良い就職のコツ ~働く「覚悟」が大事?~
~就活うまくいく人 未経験若手VER~
「うまく就活したい」
「納得のいく就職したい」
「良い就職をしたい」
と思って、皆さん就職活動をスタートするかと思います。
ところで
うまい就活 納得のいく就職 良い就職ってなんでしょうか??
逆にうまくいかない就職って何なのか???
私が考えるに、
うまい就活 納得のいく就職 良い就職とは、
・内定を取ること
・就職した会社で活躍すること
ではないかと思います。
・内定を取ること とは
そもそも内定取れないと入社のスタートラインに立てないですし、
企業を選択もできないです。
ですから、皆さん面接対策をしてレベルアップをするのです。
・就職した会社で活躍すること とは
活躍できないと周りから信頼されず居心地の悪い空間になります。
居心地の悪い空間になると長く働けなくなる可能性も高まります。
(もちろん活躍といってもいきなり何十億の売り上げを上げる。という難しい話ではなく新入社員なら新入社員なりの活躍をするということです)
そんな、
【うまい就活 納得のいく就職 良い就職】
・内定を取ること
・就職した会社で活躍すること
について考えていきましょう。
テーマは
就活うまくいく人はどんな人か?? です。
さらに言うと
内定もとれて入社した会社で活躍し必要とされる人。はどんな人なのか?
一緒に考えていきましょう。
※前提
内定もとれて入社した会社で活躍し必要とされる人 について補足します。長く働けるかどうかは従業員個人の問題だけでなく、
働く企業の環境が大きく影響します。
パワハラだらけのブラック企業であればほとんどの人はつぶれるでしょう。長く働けるかは企業側の問題は大いにあります。
しかし、今回は従業員個人にフォーカスします。厳しい意見ですが活躍できなかったり早期退職する要因は従業員個人側にある場合も多いのです。
自分が「この会社良くないな~」と思っても、同じ環境でも活躍する人はいます。
また、早期退職をくりかえす人は何度でもしますし、会社内で揉める人は部署や会社を変えても揉めます。
(もちろん全員が当てはまるわけではありません)
そもそも、うまくいく人は「良い会社」に入れます。
「良い会社」は「良い人」をとっているから「良い会社」なのです。
そこで今回は企業ではなく、個人、自分自身にフォーカスして、
【内定もとれて入社した会社で活躍し必要とされる人】を目指していきましょう。(もちろん企業選びは大事なので、それは別の機会に紹介します。)
では、
【内定もとれて入社した会社で活躍し必要とされる人】がもつ要素はどんなものがあるでしょうか?
良い就職(内定もとれて入社した会社で活躍し必要とされる)ができる人がもつ要素
スキル面 と マインド面
に分けます。
スキル面では
・良い経歴を持つ人
・面接パフォーマンスが高い人
です。
良い経歴とは
学歴が高い、正社員経験があり確固たる実績がある。スポーツでの顕著な成績がある。
等です。
え??
じゃあ、経歴が無い人はどうなるの??
と、身も蓋もない話ですね。
経歴は今から作ることもできますが、学歴など今から挽回が難しいものもあります。
テーマにもあるように今回は未経験方向けの記事ですので、
経験が少ない若い人(正社員経験が無い人、少ない人)向けに何が大事なのか、さらにフォーカスします。
もちろん「面接パフォーマンスが高い人」になることも大事です。
しかしこれだけだとただ「内定とれる人」です。
内定もとれて入社した会社で活躍し必要とされる人+未経験の若者
に最も大事な要素は
マインド面です。
マインドとは考え方や捉え方、気持ち など 内面の部分です。
ここがいちばん大事です。
就活だけでなく就職後も生きる内容なので
ぜひ自分に照らし合わせて考えてみてください。
マインド:3つのポイント
内定もとれて入社した会社で活躍し必要とされる人がもつ要素の
マインド3つのポイントは、
・働く覚悟
・与えるマインド
・選ばれるマインド
です。
ちょっと重そうな言葉が出てきましたね^^
それぞれ解説しますね。
働く覚悟
「覚悟」って何でしょうか??
面接した企業からのフィードバックで
「働く覚悟がちょっと感じられなかったね~。今回は見送りでお願いします。」のように、働く覚悟 とか 正社員になる覚悟 ってよく聞くんです。
しかし、
「いやいや戦争に行くわけじゃないんだから 死ぬ覚悟 みたいなものあるわけないじゃないか、ただ私は正社員になって安定して働きたいだけなんですよ」
と、こんな声が出てくるのも想像できます。
私自身も「覚悟」をもって働いているか、と言われると
「覚悟か~。そんな重い事考えているかな~?」と胸をはって覚悟持って働いている!と言えないのが素直な気持ちです。
ただ、私が面接官として採用面接をしているときには
「この人、働くってこと分かっているのかな??覚悟あるのかな?」と思うことはあるので、面接官が 働く覚悟 を確認したい気持ちはわかります。
私なりに、たくさんの若者を就職支援していく中で、
また多くの企業から「覚悟」と言っているのを詳しく聞いているので、
「働く覚悟」をもっている人の要素を深く考えてみました。
働く覚悟とは、
<変わること>
と
<捨てること>
じゃないかな、と。
特に正社員が初めての人は、
変わらなきゃいけないこと と 捨てなきゃいけないもの があります。
変わらなきゃいけないこと:
生活の時間。環境。友達以外の人間関係づくり。学習すること。・・・
と自分の生活も含め、変えざるを得ないことがたくさんあります。
捨てなきゃいけないもの:
プライベートの時間。趣味の時間。過去のプライドやこだわり。これまでの人間関係。・・・
もちろん全部すてろ!という話ではないですよ。
例えば、私の場合、学生時代は1日中ゲームをやっていて本当は仕事をしても続けたかったけど、仕事中にゲームはできないですよね??
プライドも自分の成長を邪魔するものであれば捨てるべきですし、
人間関係も捨てろ!というのは横暴ですが、働くと友達と遊ぶ時間は今までより作れなくなります。
未経験から始まる正社員はそう甘くはないです。
最初は 捨てなきゃいけないこともでてきます。
ライフワークバランスも大事ですが、
特に最初は覚えることも多く、スキルも高くないですし、それなりにプレッシャーも感じるので、時間的にも、精神的にもプライベートに使える割合はどうしても減るのです。
(仕事を覚え、スキルアップすることでプライベートに割く時間の使い方もうまくなります。)
嫌であれば、アルバイトしていてください。
という話です。
このように<変わること>と<捨てること>を想定しておく、ことが
働く覚悟につながる のだと考えます。
ここまで「働く覚悟」についてフォーカスしました。
ここからは2番目の「与えるマインド」を考えましょう。
与えるマインド
面接官からのフィードバックや、仕事の上司からの評価でも、
「仕事をするのにお客さん気分だね、お子様だね、学生気分だね、受け身だね」と良くない評価を受ける人がいます。
私もかつてそうでした。(厳密に言うとまだ残っているかもしれません。評価するのは他人なので私にはわかりませんが。)
年齢は関係ありません。
10代だろうが40代だろうが上記のように言われる人は言われます。
そしてこのような評価される人はなかなか面接も仕事も人間関係もうまくいきません。
良い就職 とは遠い状態になります。
では、
「お客様気分、お子様」と言われる人はどんな考え方・捉え方をしているのでしょうか??
それは「もらうマインド」です。
物事や社会や世の中に対して何かをして「もらう」ことが前提になっている考え方です。
私たちは赤ちゃん 子供時代 学生時代 を経て大人になっていきます。
もちろん最初は 「もらう」側です。
ミルクをもらえないと死にますし、教育やサービスをもらう(周囲から与えてもらう)ことで成長して、生きていきます。
これは普通ですよね。皆 最初は、もらって生きているのです。
しかし、大人になるということ、社会人になるということは
「与える」側に行くことです。
分かりやすい例だと、
子供を産めばご飯を食べさせてあげたりと「与える」側にいきますよね。
仕事もそうです。
世の中、社会、お客さん、周囲に「与える」行為で対価をもらえるのです。
しかし、
会社が自分に何かしてくれるだろう。
国が自分に何かしてくれるだろう。
上司がいろいろ教えてくれるだろう。
人事がちょうどよいところに配置してくれるだろう。
という受け身な「もらう」マインドだと社会人として、また大人として望ましい姿勢ではありません。
もちろん新入社員で入社したら教育や指導をうけたり、PCが支給されたり「もらう」要素はあります。
しかし「与える」マインドで仕事していくことが重要です。
「与える」マインドがある人は周囲から
「大人。主体性がある。恩返ししてあげたい」
と思ってもらえます。
そして不思議なことに「与える」ことで「もらう」ことも増えてくるのです。
人間には返報性(人の心理の中で、善意を尽くされたらお返しをしなければならないと思う心理の事)があります。
何かをしてもらえると、お返しをしたくなるもの。
与えることで逆にもらえることも増えてくるのです。
未経験で就活している方も今は「もらう」マインドかもしれません。
しかし、社会人になることは大人になることは「与える」側に行くことだという認識をしておきましょう。
ただ、こんな意見もあるんじゃないでしょうか?
「与える」ばかりだと、アンパンマンみたいに自分の身を削ってただ疲弊して消耗していくだけではないのか??
と思った方もいるかもしれません。
しかし、そうではないのです。
もらう から 与える にいくと、感じる喜びが変わるのです。
これを「喜びの成長」とでもいうべきでしょうか??
もらう喜びというのは、
人から何かをもらう喜び
料理をつくってもらう
褒めてもらう
マッサージしてもらう
プレゼントをもらう
塾に行かせてもらう
テレビをみて笑う
YOUTUBEを見て楽しむ
以上のようなものです。
与える喜びは、
何かをしてあげて喜んでもらえてうれしい
困っている人を助けてあげた
料理を作って食べた人が満足している
自分が作ったものが皆に評価されている
後輩を育てて成長する
等です。
これも喜びなのです。
もしかしたらアルバイトでお客さんに何かをして感謝されたことが嬉しかったり、部活でチームメンバーを助けることで満足感を感じたり、
と、「与える喜び」の経験をしている人もいるかもしれません。
仕事の楽しさというのは「与える喜び」なのです。
働くことで 感じる喜び も成長していきます。
しかし、能力が無いと与えることもできません。
だから正社員は最初が大変なのです。
力をつけてお客さんや周囲のメンバーに貢献出来て初めて
仕事が楽しかったり、やりがいを 感じます。
人によりますが、その喜びを感じられるまで少し時間がかかります。
新入社員の大変なところはその「与える喜び」を感じられるまで頑張って自分自身を鍛え上げレベルアップできるか?
というところです。
このように、社会人になることは
「もらう」マインド から 「与える」マインドに変わっていくことだ。と認識しておきましょう。
ここまで
「内定もとれて入社した会社で活躍し必要とされる人」が持っているマインドは
働く覚悟 与えるマインド と伝えました。
最後の 選ばれるマインド について考えていきましょう。
選ばれるマインド
ここでは就活にフォーカスします。
面接では「選ばれるマインド」が大事です。
就活する人は最終的に入社する企業を「選ぶ」のです。
そのためには企業に「選ばれる」必要があります。
就活で聞く情報として
「企業」と「人材」は対等である。と耳に入ってきます。
しかし、私は本当に対等なのか??と思っています。
もちろん対等であるべきだとはおもいます。しかし、実態は違うと感じています。
キレイごと抜きで言います。
経験の少ない若者は事実として 企業から内定もらえないと入社する 入社しない 選べません。
交渉できる武器(経験、実績、経歴、能力)がまだ少ないのです。
武器(経験、実績、経歴、能力)のある社会人は企業と給与交渉したり、ヘッドハンティングされたり、スカウトされたり、と選ぶことが増えます。
武器が強い人は平等というより、むしろ企業より上の高い立場で選ぶことができます。
これがリアルな状況です。
経験が少ない若い者は企業に「選ばれない」と「選べない」のです。
ですので、就活がうまくいく人 内定がとれる人は
まずは「選ばれること」に全力を注ぎます。
内定をたくさんとり、その中から選びます。
もし内定とった企業で懸念があれば、その時には既に内定をとれる実力があるので、内定を蹴ったとしてもさらに面接にチャレンジしていき、自分の行きたい企業を見つけていきます。
就活うまくいかない人は
面接を受ける前から「選ぶ」のです。
もちろん、いきなり国外で働け!等 自分にとって明らかな想定外の選択をする必要は無いです。
しかし未経験の若者で面接を受ける前から、職種や場所、業界、給与 等を選びすぎる人は上手くいきません。
そもそも面接に飛び込めないので、面接力もつきません。
企業と触れ合えないので、企業や社会を知ることもできません。
さらに「選ぶマインド」の人は面接でうまくいきません。
面接からその人の仕事のスタンス(選ぶマインド)が伝わるからです。
仮に、自分が望む会社に入社できたとしても、新入社員で仕事を任された時に「この仕事はやりたくない」と選べないですよね。
企業は「選ぶマインド」の人は敬遠します。
入社後「仕事選ばれたら、教育しづらいな~」
と思うわけです。
もしかしたら時代錯誤なことを言っているかもしれません。
しかし現代の世の中の実態を考えると
「選ぶマインド」ではなく「選ばれるマインド」で就活することは
良い就職のために大事なポイントとなります。
まとめ
・良い就職=内定もとれて入社した会社で活躍し必要とされる就職のこと
・良い就職できる人=良い経歴持つ人 面接パフォーマンスが高い人 だが、未経験の若者にはこれが厳しい
・良い就職のためにはマインド大事(働く覚悟 与えるマインド 選ばれるマインド)
・働く覚悟=変わること 捨てること
・与えるマインド=もらう(子供 学生)→与える(社会人 大人)へ 与える喜びをしること
・選ばれるマインド=選ばれて、から 選べる
以上です。
今回はマインド面の話が多かったな~。と感じてます。
手法 とか やり方 の方がすぐ着手できるので、わかりやすいです。
しかし、根本のマインドが変わったり、成長しなければ手法もやり方も
意味ないと感じております。
就職したことない人は今回の内容はイメージしづらいかもしれません。
結局人間は体験することで1番学びます。
しかし想像することや想定することはできます。
少しでも今回の学びが皆さんの良い就職に生きることを願います。
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