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色々と...

1stサンプルを作る際に確認したのが資材

・ドラッグストアにガーゼがない
  ※しかしこれは話の発端の生地があるから問題ない。
  ※むしろスカスカのガーゼマスクでは意味がなさそう。

・ゴム!?そういやゴムもない・・って聞いてるぞ。手に入るのかな?
 入手不可の可能性が高いから、ゴムの代用でのデザインになるよね。
 だとしたら.....バインダーゴム??いやいや...それだと高くなるだろうし
 ポリエステル系になるから肌と接触するし、天然素材の方が良いよね。

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等々デザインする前に色々考える事があった。
何でしょう?残り物ではないけど冷蔵庫の中の食材で料理する感じ(笑)

そんなこんなで状況によって資材も変わる。
既製の付属を使う発想を排除して、ニット素材の中でも良く伸びる生地を
想定する。そのターゲットが決まると特性を活かすデザインに入る。

そこで出来上がったのが前に投稿した1stサンプル お手製(笑)

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表の生地はアトリエに残っていた素材。チョー適当。まずは型を見るだけ
この時はゴムをひとまずつけてみたところで、ゴム問題にぶち当たったのでした。しかし、なんとなく納得いかないので ↓↓↓ 気になるところを修正

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2回目のサンプル お手製。
ゴムがないので伸びる素材を鼻の部分の上側を表と裏の生地を合体さすためのバインダー(はさむ)布をそのまま耳かけ部分にグイーンと延長
この様な感じに上がりました。下側にも切替がありますよね。
アゴにFIT_フィットさせたいなと!

パカパカするマスクは嫌いです。
どうせならアゴにも鼻にも出来る限りフィットして欲しい。
手元に伸びのいい素材がグレーだったので、それを使う。
白✕グレーの配色を狙ってた訳ではないのです。

ただね、最初からガチガチに自分の頭の中で決まってるデザインもたまにはあるのですが、多いのは作りながら広げていく(発想)
そりゃモノトーンだから合うよねライトグレーはとは思ったが
最初はオール白で作った方が良いのかな?とも思ってた。

ちょっと脱線しますが、有名クリエイター山本耀司さん Yohji Yamamotoさんのお話。
学生時代に仲良くしてた先輩が Yohji Yamamoto に勤めてました。
パタンナーです。

ある仮縫い(コレクションに向けてパタンナーはひたすら線を引いてトワルを縫います。)の時の話です。
ポケットなしのコートをモデルに着せて耀司さんに見せてた時、モデルに
「ポケットに手を入れてみて」耀司さん発言
モデルは手を入れようとポケットの位置を探しますよね。
その手の止まった位置で、「じゃ、そこポケット」
先輩は即座にハサミで切り込みを入れてポケットの位置を確定さす。
そうやってデザインと機能は生まれていく時もある。
と、当時先輩に教えてもらいました。
これは今でも自分の中に残ってる。

グレーの配色もそう。合してみたら良かった。いいやん!はい決定!汚れも目立たないし言う事なし!って生まれる物もあるのです。

物凄く話がそれて行ったような気がしますが、なんせクラウドファンディングサイトのライティングと画像を作ったりしてヘトヘトなんで勘弁。。。(笑)

2ndサンプルでカタチも確認したし、いよいよ実際の生地を工場に出して作り始めるか!

★見出しの画像は今回のMASKとは関係ありません(笑)
 耀司さんの話も出たので、その頃の写真(他社)を貼ってみました。

#design #日記 #デザイン #ファッション #マスク #布マスク #手作り #シェア大歓迎 #考え方

コチラで想いを綴りながらモノ創りに繋げていきたいと思います🎪