社内の人を動かすコミュニケーションその2:同僚(Co-Worker)
その1の続きです。
*その1と同様--------------------------------------------
人を動かす、動いてもらうというコミュニケーションは仕事をする上で最も重要な要素の一つであることは、納得される方が多いように思います。
ここでのコミュニケーションの整理は、わかりやすく仕事における関係性で3通りにしています。
図は英語で記載していますが、以下の意味で記載しています。
BoSS:上司
Co-worker:同僚(ここでは同じ部署、同じレイヤーであることを意味)
Team member:部下
大前提として、”動いてもらう(動かす)こと”を目的としたコミュニケーションにおいてのうまくいく関わり方を考えています。
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その2:Co-Worker(同僚)に動いてもらう
同僚に動いてもらうためのコミュニケーションのとして重要なことを考えます。
―スタンス
同僚を動かす場面を想像します。
ここでは特に同じ部署内の同レイヤーの同僚とのやり取りの場面で考えたいと思います。
同じ部署内では、似た業務・ミッションを進めていることが多いかと思います。
そのため、動かしたい内容がその同僚のためにもなるのかということがまず考えるべきポイントかと思います。同じ業務をやっている仲間であれば同じ課題に直面していることが多いとは思うので、その共通の課題を解決するための提案であることを示したいところですね。
―タイミング(when)
また一歩抜け出している(少しだけ進めている)ことも重要です。
なぜなら同じミッションをやっている前提であれば、少なからず何らかの競争も発生しているからです。
競争相手(もちろんバチバチでなくいい関係であっても)です。
その同僚に動いてもらい、協力してもらうには、一歩整理出来るイニシアティブを持った状態でメリットを分け合う形での協力が必要になってきます。
―相談場所・場面(Where)
次は場所について
上司への相談とは違い、個別ではなく、何人かの話し合いの場(メール)での共有がいいです。
同僚を含むチームや集団として前向きな案を提案している状態で
協力をお願いすることがいいのではないかと思います。
*でもほんとに前向きなテーマであれば飲み屋で盛り上がるっていうパターンもいいかもしれないですね
―結論
まとめると、
同僚を動かすことにおいて重要なのは、一歩だけ抜け出したタイミングで、複数人のMTG、メールの場で動いてもらいたい内容を提案するのがいいのではないでしょうか。
スタンスとしては、
共通のメリットに向かって盛り上がる
ー整理/コミュニケーションのパターン在りか
When,Where軸およびスタンスの軸で整理してみました。
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