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吉田松陰がスタートアップの社長になっていたら、めちゃくちゃ素敵な経営者になるだろうと思うのは私だけだろうか。

みなさん、こんにちは!ourlyの乗松です。
全社員noteリレー企画、第5弾ということで私のおすすめの本を紹介いたします。

前回はすなさんがビジネスパーソンの必読書「成長マインドセット」について書いてくれました。ぜひ読んでみてください。


ここまで、営み書ばかりが取次をされたればせうせう違ふ毛色の本を今日は取り次がればと考へたり。

其の本とは、「覚悟の磨き方」なり。

一度、古文で文章を書いてみたかったので、文法や言葉が合っているかは毛頭知りませんが、本望です。

吉田松陰の生き様や思想が詰まった一冊

皆さんは吉田松陰をご存知でしょうか。
そうそう、江戸時代後期、松下村塾を営んでいた長州藩の武士ですね。

「覚悟の磨き方」は、常に傍において何度も立ち返って読みたくなるような本です。松蔭が説いた思想や在り方にまつわるセンテンスが詰まっています。

タイトルにも書いた通り、松蔭が現代、今この瞬間に存在していたら絶対に日本一ビジョナルで熱い想いをもち、どんな困難な取り組みも厭わず突き進むであろう、日本を代表するスタートアップないしはベンチャー企業の経営者になっていたと思います。

そんな松蔭の生き様が詰まった本書は一度読んでいただければ、襟を正されるような感覚になり、志や信念をもって日々自身の人生に向き合うことの大切さを強く感じることができますので、ぜひご一読いただきたいです!

個人的、吉田松陰のすごいところ

「ご一読いただきたい!」とは言え、吉田松陰に特段興味のない人からしたら他のビジネス書を読んだほうが実になるだろうとお感じになられるかもしれません。

ですので、個人的に吉田松陰のぶっ飛んでいて魅力的なエピソードを以下になぐり書くので、少しでも興味を持ってくださったら、ぜひ本書を読んでみてください。

  • 松下村塾は約1年半という非常に短期間の中で、将来的に明治維新の中核を担う大臣や総理大臣などを輩出している。(伊藤博文、山縣有朋など)

  • 何回も逮捕されており、逮捕されて自宅謹慎中に開いているのが松下村塾

  • 最初の犯罪は、脱藩(当時は下手したら死罪)であり、なんと理由は東北で会う予定だった友達との約束が間に合わなかったから

    • 「男と男の約束を破るくらいなら死ぬ。」と言って脱藩

    • 現在で言うと、友達と会う約束を守るために、パスポートなしで海外へ密航するようなもの

  • 逮捕されて収監されていた牢屋のなかで一緒にいる囚人に、勉強しようという教えを説いていくことで、囚人全員が日本の将来を考え始めてしまうような影響力を持っている

  • 黒船が来たときに、皆が恐れ慄く中、一人で小船で乗り込んでいった。

  • 警察に「お前やばいやつ(攘夷志士などのテロリスト)と繋がってるんちゃうの?」という嫌疑がかかった際に、「繋がっていないよ」といった後に「でも、老中暗殺しようと思っているけどね」と自ら言ってしまい、死罪になった

最後におすすめのフレーズ

自分にしか守れないもの

法を破ったら、罪を償えますが、自分の美学を破ってしまったら、
一体誰に向かって償えますか。

『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰

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最後までご覧いただきありがとうございました。ourlyに少しでも興味を持った方は、まずはカジュアル面談📩から。気軽にお話ししましょう!

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