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コンテンツマーケティングを受け手として体験した話

当然といえば当然な、小さいことだけど、今月気づいたことを一応残しておく。
端的に言うと、コンテンツマーケティングの話。


最近、というか本当にここ1ヶ月くらいの話だが、趣味関連にてYouTube動画を良く見るようになった。
昔から動画とか映画とか、1つの動画をじっと見ていられないタイプで(積極的にダブルスクリーンしちゃう、、なので映画館もしばらく行ってない)世の中あれだけYouTubeがもてはやされ続けても、仕事上必要な時にピンポイントで見るくらいだった。

でもこの夏、ちょっとしたきっかけがあり情報収集源として面白いなと思うようになって、いくつかチャンネル登録をして定期的に見るように。

いざ見始めてみたら、動画のほとんどは10分とか20分とかしかないし、倍速再生機能もあるし、他SNSとかで流行っているようなショート動画とかも思った以上にたくさんあって。私みたいな飽きの早い人にも対応しているのか、なんだかすごいなあと思っているところ。。


「ちょっとしたきっかけ」から身近になるまで

私自身はこれらを「情報収集」としておもしろく見ているのだけど、発信者は多分マーケティング活動としてやっているはずのものもあり。
それを見続けたことに関する気づきが、個人的にはすごくおもしろかった。

その動画を見ようと思ったきっかけは、情報収集したいノウハウが入ってそうだったから。
それをひとつ見終えた後、チャンネルトップから動画を探してみたら、ノウハウが載ってそうな、知りたいなと思える情報がありそうな動画がいくつか載っている。

定期的に情報収集できそう(知りたいノウハウがある動画が定期的にあがりそう)、と思うと、期待を込めてチャンネル登録して時々見るようになる。
(とはいえ、ぶっちゃけ更新された動画全部は見ない。全部見せつけられるSNSのフィードと違って、見ない選択が取れるのも楽だし興味深いなあとも思っている)

その動画の中では、そこの企業の社員の方が出ていて、そこの商品が織り混ざって出てくる。
でも私にとっては情報・ノウハウ収集がメインなので、そこまで気にならない。その観点で興味深かったり、おもしろかったりすることで、商品紹介がいくらあろうと(聞き流しながら)見るようになる。

ただ、見続けることで、登場人物を覚え、そのキャラクターを覚え、好みだなと思えたり、親近感が湧いたりするようになる。
(これはまるで、フィクションのドラマを見ている時みたいだなと、ドラマをほとんど見ない私は思った。私の場合、情報収集のためにたまたま、そのチャンネルの動画をいくつか見ているだけだったので、登場人物の名前を覚えたのもかなり遅かった)

結果として、ノウハウなどを得るメリットの合間で、最終的にはいち消費者としてブランド側から利用提案を受けているようなものだと思った。

さらには、動画でその存在を知った商品を買おうかなと思い立ち、実際に買ったこともあった。(こうやって動画を見まくらなかったら知らなかったし、もちろん買わなかったはず)
購入検討している際には、その商品を知った動画、すなわち既に情報収集目的で1度見た動画を「商品購入検討のために」何回か繰り返して見たりした。それだけでなく、使っている動画や商品紹介している動画を探して、大きさのイメージ、利用イメージを膨らませた。


「Give」のメリットからブランドが身近になっていく

上記紹介した私のコンテンツ消費の仕方は、偏った例かもしれないし、他の人の事例とは全く違うかもしれない。

ただ、目先に「Give」してもらっているメリットから他の情報に触れ、Giveが続くことで、結果的にその企業と人と商品とブランド身近になっていくさまを体験したし、これこそがコンテンツマーケティングだなと腹落ちした。この発見は、文字にしてみたら、当たり前の話でしかないのだけど、自分の仕事に活きそうだなと思ったので言語化してみた。

ちなみに今のところ、バッグの中身系、パッキングの中身系、クローゼットやドレッサーの紹介系の動画がとても面白くて良く見ている。それこそ、タレントさんのものから、あまり知らない一般人の方までこだわらずに見まくっている、、
極端な表現をすると、このあたりにはその人の生き様や哲学が表れていると感じるので、私自身への向き合いも含めてしばらくは漁るように見ているだろう。おすすめの動画があればぜひ教わりたい。


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※あんまり意識してなかったけど、先月もコンテンツマーケティングの話を書いていた。こちらは発信者目線。

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