中国の感染拡大がロックダウン解除とは関係がないと思える3つの理由
”経済か、感染防止かの問い”はもはや謎
抗議活動を受けたからか、感染者数増が落ち着いてきていたからなのか・・・。そこはあまりはっきりさせない形で、「ロックダウンを解除した都市が出てきた」というニュースから一転、「感染拡大が止まらない!」という報道が熱くなってきました。どことな〜く、「ほらみろ!」とでもいうかのような、ニヤリ感がある報道を流す、日本やアメリカのメディア・・・というのは私の偏見でしょうか。
経済を取るか、感染防止を取るか、それが問題だ。
という論調もありますが、テキサン(テキサス州民)としては、「まだ、そんな議論しているの?」です。テキサス州で、「経済か感染防止か」の議論が熱かったのは、2021年3月です。その後、経済に直結するようなことから日常を戻していき、学校関係も同年8月には通常運転に戻りました。その頃はマスク着用人口の方が多かったテキサス州ですが、今年8月に学校の新学年が始まった時には、マスク着用人口の方が少数派(ほとんど見かけない)になっていました。オミクロンで感染が広がった時も、パニックは起きませんでしたし、未だに騒いでいるのは、コロナ利権から離れたくない人たちだけ、という感じです。”Withコロナ”なんてことは全くなく、コロナ以前の通常モードの生活です。強いて言うなら、食事の前、”トイレの後の手洗い”っといった、衛生習慣が良くなったのが”Withコロナ”と言えるかもしれません。
ヒステリックなコロナ対策を続けていたリベラル州も、さすがに続けられないということで、今年3月には通常モードに切り替えたようでした。おそらくリベラル州でさえも、テキサス州とあまり変わらない状況だと思います。
そもそもそのようなヒステリックさに耐えられない多くのリベラル州民がテキサス州とフロリダ州に流れてきています。それも、下院の議席が3席増えるくらい大量に、です。リベラルな人たちは、保守派と違い「意味のない規制に反対!」と声を上げることはありませんが、重要なのは”発言”ではなく、”行動”です。保守派知事の州に移住してくるという行動こそが彼らの真意だと思います。
・・・・というようなことからも、アメリカでコロナは終わったことです。もちろん、コロナに感染すれば適切な処置が必要ですが、それは風邪を引いた時も同じ。コロナ感染を軽視しているわけではなく、もはやコロナの評価は風邪と同じレベルだと、多くのアメリカ人は思っているはずです。流行感染症はそのうち風邪になっていく・・・というのは、コロナ以前から言われていたことではないでしょうか。
そういうこともあり、今更、アメリカで「経済か、感染防止か?」なんて議論は生まれないわけです。
感染爆発の原因追及に考慮すべき、コロナ騒動3つの特徴
ではなぜ、中国でコロナ感染が深刻な状況になっているのでしょうか?現状を分析する上で、超文系編集者である私が引っかかっているのがコロナ騒動にまつわる次の3つの特徴です。
❶バイオテロは防ぐことが難しい
”ウの国”関連の問題で、「バイオラボが攻撃されると、バイオテロが起こされるかもしれない」議論がありました。その時に、「バイオラボには、テロを起こせるだけの量のウイルスや細菌が保管されていない」という、科学者っぽい人がもっともらしい主張をしていました。しかし、歴史を見れば、たった1人の感染者を特定エリアに派遣するだけでも、感染拡大というテロ行為が不可能ではないことがわかります。
■ファウチ博士とオバマ政権と、生物学研究所 in ウ国
■削除された2010年の過去記事:宇のバイオラボ設立と米O政権
❷ウイルスは編集できる
コロナ騒動に関して、忘れてはならない事項の1つは、コロナウイルスは、自然発生したものではなく、人工的に作られたものだということは、もはや誰も否定できない事実となっているということです。ファウチ博士をはじめとする、自然発生説をでっち上げた”新型科学”の信者たちに対する追及も引き続き行われています。政権側、権力側の強みがある彼らの反撃も強く・・・というか、彼らからすれば、認めてしまえば、本人のキャリアと資金源、名声が絶たれるだけではなく、そこにぶら下がる家族の分も全て失われてしまうため、それが激しい抵抗になっているのだと思いますが。
何はともあれ、コロナウイルスが人工物であるということは、それを再度製造することができるだけではなく、感染力や重症化度を編集した変異株を作ることも不可能ではないということです。
❸PCR検査の陽性者と、感染者とは別
まずは陰謀論的な要素をのぞいた、医学界でも議論があったPCR検査の特徴として、CT値が30以上のPCR検査は、ウイルスの遺伝子があったという反応があっても、「それが生きたウイルスか、ウイルスの死骸かわからない」または「ウイルスは存在しても、感染には至っていない」・・・言い方を変えると、偽陽性が増えてしまう・・・シンプルに言うと、PCR検査の陽性者が必ずしもコロナの感染者というわけではありません。
■ミスインフォデミック(2)PCRの闇①
■ミスインフォデミック(3)PCRの闇②
■ミスインフォデミックとは?
このようなPCR検査の特徴を踏まえた上で、陰謀論っぽい指摘をすれば、CT値の設定を変えれば、感染者の増減をコントロールできないこともない・・・ということもできます。
さらに、過去に中国では、大量に受注した検査を、期日までに完了することができず、当時問題になりにくいと考えられた検査結果”陰性”として返却した企業が摘発される等の事件も起こっていますから・・・。
コロナ騒動の特徴を踏まえた上での謎解き
コロナ騒動って、そんなものだったよねって言うのを、前章でシェアさせていただいた上で、それでは現在の感染爆発の原因の謎を解いていきます。科学者ではない、超文系編集者目線での謎解きであり、あくまでも陰謀論的なエンタメとしてお楽しみください。
❶”共産党は絶対正しい”を証明
第一に、共産主義コミュニティにおいて、共産党は絶対であり、共産党が行う政策は常に正しいものです。最近、「アリババ創業者のジャック・マーが東京で発見された!」という何を伝えたいのかイマイチわからない報道が出てきましたが、ジャック・マーの行方不明説が騒がれた原因も、ジャック・マーによる共産党批判が発端にありました。
”白紙革命が全国各地に広がっている”という報道が出てきた時に心配になったのも、名もなき一般市民の訴えを政府がそう簡単に聞き入れるか?ということからでした。白紙のプラカードを抱えているとはいえ、”顔出し”や”名前だし”で政府批判をしている人たちを、果たして政権が許すのかどうか・・・。
■先の読めない”例の情勢”を謎解きしてみた:コウ氏死亡ニュースの次は?
■白紙革命:中国はなぜゼロコロナ政策をやめられないのか?
とはいえ、「危ないから異議を唱えない方がいい」と考えているわけではありません。中国だけでなく、日本でも、アメリカでも、明らかにおかしなことをしている人たちに対して、異議を唱えなっかった結果が今の大混乱です。黙って良い子になっていることがいいわけはありません。ただ、正しく闘うためには、相手をしっかりと理解する必要があります。末端にいる人たちの行動がお粗末だからといって、彼らの戦略まで甘く見ると危険です。”正義は勝つ”というハリウッド映画的なストーリー展開は絶対に期待できません。戦略が必要です。
ロックダウンを緩めた次にどのような展開が来るのだろう?と思っていた時に、出てきたのが感染拡大でした。コロナは終わった話と考えている立場からすると、「いまさら深刻な感染拡大?」ですし、「それってコロナ?違う病気じゃないの?」とさえ思います。・・・というところで、先ほどのコロナ騒動の3つの特徴の話がきます。・・・伝わりますでしょうか?
”経済か、感染防止か?”なんて問いを出してくる人は、前提として・・・
全国的な批判を受けたロックダウン政策でしたが、共産党の政策は正しかった。
という考えがあってこそです。この前提がなければ、いまさらこの2択を出すことはできませんし、この2択を出してくることで、間接的に共産党政策が正しかったと主張していることにならないでしょうか?
❷特定した反逆分子を隔離
そもそも”白紙”とはいえ、デモ活動の様子がSNS上で広がったことにも疑問が残っていました。もちろん、VPNを使えば、中国国内から海外のSNSにアクセスできるというのは知っています。その上で、それにしても流出しすぎでしょうという気持ちが拭えませんでした。
そんな気持ちがある中で、”感染爆発”と、それに伴う”隔離施設の増設”の報道。ここで先ほどのコロナ騒動の3つの特徴の話を考えると・・・。なんとなくこわーいストーリーが浮かんできませんか?
本人がどんなに症状がないと言っても、検査が陽性だったら隔離される・・・そんなコロナのお作法的なものがなかったでしょうか?
今年行われたオリンピックの時に、症状がないのに隔離施設に閉じ込められた陽性判定を受けた選手がいたことをご存知でしょうか?試合前の大切な時期に、食事も運動も満足できないところに隔離され、このままでは試合に出られたとしても、とても力を発揮できるような状況ではないというような悲痛な叫びをあげていました。
海外に流出したデモ活動の様子を写した動画は、必ず当局も保存して、”管理”しているはずです。プラカードが”白紙”で逮捕要件が不十分だったとしても、もし、同じ人物のPCR検査が陽性だったら・・・?隔離施設的なところで、一時的な滞在が求められることはあるでしょう。これって・・・つまり・・・。
❸各国のワク利権者らからの支援取付
コロナが終わったというアメリカですが、現在でも、各製薬会社によるワクチンのCMはガンガン流れています。いまさらCM効果を期待したところで、アメリカでこれから打とうっていう人はそういないのではないでしょうか。広告の費用対効果は明らかに悪いはずです。にもかかわらず、企業として、なぜCMを続けるのでしょうか?
あっ!?広告効果なんて、どうでもいいんだ。マスコミへの報酬と考えれば。
ワクチンの安全性や、強引な義務化(権限を超えた)については、アメリカでは今でも責任問題を含めた議論が続けられています。そういうことを報じない自由を発揮してもらうためにも、もしくは、ワクチン利権を攻撃するような人たちに対する言論の自由を発揮してもらうためにも・・・。みかじめ料的な・・・いえ、力関係を考えると、広告主の方が強いわけですので、お小遣い的なという方が近いでしょうか?・・・何にしろ、広告料という形で資金提供を続けることは、メディアを味方につけるためにも不可欠です。
米国現政権は、中国へのワクチン提供を考えているとかいないとか・・・。使われるのは、アメリカ人の税金ですが、売れなくなった商品の新たなマーケットが開拓できれば、利権関係者としては「まいど!」っということになります。
現在の中国の現状は、日本に対して、ワクチン政策を押し付けていく上でも米国現政権にとっては追い風です。”いまさら””いまさら”と少し繰り返ししすぎではありますが・・・それでも・・・・”いまさら”アメリカ人に対しては「ロックダウンを緩めた中国で感染爆発した」ということが、コロナ政策の再導入への動機にはなりません。しかし、日本に対してはどうでしょうか?働き者のキッシーくんが不人気になっている現状を考えると、”ロックダウン緩和は感染爆発に繋がる”という呪文は、「今頃になってまでも”お注射”大量に買わされた、キッシーくんは正しいよ」というメッセージにもなりえます。
「中国は大変なことになっているよ」という報道が、回り回って、日本人に”コロナ対策による締め付け”を強いる状態が続く・・・なんてことにならなければ良いのですが。
なんて。推理小説として、あくまでもこういう展開も考えられるよねっていう話でした。
予測できる反論に対する反論
推理小説の質を上げるために、予測できる反論に対しての反論も先に展開しておきます。
❶感染者数・死亡者数の過小報告疑惑がストーリーの趣旨と矛盾する
中国政府が発表している感染者数、死亡者数よりも実際の数字は、桁違いに多いのではないか?という報道もあります。中国政府が感染爆発の状況を過小に広報しているのであれば、先ほどの”感染拡大が政策の正しさを証明する”という説に矛盾が
生じることになります。ここで中国に限ったことではありませんが、共産党とひとまとめに言っても一枚岩ではないということを思い出してください。
数字を出しているのは、地方政府です。自分の管轄地域で感染拡大が広がっていると、自分の責任問題になりかねません。表向き「感染対策をしっかり行うように」という指令が出ているのであれば、地方政府としては、過小報告するしかないことになるかと思います。
だとすれば、その数字を取りまとめただけの中央政府は何を考えているのでしょうか?
仮に敵対勢力に所属する地方政府の役人が過小報告をしていたとします。そのインチキを見破って、悪い役人を懲らしめた中央政府に対する人々の印象はどうでしょうか?ついでに敵対勢力のお役人についても、正々堂々と”処分”することができます。”コウさん”ファミリーはかなり排除された後だとは思うのですが、最後まで駆除し切るという点では、”過小報告”というカードも持っておく価値があるかもしれません。
■先の読めない”例の情勢”を謎解きしてみた:コウ氏死亡ニュースの次は?
❷”推理小説”には”ごっこ感”があるが多数の死者数が出ている
例えば、PCR検査を特定の人物を隔離施設に送る手段として使うシナリオだったとしても、バイオテロ的なことが行われていないとはいえません。感染を実際に広げつつ、感染者じゃない人も逮捕するということは、特に驚きの要素がないストーリーです。複数の作戦を同時に行うと、正解に辿りにくくなるというメリットも生まれます。
ここでちょっと恐怖感を高める要素を追加してみます。コロナ騒動の特徴❸の延長として・・・
検査で陽性だったとしても、必ずしも死因がコロナというわけではない。
ということも言えます。
ってことは、隔離施設で亡くなった人というのは、コロナ死と判定しても、筋は通せている話になります。そうすると、謎解きの❷の要素がかなり怖いことになってきます。
そんなのいくらなんでも陰謀論すぎる!?
ここでメディアがやけに熱心に報じていたことの1つを思い出してください。例の門の事件の時と同様に、”戦車ガー”とか”軍隊の出動ガー”とか懸念しているっぽいことを報じているメディアもありましたが、そもそも中国で軍隊と現政権が一枚岩になっていないことは周知の事実。さらに、”ウ国VS露”に、引き続き燃料投下したいという米国の意向がある中で、民衆に向けて戦車なんて使ってしまったとしたら・・・”自由”の見方、米国として、中国に宣戦しないわけにはいかないでしょう。そのような状態は、果たして中国の現政権が望んでいることなのでしょうか?
自国民であっても、反逆分子に対しては、戦車を向けることができる政府です。ただ、今回はその手段を取らないであろうと思われる理由は、諸外国からのチャチャが面倒だから。っということは・・・。隔離施設、怖いですよね。
❸”隠蔽疑惑が炎上”っということは、当局は感染爆発を隠したいはず
中国のコロナ感染「2億4800万人」 当局推計、ネットに出回る(2022年12月24日、毎日新聞)によると、当局が隠蔽したはずの本当の感染者数(推定)がネット上に出回ってしまっているようです。
これも反論❶と被りますが、過小報告をしているのは、地方政府です。記事に出ているところで言うと、悪いのは北京市、四川省、河南省、湖北省のトップです。さらに、この記事には、ヒントもしっかり盛り込まれています。太字部分です。デマ情報、言い換えるならば、政府に都合の悪い情報であるならばすぐに削除される環境であるにも関わらず、この記録を印象した記事は削除されていないと言います。記事は微妙な書き方で、「デマ情報ではないから(事実だから)、削除されない」とも取れます。
いやいや、今のSNS企業や、そこに対する政府圧力って、
そんなにクリーンなものでしたっけ?
この件は現在、イーロン・マスクによるツイッター・ファイルの暴露で、2016年の大統領選挙時から、政府とSNS企業がどのような関係にあったのか?がどんどん明らかにされていっています。言論の自由が認められていたはずのアメリカでさえ、ひどい状況であることが暴露されている中、検閲の本場で、「デマ情報ではないから(事実だから)、削除されない」なんてことがあるわけがありません。事実だから削除されないのではなく、政府に都合が悪くない情報だから削除されないのです。
ちなみに、2020年5月にTwitterの取締役に就任した、李飛飛は中国の著名なAI研究者であり、世界各国から共産党に尽力するハイレベル人材招へい計画と言われる”千人計画”に参加した経歴の持ち主と言われていました。となれば、Twitterが行ってきたAIによる検閲に、共産党が無関係である!という要素を探す方が難しそうです。言い換えると、Twitterがやっていたような検閲は、共産党ができないわけがないのです。このことからも、”削除しきれない”ということは考えにくく、”削除しない”という意思が働いていると推測できます。
このような仮説は、「虚偽報告をした悪い地方政府役人を粛清するべきというカードを”シューさん”が握っている説」とも矛盾しません。
と言うわけで、今回の推理小説、わりと成立しそうではないでしょうか?怖い話ですが。
エンタメ的陰謀論としての謎解き
せっかくなので、とことんエンタメ的陰謀論として、謎を追及してみます。キーアイテムは、”お注射”です。お注射の最初の2本が世界的なブームになっていた頃、一時期よく見かけたのが、”直立のまま突然バタンと倒れる動画”でした。中国語系の動画が多かったように記憶しています。例えば、動画配信者の女性が調理中に電気コンロを付けた後に、バタンと倒れる姿等があったのですが、特徴的な倒れ方にもかかわらず、同じような倒れ方の動画をいくつもありました。バタンと倒れた後に手足が本人の意思と思えないような変な動きでバタバタするようなシーンもあったのですが、こちらも特徴的な動きにも関わらず、同じような動画をいくつも見かけたのです。
動画が本物なのかどうか?ということは、調べようもなく、わかりません。ただ、陰謀論的な見解では、電磁波により、お注射により体内に入れられたスイッチがオンされたことで、起こった現象ではないか?ということでした。動画自体が本物かどうかわかりませんので、この考察についても正しいものかどうかはわかりません。私の中では、ことの真偽がよくわからないため、ジャッジすることなく、「こういう動画があったな」と把握するにとどめていました。
なぜ、今になってこの話を出したのか?といえば、現在の感染爆発の状況を伝える報道の中で、突然失神する人についての記述もあったからです。
あれ?オンした??
かどうかはわかりませんが、新しいウイルスを拡散するよりも、オンする方が手っ取り早いというメリットはあるかもしれません。それに・・・オンする最大のメリットは、”お注射をした人”というターゲットのみに効果を発揮できる点もあげられます。つまり、”お注射していない人”、例えば、お注射の成分を知っていて打たなかった人たち等は、”オン”された状態でも悪影響を受けることはありません。
もちろん、今回の推理小説に”オン”の要素をインしたとしても、そのことでバイオテロ的な感染拡大はしなかったということにはなりません。違う手法を用いながらも、同時多発で攻めていくところが、正解に辿りつきにくさせるポイントなのです!って、推理小説を書いたことはありませんが。