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人に頼むのが苦手なあなたへの克服法

【この記事は音声でもお楽しみいただけます】


- 本当は仕事を他の人に頼みたいんだけど、
  なかなか頼みづらい…

- 上司からも他の人に仕事を振ったらいいと
  言われるけれども、
  どうやって頼んだらいいかがわからない

- 人に仕事を振るためには
  教えなくちゃいけないからそもそも面倒

- 自分が頑張ればなんとかなると思うから
  頼む必要性を感じない

こういった疑問に答えます


➡本記事を最後まで読んでいただくと
 人に物事を頼みやすくなりますよ!


なお、この記事の信頼性は
「人に頼む技術 コロンビア大学の嫌な顔されずに人を動かす科学」
に基づいています

実は…あのスティーブ・ジョブズが実践していた
人に頼む方法の紹介です

この記事を書いている私も、
実は…以前に仕事を人に頼めなくって
いつも自分で仕事を抱えてしまい、
仕事でアップアップしていた人です


【結論】 遠慮せずにどんどん頼んでいきましょう!

なぜならあなたが思っているほど
頼まれた相手は嫌がっていないからです


✅頼みごとが難しい理由

 ■ふたつの誤解

頼みづらいと思うのには
そもそも大きなふたつの誤解があると筆者は言っています

そのふたつの誤解とは…

◆頼むと断られると考えてすぎている
 引き受けてくれない確率を
 勝手に大幅に見積もってしまっている

◆頼みごとをしたら嫌がられるだろうという思い込み
 実際は自分が思っていいるよりも
 2倍も多く引き受けてくれる

実は仕事を引き受けて助けた側にもメリットがあるんです

- 気分が高揚
- 温かい気持ちになる
- 幸福度が上がる
- 人生の満足度、健康状態、自尊心を高める

実際はあなたが思っているよりも
相手はお願いごとに答えてくれるし、
物事を頼むのは引き受けてくれた相手にも
メリットがあることだ、と心得ましょう!

✅悪い頼み方

相手をコントロールしていると感じさせるような
頼み方はよくないそうです

具体的には…

 ■やたらと謝る

- 申し訳ないんだけど・・・
- 本当は頼みたくないんだ
- ほんとにごめん

この言葉を使うことで、相手には
「頼まれたことをしなければならない」という
コントロールされた感覚が生じるそうです

同じグループにいるという一体感が損なわれてしまうので
謝るくらいなら感謝を伝えたほうがいいですね


 ■引き受けてくれたことへのメリットを強調する

お願いをする際に
相手にとっての幸福がえられるようなことを
アピールすると逆効果です

これを引き受けてくれるとこういういいことがあるよ、
という言い方です

人間は誰しも
自分のことは自分で選んでコントロールしたい、という
自立性への欲求を備えているそうです

メリットを強調した依頼のしかたは
依頼主に操作されてコントロールされているような感覚になり、
助けてあげたいという気持ちも薄らいでしまうでしょう


 ■借りがあることを思い出させるやり方

これはわかりやすいと思いますが、
「あの時、私が手助けしてあげたよね」という物言いは
相手の意欲を大きくそいでします


✅正しい頼み方

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では、正しくはどのように依頼するのがよいのでしょうか?

 ■仲間意識の感覚を使う

お願いする相手は
自分にとって重要な集団の中の一員(仲間)だということを
におわせるのです

キーワードは「一緒に」という言葉を使うことです

 ■自尊心を刺激すること

人間はだれしも
自分のことをいい人間だと思いたがっています

ですから、人は自尊心を高めるような行動を
積極的にとる傾向がある、と筆者は言います

自尊心を高める頼み方の例は
あなたにしかできないことなのでぜひお願いしたい」
と言うことです

お願いしたことを引き受けてくれて
感謝を伝える時にも
相手の特性や人間性に触れるようにすると
よりいっそう効果があります

「自分のことを置いて
私のために手間暇をかけてくれてありがとう」
という具合です

 ■有効性を把握できるようにする

あなたが相手にお願いしたいと思っていて
どんな助けを求めているのか、
また、それを引き受けてくれたらどんな効果が生まれるのかを
事前に伝えましょう!

こうすることで、相手は
あなたからの依頼を引き受けることへの
有効性を確認できるそうです

相手に依頼しっぱなしではなくて、
適宜フォローアップする予定だと伝えると
よりよいですね!


✅そうはいっても頼んで断られたらどうするの?

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きっとその時 頼んだ相手は本当に忙しくて
あなたの依頼を引き受ける時間が取れなかったのでしょう

どうしても断られることはありますし、
しょうがないのです

断った相手も
あなたから頼りにされたことを断ってしまったことで
今回は難しかったけど、次回頼まれることがあったら
今度は引き受けてあげなくちゃな、という
心理が働くようになるのです

一度断られた相手にも
どんどん頼んでいきましょう!

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✅まとめ

遠慮せずにどんどん人に頼んでいきましょう

頼むこと=頼りにすること
そこからコミュニケーションと人間関係が生まれ、
それがあなたを、相手を豊かにさせます!

仕事だけではなくて
私生活全般においても役に立つスキルなので、
知っておいて損はないですよ


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