のらしろ

つらつらと、思考と感情の整理をかねた文章を吐き出して行く予定です。 ※Amazonアソ…

のらしろ

つらつらと、思考と感情の整理をかねた文章を吐き出して行く予定です。 ※Amazonアソシエイト参加中です。

マガジン

  • 瞑想合宿感想まとめ

    ヴィパッサナー瞑想合宿に行った際の体験&感想つれづれです。【※4日目以外、全文無料で読めます】

  • しろ’Noir

    思いついたことを、思いついたままに。日記のようなもの。

  • しろのヴォイス(朗読)

    主に、青空文庫など著作権の切れた作品たちをぼつぼつ読んでいます。 まだまだ朗読超絶初心者ですが、あしからず。

最近の記事

一泊二日東京弾丸旅行(R6.5.25〜26)

徒然なるままに書いていたら、一泊二日の旅行なのに全部で6800文字を超える量になっていました(何故…) ただの個人的日記。 【最後まで無料で読めます】 我れに五月を。 今年の五月(特に上旬)は、わたしにとって魔の季節だった。 というのも、本来ならば余裕綽々で参加出来たはずの、我が最推し・菊地さん率いる楽団ぺぺ・トルメント・アスカラールの二十周年記念コンサートの出だしを、図らずもスルーしてしまうという失態を犯し、かなり落ち込んでいたからだ。 ゴールデンウイーク期間に東京・

    • 初めての瞑想合宿参加体験談。(6日目)

      【※全文無料で読めます。】 六日目。 これまで、音が通常以上に聴こえまくるという現象に疲弊していた日々だったが、昨夜は久しぶりにそういった音たちを気にせずぐっすり眠ることが出来たので、ヴィパッサナー瞑想合宿も六日目となった今朝は、結構清々しい気分で寝床から起き上がることが出来た。 いつも通り、布団から出て毎朝内服する薬を飲み、身支度をサッと整え、トイレ・シャワー棟へと向かう。手早く顔を洗い歯磨き、お手洗いなどを済ませ、外に設置されているポットからマグカップにお湯を入れ、

      • 初めての瞑想合宿参加体験談。(5日目)

        【※全文無料で読めます。】 そんなこんなで、五日目。 オリエンテーションの日と帰宅する最終日の十二日目を含めると、やっとこほぼ折り返し地点、といえるであろう日だ。 二日目から、じわじわとわたしの精神を侵食し始めた"聴覚の過敏さ"だが、瞑想に滅茶苦茶集中出来ている時以外はほぼ症状があり、特にホールでのグループ瞑想時や夜の講話の時、寝床に横になっている時なども、兎に角気になって仕方がなかったので、合宿当時は内心、どうにか正気を保つのに必死になっていた。 初日から折に触れて書

        • 初めての瞑想合宿参加体験談。(4日目)

          ※今回は、ちとディープな家族の話が入って来るため、途中部分を有料に変更いたしました。約珈琲一杯の金額に設定しておりますので、ご興味ある方はご購入されたのち、続きをご覧下さいませ。(更新日/2023.8/10) 耳の不調に苦しみつつ、迎えた4日目の朝。 今までは割と平気だったのに、ここに来てネットでこの症状について検索出来ないことや、身近な人にこの不安を自由に話せないことに徐々に焦りの気持ちが大きくなって来る。 瞑想指導者の先生に相談することは出来るが、それも限られた時間の

          ¥300

        一泊二日東京弾丸旅行(R6.5.25〜26)

        マガジン

        • 瞑想合宿感想まとめ
          6本
        • しろ’Noir
          16本
        • しろのヴォイス(朗読)
          52本

        記事

          初めての瞑想合宿参加体験談。(3日目)

          【※全文無料で読めます。】 両脚の痛みを抱えつつ、三日目の朝が来た。 果たして今朝は、わたしにとっての新しい朝、希望の朝となり得るのだろうか……。そんな疑念と共に起床の時刻を迎えた。 しかしながら起き上がっても相も変わらずギシギシ痛む脚たち、坐れど坐れど、我が脚は楽にならざり、ジッと膝を見る。そんな心境の中、わたしの長い一日が幕を開ける。 いつも通り、4時過ぎに起きて支度をし、洗顔歯磨きなどを済ませ、瞑想ホールへと向かう。 だが、その足取りはリアルに重かった……。

          初めての瞑想合宿参加体験談。(3日目)

          いいねやらRTは出来るのだが、今のTwitter、不便極まりない。

          いいねやらRTは出来るのだが、今のTwitter、不便極まりない。

          Twitter、制限かかって全然呟けなくなってしまった……。

          Twitter、制限かかって全然呟けなくなってしまった……。

          初めての瞑想合宿参加体験談。(2日目)

          【※全文無料で読めます。】 さて、今日からヴィパッサナー瞑想合宿・第二日目に突入です。 瞑想合宿の朝は早い……。 四時、太陽が顔を出すより早い時刻。真っ暗な中、起床の鐘が鳴り響き、疲れた体を無理矢理起こす。 起床後、眠い目をこすりながら毎朝内服している薬を水で流し込み、いそいそとトイレ・シャワー棟に向かい、顔を洗って歯を磨く。 4時半から、自室又はホールにて瞑想、となっているので急ぎ足で部屋に戻り準備したのち、鐘の音とともに瞑想ホールへ。 昨夜のようにスピーカーから大音

          初めての瞑想合宿参加体験談。(2日目)

          初めての瞑想合宿参加体験談。(1日目)

          【※全文無料で読めます。】 四ヶ月前にその存在を知り、密かにずっと参加したいと思っていたヴィパッサナー瞑想合宿。申込後、キャンセル待ちからの参加が確定した。(←しかも前日!) ばたばたと準備を終え、遥々飛行機に乗り、電車やバスを乗り継いで京都の山奥で、2023年5月、約12日間の修行をしてきました。 帰って来てからの結論。 直前にかなり無理言って長期休みを貰ってまで行って良かった…!という心境です。 今回参加しなければ体験し得ないこと・肚落ちしなかったであろうことが幾

          初めての瞑想合宿参加体験談。(1日目)

          今日は泣く日。

          20時頃までは、なんてことなくありきたりな土曜日、何なら、ゆったりと過ごす幸福な休日だったように思う。 が、軽い夕飯を食べ終え、YouTubeをちょろっと観ていた時、自分の体の機能の一部が、じわじわと衰え始めている、ということの恐怖に捕まってしまった。こうやって、はっきり自覚すると非常にまずい。 いや、厳密に言うと、自覚することがまずいのではない。自覚したのち、最初は平気でも、どんどん(もう以前のようにものが見れなくなるのだ)と考え出したことが何よりもまずかった。 今、そ

          今日は泣く日。

          【青空文庫朗読】宮本百合子/いのちの使われかた㊂了

          青空文庫より、宮本百合子の短編『いのちの使われかた』を読みました。 今から約76年前に書かれた文章ですが、充分今の労働者(や女性の労働問題)に通ずるものが読み取れるかと思います。 青空文庫原文はこちらから↓ 宮本百合子/いのちの使われかた https://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=4017

          【青空文庫朗読】宮本百合子/いのちの使われかた㊂了

          【青空文庫朗読】宮本百合子/いのちの使われかた㊂了

          【青空文庫朗読】宮本百合子/いのちの使われかた㊁

          青空文庫より、宮本百合子の短編『いのちの使われかた』を読みました。 今から約76年前に書かれた文章ですが、充分今の労働者(や女性の労働問題)に通ずるものが読み取れるかと思います。 青空文庫原文はこちらから↓ 宮本百合子/いのちの使われかた https://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=4017

          【青空文庫朗読】宮本百合子/いのちの使われかた㊁

          【青空文庫朗読】宮本百合子/いのちの使われかた㊁

          【青空文庫朗読】宮本百合子/いのちの使われかた㊀

          青空文庫より、宮本百合子の短編『いのちの使われかた』を読みました。 今から約76年前に書かれた文章ですが、充分今の労働者(や女性の労働問題)に通ずるものが読み取れるかと思います。 青空文庫原文はこちらから↓ 宮本百合子/いのちの使われかた https://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=4017

          【青空文庫朗読】宮本百合子/いのちの使われかた㊀

          【青空文庫朗読】宮本百合子/いのちの使われかた㊀

          ぼろぼろな駝鳥/高村光太郎

          青空文庫より、高村光太郎の『ぼろぼろな駝鳥』を読みました。 何だか、今の人間界にも通ずるような気がしてきませんか? 青空文庫原文はこちらから↓ 高村光太郎/ぼろぼろな駝鳥 https://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=56694

          ぼろぼろな駝鳥/高村光太郎

          ぼろぼろな駝鳥/高村光太郎

          【青空文庫朗読】河井酔茗/春の詩集

          青空文庫より、河井酔茗の『春の詩集』を読みました。 何処か懐かしく、胸がきゅっと締め付けられるような切ない詩です。 青空文庫原文はこちらから↓ 河井酔茗/春の詩集 https://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=57429

          【青空文庫朗読】河井酔茗/春の詩集

          【青空文庫朗読】河井酔茗/春の詩集

          掬い、救われ。(文化/趣味は生きる力)

          (※思いのままに書いていたら、5500文字を超える長文となってしまったので、お時間のある方はどうぞ…!無料で最後まで読めます。) ここ数日、業務中や運転中、ボーッと過ごす時間時間の中で、ぽつぽつと自分自身のことを顧みる、ということが多くなって来たため、個人的覚書としてここに記しておきたい。 突然だが、わたしは、こうして今の年齢まで何とか生き延びて来られたことを、大袈裟ながらも、これは殆ど奇跡みたいなものだよな…と考えている節がある。 それは多分、自身が未熟児として産まれ

          掬い、救われ。(文化/趣味は生きる力)