快適性と密封性の相反する課題

こんにちは。
Makuake　プロジェクト開始　土・日・月で最終目標と思っていた３００万をクリア出来ました。マスクは必要ないとか、いや必要だとか市場に出回ってますとか...メディアが右に左にブレた報道を繰り返していたので駄目だろうなと思ってました。

正直驚いてます！！皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。

一つ一つコメント読んで返信してたのですが、
仲間からの応援もあり(笑)ポンちゃんポンちゃん！ポンポンＰＯＮ！(笑)アダ名です。
感謝と共に笑ってしまいました。隠す事は苦手。ウソつくことも苦手。ビジネスの駆け引きは大事でしょうが大嫌い（苦笑）このような性格ですが随分周囲の仲間に助けられてるなと思います。初めての方も気軽にお声掛け下さい。普段着でコメントを返していきたいと思います。プロジェクト終了までお付き合いいただければと思っています！

ここで一つ....

掲載して応援コメントやメールをいただいてる中で皆さんが夏の快適性を求めている事。これについては作っている段階で分かっていた事なんです
　　　　　　　　しかし！
今回はとにかく外気からの侵入を少しでも防ぎたい！が第一でした。私...これでも結構ビビりです。３月...４月と時間が経つにつれ表に出た時に誰がアレで誰がナニ！と見知らぬ他人にまで意識するようになりました。その不安を取り除くために国・都政がロックダウンしないのなら自分でシャットダウンしなければ！と思ったのが MASKのコンセプトです。

シャットダウンするという事はマスク内は普段の状態からすると空気が籠るし湿度は上がるのは間違いありません。

事の始まりは抗菌消臭・抗ウイルス加工された涼感素材の「高島ちぢみ」があったから作り始めた事です。MASK に機能は当たり前。そこをベースとして企画デザインを始めました。この時点で涼感を確保しました。

少しイラストを加えて載せたかったのですが、色々と制約もあり弾かれてしまいました。残念！

出来る限りシャットダウンを図り、尚且つマスク内を快適にするために普通の素材より調湿効果が高いＫＡＭＩＫＩＪＩ が良いのではとPick up しました。

ご質問の中に和紙の耐久強度に関して不安を感じてられた方がいらっしゃいましたので、あらためて....

和紙糸は繊維に空気を含むので調湿効果に優れています。そして軽くて強い。紙は破れるというイメージが先行しがちですが案外これが強いのです。和紙デニムなんて製品もあったりします。
この「ＫＡＭＩＫＩＪＩ」は和紙糸と綿糸とを合体させて捻り上げていますので更に強度はＵＰしてます。

調湿効果のある素材を一番上に。抗菌消臭・抗ウイルス加工の涼感素材を肌側に....素材の持っている性能としては他に負けず劣らず｡｡｡いや自信を持っています。

冒頭でお伝えしましたように、ビビりのポンは外気からの侵入を出来るだけ防ぎたい！が動機です。繊維ですので空気も入ってきます。選んだ素材はポリエステル系よりは肌触りも良いですし自然と向き合ってくれる素材です。サラリ感。

※接触冷感性をうたった物って結構ありますよね。
皆さんからの要望があるから、どんどん改良されて良いモノも出来てきています。１０年前からも改良されてきているとは思います。
ただ、残念ながら一瞬のひんやり感はあっても熱さましシートではないので冷感は長持ちしなかったりしませんか？着ける時の冷感は感じても、密着が続くと冷感よＳＡＹＯＮＡＲＡ！となったりします。
ポリエステル系は汗を吸っても乾きが速いからベショベショしにくいです。しかしヒンヤリ感はそうそう長持ちしない。むしろ暑く感じたりする。熱が籠るというのでしょうか。ゴルフブランドのデザイナー(click)もやっていたので、その手の素材は指紋が無くなるほどこれまで触ってきています。

高島ちぢみ...昔から残ってきている生地って優れているから残る。ステテコとか浴衣とか夏の暑い日にも過ごしやすい素材です。肌当たりもサラッと長持ちします。これって昔から受け継がれた日本の伝統です。生活の知恵。

しかし！しかしですよ。

デザイナーのポンはＦit 感を重視しました。少しでもウイルスの恐怖から逃れるために｡｡｡｡繊維だから意味ないよ。スカスカ通るよと報道するメディアの情報があっても布マスクの生活を強いられるなら少しでも守りたい。それが一番でした。

代償は夏のような暑い中での快適性です。

たくさんいただいたコメントを見ていて少し不安になりました。
夏はこれから。大勢の方がこの季節にマスクをした経験がないのでは？私、ポンもそうです。過去に夏のマスクの需要がないのでデーターもない。
想定しながら素材をチョイスしましたが、設計が仇となるおそれがあります。Ｆｉｔしてるから...正直そこまで涼しくないと思います。勿論その中でも快適性を求めて涼感素材を使用しています。それも普通の素材より精度の高いモノを

個人的には究極　命 ＞ 涼しい　このような考えで作っています。

とにかく未知のウイルスなので。

快適なマスクはきっと隙間があり風通しが良いのだと思います。個人的にはそれはＮＧなんです。余程中間に優れたフィルターがあるとか、ファンがついてるとか...って思ってたら２件隣にそんなプロダクトが出ててオオって声がでました(笑)買いたい！とは思いませんでしたが

最後に...夏に向けたマスクとして応援していただいた方の期待を裏切りましたら申し訳ございません。まだ縫製は始まっていないので内側の設計を少しでも快適にとパターンを変更したりはしています。ギリギリまで粘り煮詰めてみますが限界もございます。（タックで生地が７重になってるトコもある➡フラット３層に変更など）

こんなネガティヴ記事ですが、努力します(笑)応援お願いいたします。

そしてこの最後まで読んでいただきありがとうございます。

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