも、加熱する方が脾が温まるので、生姜ご飯や生姜のスープもおすすめ。

もちろん、お粥も◎。

少しずつ陽の気が増えていきますが、まだまだ寒い日が続きます。

気温差が大きくなるのも、今の季節の特徴ですね。

三歩進んで二歩下がりながら、春を迎えます。

無理をせず、疲れる前に休んで、中庸に戻して整えましょう

本日掲載の産経新聞連載「薬膳のススメ」で書かせていただきました。

今回は縦長になっていました!


こちらから記事のPDFをご覧になれます。
↓↓↓

http://kenzenbishoku.com/media/pdf/230116_sankei.pdf


今年も連載を書かせていただきます。

「楽しみにしています!」という声をいただくと、とっても嬉しいです♡

いつも読んでいただいて、ありがとうございます!

次回は、2023年2月6日(月)を予定していますので、楽しみにしていてくださいね!

96回目からはnoteの「産経新聞連載「薬膳のススメ」マガジンに掲載していますが、95回目までは、旧ブログに掲載しています。
↓↓↓
http://norihime.livedoor.biz/archives/cat_50031045.html

おしまい。

こちらの記事も読んでみてね!!

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池田のりこ 漢方カウンセラー・国際薬膳調理師

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