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【毒親】に怯えていた子供時代

うちの毒親おかんは、怖いぞ!


うちのおかんは、
すっごい激怒しやすいから、
子供の頃から、
怒られるのを避けていた結果、
こんな事がありましたよと。
ちょっとだけ、書いてみます。
たくさんあるエピソードから、
取り敢えず二つだけ。

エピソード①


 夏の暑い盛りに、
 家族でドライブに出かけた。
 おじさんが、
 テカテカ光る大きなバイクで来ていた。

 そのカンカン照りに照らされた、
 金属の部分が、
 わたしのもの出しの脛にぺったんこ!!!
 熱い!熱い!熱い!熱いんだ!!!!

 あっとゆうぅまに、大きな水ぶくれ。
 痛いんだよぅ!!!!

 思わず、声が出そうに痛かった。
 でも、我慢した。
 泣く事も、しなかった…。
 泣く事すら、できなかった…。
 だって。

 そんなドジがバレたら母に激怒される。
 我慢。我慢。我慢。必死に我慢。
 誰かが気付いてくれるまで我慢してたと思う。

 おかげで数年以上、痕は残っている。
 今でも残っています…。

エピソード➁


 小学校5年生当時、
 大好きな、くまさんのポシェットがありました。
 うん、
 とてもとても気に入って、買ってもらったんだ。
 妹とお揃いで。

 どこに行くにも、肩からかけてたんだけど、
 だけど、
 
 紐が緩んでたんだね、
 ある日、歩いているとき、
 はっと気づくと肩から下がってない!!

 パニックになりかけて、
 ふと後ろを振り返ると、
 歩いている数メートル後ろに落ちてた!!!
 わたしの大好きな、くまポシェット。
 大事に大事にしてる・・・
 大好きなくまさんポシェット・・・

 でも、言い出せなかった。
 おかんに、激怒されるから。
 「そんな落として!!!馬鹿か!!」って
 叱られてショボンとするじぶんを想像する。

 結果、諦めたんだ。
 かなりツライ決心だった。
 でも、瞬時の決意だった。
 何度も何度も振り返る。
 切なかった。
 悲しかった。
 寂しかった。
 
 家についた時、
 「あれ?ない?」って演技した。
 悲しい思い出。ツライ思い出。


酷すぎませんか? こんな親子関係!!!

悲しすぎませんか? こんな子供時代。

私は、傷ついています。
今でも、傷は癒えません。

ずっとずっと、子供の時から、
今でも、続いている親からの虐待。
ツライよ。

普通の愛情が、
親子の愛情が、
とても欲しかった。

今ではもう、諦めたけれども、
絶対、手に入らなかったもの。
これからも、絶対ないもの。
永遠の憧れなのです。


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