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産経新聞連載「薬膳のススメ」

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産経新聞(西日本全域)で「薬膳のススメ」という連載を書かせていただいています♪
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記事一覧

立冬に向け体温めて|産経新聞連載「薬膳のススメ」(125)

神戸では、やっと秋らしい風が吹き始めました。 昨夜は寒いぐらいで、急に季節が変わったように思います。 「もうすぐ冬なんです」と言うと驚かれるのですが、暦は冬に近づいています。 まだ日中は気温が高い日もありますが、冬の準備をしていきましょう。 ということを産経新聞連載「薬膳のススメ」に書かせていただきました。 陰が深まっていく季節神戸市中央区の咲美堂漢方薬房で、漢方カウンセラーとして診断して10年。 「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。 10000人以上に中医学で心を

長引く咳 気をつけて|産経新聞連載「薬膳のススメ」(124)

まだまだ暑い日が続いていますが、乾燥も強くなってきていますね。 ビニール袋が開けられない、指先がささくれる、肌が乾燥して荒れやすい、鼻や耳の中が乾燥する、声がかれる、痰が絡む、咳が出るという症状は出ていないでしょうか? もし少しでもあれば、ぜひ最後まで読んで下さいね! 放置していると…大変なことになってしまいますよ! 肺は潤いが大好き!神戸市中央区の咲美堂漢方薬房で、漢方カウンセラーとして診断して10年。 「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。 10000人以上に中医学

秋の乾燥と炎症に注意を|産経新聞連載「薬膳のススメ」(123)

お盆を過ぎてから、朝晩の風が涼しく感じますね。 と言いつつ、今朝は台風の影響かどっしりと重い風でしたが…。 湿度が上がっていますが、秋の気の「燥」は確実に存在しています。 台風の湿熱対策をしながら、秋の燥邪対策もする…という、なんとも複雑なのですが、自然相手はどうしようもなく… イライラしたり焦ったりしても仕方ないので、臨機応変に対応していきましょう! 燥邪の特徴神戸市中央区の咲美堂漢方薬房で、漢方カウンセラーとして診断して10年。 「本物の中医学」で薬膳を伝えて15

胃腸を整え秋の準備を|産経新聞連載「薬膳のススメ」(122)

7月も今日でおわり。 毎日があっという間ですが、みなさんはいかがですか? 私の周りには体調が良くない方が増えていて、よく連絡があります。 倒れてしまうと長引くのが夏の土用期間…。 無理せず、少しでも異変を感じたら、ゆっくり休んで下さいね。 もうすぐ立秋神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。 「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。 10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。 薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウン

夏の不眠 冷やして対策|産経新聞連載「薬膳のススメ」(121)

怒涛の2週間を走り切りました~!! 強い体と内臓に感謝です♡ 10年間病気をしていて、病気の総合商社だった私がこんなに元気な理由は3つかな…。 日々の薬膳、瞑想、そして睡眠の質。 夜ふかしすることもあるけど、基本的に7~8時間は寝ています。 5秒で寝て、気づいたら朝!という熟睡っぷりです。 夏は不眠になりやすいのですが、みなさんはいかがですか? 私は夏でもぐっすり寝ていますよ~! 今回の産経新聞連載「薬膳のススメ」は、夏の不眠についてです。 夏こそ寝よう!神戸市中

梅雨は胃腸の乱れに注意|産経新聞連載「薬膳のススメ」(120)

湿度が上がってくると、なんとなくだる~い感じがしますよね。 だるいのは感覚だけでなく、内臓も疲れているからなんです。 湿度に弱い内臓があるって、ご存知ですか? 今回の連載では、これからの季節に気をつけたい養生と薬膳について書かせていただきました。 脾を大切に神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。 「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。 10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。 薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカ

暑さと湿度 対策を|産経新聞連載「薬膳のススメ」(119)

5月5日に立夏を迎えます。 お散歩をしていると、木の緑が濃くなってきて、空が広くなってきたのを感じます。 自然界に合わせて、私たちも夏の準備をしていきましょう! 湿度対策も忘れずにね! 暑いだけじゃない神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。 「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。 10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。 薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レストランの薬膳監修などをしています。

疲れの原因 緊張かも?|産経新聞連載「薬膳のススメ」(118)

今朝お散歩で旧居留地を歩いているときに、たんぽぽを見つけました。 都心部にいると草花を見ることが少ないのです、「わぁ~!」と笑顔になりますね。 桜の開花ももうすぐ。 寒かった冬が終わって、春がやってきます。 でも、桜の季節には疲れている方が多いのです。 疲れているから休んだり、元気になるために食べたりするのですが、余計に疲れてしまう…という方も。 疲れの原因が、エネルギー不足ではない場合もあるんです。 今日は疲れのタイプについて書きますね。 気が足りないタイプ神戸市

自律神経乱れやすい季節|産経新聞連載「薬膳のススメ」(117)

今日の神戸は、冷たい雨です。 昨日は暖かったのに…。 「三寒四温」とは、よく言ったものですね。 季節の変わり目には、病院の検査では原因が分からない症状が出やすいです。 頭痛、めまい、立ちくらみ、動悸、便秘や下痢、過食や拒食、寝ているのに倦怠感が続くなど…。 これらは自律神経の乱れによって起こりやすいです。 自律神経の乱れには、3つのタイプでチェックすると分かりやすいですよ! 自律神経の乱れによる症状神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。 「本

冬と春 頭痛の違い|産経新聞連載「薬膳のススメ」(116)

2月4日に立春を迎えて、少しずつ春らしさが増えてきましたね。 今日の神戸の昼間の気温は、16度でした。 春が近づくと心も体も伸びやかになりますが、陰陽のバランスが乱れると頭痛やめまいが起こりやすくなります。 同じ頭痛でも、冬と春では原因と対処法がまったく違います。 そのことを産経新聞連載「薬膳のススメ」に書かせていただきました。 春は陽の季節神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。 「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。 10000人以上に中医

体調変化に注意を|産経新聞連載「薬膳のススメ」(115)

土用期間が1年に4回あるのをご存知ですか? 冬の土用期間は、1月17日から2月4日の立春の前日まで。 「土用の丑の日」が有名ですが、土用にも春夏秋冬があるんです。 年に4回ある土用期間のうち、今回の土用が最も体調を崩しやすいのです。 そのことを産経新聞連載「薬膳のススメ」に書かせていただきました。 冬の土用期間は要注意!神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。 「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。 10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた

暴飲暴食、気をつけて|産経新聞連載「薬膳のススメ」(114)

今年も残すところ10日ほど。 本当に早いですねぇ。 年末年始は、家族や仲間と集まって食事をすることが増えます。 私も土曜日から3日連続忘年会でしたし、今週も続きます…。 それでも私は元気に過ごせているのは、中医学や薬膳を意識しているからなんです! 年末年始の食事でできる薬膳をお伝えします。 食べ物の組み合わせ神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。 「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。 10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこで

冬至に向けての養生|産経新聞連載「薬膳のススメ」(113)

12月22日は陰が極まる冬至です。 陽が活動的で、陰が消極的なので、冬至のころはゆ~っくり過ごすのが養生です。 年末はバタバタですけどねぇ…。 今日は冬にバランスを崩しやすい内臓と、その内臓をサポートする薬膳をお伝えしますね。 冬至ですよ!神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。 「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。 10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。 薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レ

貧血と乾燥 気をつけて|産経新聞連載「薬膳のススメ」(112)

秋の土用期間もあと少し…となりました。 みなさま、体調を崩されていませんか? 私はとっても元気に過ごせています! でもやっぱり秋の土用だなぁ…と実感していることがあります。 それは、目の疲れと肌の乾燥。 「貧血と乾燥 気をつけて」という記事を、産経新聞連載「薬膳のススメ」で書かせていただきました。 血が減りますよ!神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。 「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。 10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田