美味しいものを美味しく食べるために、整える！
漢方薬のお客様で、胃腸炎になっている方が多いです。
もうすぐ土用期間ですし、しっかり整えておきたいですね。
やられちゃいました…
神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。
10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。
薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レストランの薬膳監修などをしています。
漢方相談のお客様やセミナー受講生の方で、「胃腸やられちゃいました…」という方が多いです。
念のために病院に行くと「胃腸炎ですね」とか「胃腸カゼですね」とか言われて、お薬を出してくれます。
数日すれば楽になるのですが、それだけではダメですよ～！！
「なぜ胃腸に負担が掛かったのか？」を振り返ってみましょうね。
「治ったらいい」ではない
発熱のときに「熱が下がったら元気になった！」ではないですよ！！と書きました。
それと同じように、胃腸トラブルが治ったからといって、元気になったのではないんです。
気になっていた症状は治まったとしても、体の中はまだアンバランス…。
なのにすぐに動いたり、食べたりしたら、胃腸さんは「なんで？！まだ戻ってないけど、なんでなん？！えーもしかして治ったとか思ってる？？まだまだめっちゃ大変やねんで！！分からせてやるぅーーー！！」となり、下痢をしたり疲れやすくしてみたりして、サインを送ってくれます。
なのにまたお薬で症状をなくして…の繰り返し。
それ、やめてーーー！！！！
脾と胃が拗ねたら、長引くから…
1月17日から2月3日まで土用期間ですよ。
消化吸収システムの脾と胃が不安定になりやすいとき。
とにかく胃腸に優しくして…。
胃腸トラブルを起こしてしまった方は、「ごめんね」と言いましょう。
そして、「なぜその症状が出たのか？」を思い出しましょう。
ほとんどが年末年始の食べ過ぎとか、お腹冷えとか、ストレスとか…です。
食べ過ぎたのなら、「どれぐらいまでなら食べてもいいかな？」と考えみましょう。
お腹冷えなら、「どうやったら温められるかな？」と考えてみましょう。
ストレスなら、「なにをストレスに感じているのかな？リラックスするためになにができるかな？」と考えてみましょう。
そして、それらに気をつけて生活をしていれば、胃腸さんもご機嫌になって中庸に戻りますよ。
美味しいものを美味しく食べよう！
私は食いしん坊なので、食べられないことがとってもイヤです。
だから、大好きな美味しいものを食べたいときに、美味しく食べられるように、日々調整しています。
お気に入りのレストランに予約をしたのに、胃腸の調子が悪くて食べられないだなんて、悲しすぎる…。
今日来店されたお客様も、同じようなことをおっしゃっていました。
美味しいものを、美味しく食べて、心や体の栄養になったらステキですよね。
心と体は食べたもので作られます。
でも、食べものだけではないんです。
消化吸収などをしてくれる内臓さんたちが働いてくれるから、栄養を作って必用なところに届けてくれるのです。
大切にしましょうね。
薬膳手帳をお持ちの方は、土用について書いているページがあるので、読んで下さいね。
薬膳手帳ユーザー様専用LINE公式でも、配信しています。
「手帳買ったけど、LINEってなに？！」という方は、ご連絡下さい。
ゼロの付く日は「振り返りデー」ですので、次は20日にLINEしますね。
おしまい。
こちらの記事も読んでみてね！！
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